「世界よわいの会議」
~よわいの よわいの よわくていいの~





冬、肌がパリパリに乾燥してしまって、
かるくヒビが入ったような状態を発見すると
誰も見ていないか十分に確認した上で
ぺろっとつばをつけてしまいます。

すぐ蒸発して
結果は同じなのに…。

ひびわれたくちびるも
「なめると、よけい乾くよ!」って
言われているにもかかわらず
ついなめていしまいます。

from りんご(カリフォルニア)

ソブエ「ぷぷぷ。
    ひびわれた唇は、なめちゃうよね~」
MM 「なめちゃうねぇ…。
    なんたって唇はなめやすいからねぇ」
ソブエ「…思い出したんだけど、昔、学校で友達に
    『おまえ、くちびるが紅いぞ』って言われてね、
    いやん女みたい?ってはずかしくなって、
    授業中ずっと唇、噛んでたりしたの」
MM 「なんで?」
ソブエ「血が通らないようにすれば白くなると思って…。
    そしたら…」
MM 「…よけいにまっ赤になった?」
ソブエ「…ひ~! そのとおり~!
    授業が終わったとたんに
    クラス全員から口紅ぬったの?
    とかいろいろ聞かれちゃって…」
MM 「ぶぶぶ…ソブエさんが口紅????
    想像しただけで…ぶぶぶぶ…」
ソブエ「トイレに走って、鏡見て驚いちゃったよ。
    ものすごいまっ赤!
    『しぇー、ホントだ、赤いぞ。なぜだろう?』
     って。
    …トイレから出られなくなったね」
MM 「そりゃ、なるよね」
ソブエ「…おバカだったから、ワケもわからず
    次の授業でも、白くなりますようにって
    くちびる噛んでた…」
MM 「事態はもっと悪くなったんじゃない?」
ソブエ「そうなのよ~。
    親しい友達から
    『噛まないほうがいいよ』って
    教えてもらうまで気がつかなかったんだ。
    唇は、パンパンに腫れちゃうし。
    やれやれ…」
MM 「やれやれ…」


2003-01-22-WED

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