「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





バスに乗って、
間違った停留所のボタンを
押してしまったとき、
「誰か他に降りる人がいるといいなあ」
とドキドキしながら
バスがその停留所に止まるのを待ち、
誰も降りそうもないと、
仕方なく自分で降りてしまいます。

運転手さんに
「間違いました!」 と言うことも、
そのまま知らんぷりすることも
できないのです。

日頃の行動とギャップがあるせいか、
家族にそのことを話すと、
  「信じられない、
そんなに気弱なところがあるのか」
とびっくりされます。

from よ(東京都)

MM 「……間違っちゃうと、責任感じるよね。
    よ ちゃん」
ソブエ「こういうことってさ、不思議なことに
    友達と一緒だったりすると
    『間違いました』って
    平気で言えたりするんだよねー」
MM 「なぜか、そうだよねー。
    なんでもそうだよね。
    ひとりの時ってさ
    やっぱり よわいのが出やすいね。
    誰かと何か言えるってのは
    ホント助かるよね。
    停留所に着くまでドキドキだったろうね」
ソブエ「誰も降りそうもないとわかるまでの時間は、
    きっと長かっただろうね。
    ……よ〜し、ここで、なぞなぞです。
    さみしいトリって、どんなトリ?」
MM 「ヒトリ!」
ソブエ「あったりー! 知ってたの?」
MM 「簡単だよー」

2002-09-25-WED

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