「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





私は自分より「だいじ」と思う人が出来ると
「よわいの」になってしまいます。

相手の想いを汲む余り、
いつもは言いたい放題、やりたい放題、
自分勝手な自分はなりを潜め
ちょっと内気な「よわいの」に変身。

自分に自信がないからなのか、
わからないけれども
それは「つよいの」の発見に結びつく事も。
「よわいの」も認めて昇華できたらいいのかな。

from ノンちゃん(東京都)

ソブエ「ひゅ〜ひゅ〜! いいなぁ〜」
MM 「ソブエさん、それじゃオヤジだよ」
ソブエ「自分よりだいじだなんて……うっふん。
    そうだよねー、しょうがないよねー。
    我を忘れちゃうよね。
    そんなときってさ、
    つまんない失敗とかもしちゃうんだよね」
MM 「え〜、どんな?」
ソブエ「たとえばさ、学校のゲタ箱とかでだったらさ、
    そんなふうに想ってる人とかと、
    出会っちゃうとさ、
    まちがって隣の人のゲタ箱開けちゃってさ、
    違う人の靴を履いちゃったりしてさ、
    それすら気づかなかったりとかさ、
    ……とかとか、いろいろさぁ」
MM 「ノンちゃんはさ……
    自分でも言ってるようにさ……
    『よわいの』で
    『つよいの』な自分なんだろうね。
    ホントは『よわいの』なのに相手が大事だから
    『つよいの』になっちゃったりして……
    でもそれが恋じゃん。
    それでいいんじゃん」
ソブエ「でも、想いを汲みすぎると、
    あんまりいいことないよー。
    好きすぎるのって、
    ホントにいいことかしら?って
    思っちゃうこともあるよ〜」
MM 「いやいや……
    好きすぎるのを疑問に思わないようにしよ!
    いいんだよ。素敵なことなんだよ。
    あとは時間だよ。
    だんだん相手に自分を出せるようになるって。
    だって相手もノンちゃんのこと、
    大事なんだからさ」

2002-08-25-SUN

BACK
戻る