ソブエ「ひゅ〜ひゅ〜! いいなぁ〜」
MM 「ソブエさん、それじゃオヤジだよ」
ソブエ「自分よりだいじだなんて……うっふん。
そうだよねー、しょうがないよねー。
我を忘れちゃうよね。
そんなときってさ、
つまんない失敗とかもしちゃうんだよね」
MM 「え〜、どんな?」
ソブエ「たとえばさ、学校のゲタ箱とかでだったらさ、
そんなふうに想ってる人とかと、
出会っちゃうとさ、
まちがって隣の人のゲタ箱開けちゃってさ、
違う人の靴を履いちゃったりしてさ、
それすら気づかなかったりとかさ、
……とかとか、いろいろさぁ」
MM 「ノンちゃんはさ……
自分でも言ってるようにさ……
『よわいの』で
『つよいの』な自分なんだろうね。
ホントは『よわいの』なのに相手が大事だから
『つよいの』になっちゃったりして……
でもそれが恋じゃん。
それでいいんじゃん」
ソブエ「でも、想いを汲みすぎると、
あんまりいいことないよー。
好きすぎるのって、
ホントにいいことかしら?って
思っちゃうこともあるよ〜」
MM 「いやいや……
好きすぎるのを疑問に思わないようにしよ!
いいんだよ。素敵なことなんだよ。
あとは時間だよ。
だんだん相手に自分を出せるようになるって。
だって相手もノンちゃんのこと、
大事なんだからさ」
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