「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





電車で運良く座れたとき、
座るときに
スカートが曲がってしまっていないか
いつも気になってしまいます。

でも、
モゾモゾ動くと
左隣りの人を起こしてしまいそうで、
手を動かすと
右隣の人の新聞にあたってしまいそうで、
座った最初の姿勢から、
動けないのです。
たまに「モゾモゾしない程度」に動いて
体勢を立て直そうとするのですが、
その時に隣りで寝ている人が動くと、
その時点で動けなくなります。
そしてさらに微妙な体勢で
目的地まで行くことに……。

from 万葉

ソブエ「……そして、目的地につくと
    スカートに微妙な角度の折り目が??」
MM 「そうかぁ…。スカートってのも大変だね。
    MAYA MAXXは全然
    はかないからわからないけどさ…」
ソブエ「あのさ、満員電車で立ってるときも
    微妙な体勢のまま
    動けないときってあるよね。
    足だけがそのまま取り残されて、
    体が違う方向に押されたりして……」
MM 「なんか急に足が伸びたような感じだね…」
ソブエ「昔、電車ですごい混みようだったときにさ、
    ためしに足を地面から離してみたの!」
MM 「うんうん」
ソブエ「そしたら…宙に浮いたよ!!
    驚いちゃったね」
MM 「すごいね〜。
    よくよく考えると満員電車って
    不思議な場所だよね。
    ぜんぜん知らない人と
    あんなにくっつく場所って
    他にないよね」
ソブエ「ないねー」
MM 「見ず知らずのオジサンの汗が
    じんわり伝わってきたりね…」
ソブエ「知らない人の髪の毛が、
    息をするたびに鼻の穴に
    入ってくることもあるしね…」

2002-12-12-THU

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