「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜




お気に入りの本やCDに限って、
友達から「貸して」と言われる。
だいじょーぶかなーと思いつつ
「いいよ」と答え、
様子を見守ること数週間。

友達はすっかり忘れている様子。
そこで言えない「返して」の一言。
彼女から言ってくれないかな、
もうちょっと待ってみよう、
と思っているうちに、
月日はどんどん過ぎ、
明日はとうとう卒業式。

当日、今日こそは!と学校に向かうも、
友人の笑顔を見た瞬間。。。
やっぱり言えないよわい私。
そんなふうにして失ったものは結構たくさん。

from あみあも。(福島県)

ソブエ「自分のお気に入りのものって
    ついおすすめちゃって貸しちゃうんだよねー。
    相手が好きかどうかはあまり考えずに……。
    MAYA MAXXは?」
MM 「MAYA MAXXは
    おすすめされちゃう方が多いかなあ……。
    なんかいろいろくれたり、
    貸してくれたりするなぁ……。
    でもちゃんと返すよ。
    ただ中味を見ていないで返しちゃったり
    するときもあるけどね……。
    その方がダメかもね。」
ソブエ「MAYA MAXXってほんとにそのへん
    きちんとしてるよね。
    ……『返して』っていえばさ、
    きっと戻ってくるに
    違いないんだけど、いいにくくってね〜。
    しかも、ほんとうにその人に貸したかどうかの
    自身すらなくなってきたりして……」
MM 「あみあも。ちゃんもまだ言えてないのかな?」
ソブエ「MAYA MAXXが貸して
    返ってきてないものってなぁに?」
MM 「いやぁ……ここでは言えないなぁ……。
    ソブエさんは?」
ソブエ「いやん。ここじゃ、言えないよぉ〜」
MM 「お互い言えないようなものは
    返ってこなくていいのかもね」

2002-06-30-SUN

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