「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





ソブエ「きゃー!!!
    MAYA MAXX、大変大変!
    『世界よわいの会議』を掲載しはじめてから
    もう、1年がすぎちゃったよ!」
MM 「マジ? もう一年?」
ソブエ「いよいよ、あしたが1周年めだよ!」
MM 「そうだね、1周年記念か! すごいね!
    何がすごいって
    ソブエさんが
    1年連載をやったってことだよ!
    ホントすごいよ!」
ソブエ「やっほー! ぼくにもできたんだ!
    …というかさ、
    MAYA MAXXも一緒にやってるんじゃん!」
MM 「↑シンちゃんもね」
ソブエ「1年といっても、シンちゃんにとっては、
    やっと、お昼過ぎたくらいだけどね」
MM 「…うん。
    シンちゃんの1日が終わるのは、
    たぶん、あと1年はかかると思う。
    …いいかなぁ」
ソブエ「あと1年か…。できるかなぁ?
    ちょっと長いんじゃない? 
    それとも、メールが届くかぎり
    続けちゃおうか?
    …あのさ、記念にさ何かしようか!?」
MM 「そうしようそうしよう」
ソブエ「…でも、1周年たったからってさ〜、
    何が、おめでたいんだろうね?」
MM 「何って、さっきも言ったけど
    ソブエさんが
    1年連載を続けたことじゃない?
    そして、最初の不安に反して
    こんなに長く続いたってことが、
    おめでたいんじゃないの?」
ソブエ「…え〜、そっか〜。
    最初、毎日アップは絶対ムリだから、
    月に1回とか、せめて週1じゃなきゃ
    できないって弱音いってたんだった。
    …じゃぁさ、
    あしたよりも、あさってのほうが
    あさってより、しあさってのほうが
    おめでたそうだね」
MM 「そうだよ。
    ずっとずっとおめでたさが続く
    おめでたいことなんだよ」
ソブエ「う〜〜〜〜〜ん、
    …なるほどねぇ」
MM 「ソブエさん、記念、どうする?」
ソブエ「…どうしよう?
    これからじゃ、きっとまにあわないね」
MM 「…そういえば、ソブエさんさ、
    …今年の年賀状、出せなかった?」
ソブエ「…まだ住所の整理中だけど?」
MM 「…。
    そんなソブエさんが一年連載した。
    やっぱすごいことだよ。ホントに!!」
ソブエ「いやん、ほめられてる? てへへ。
    で、MAYA MAXX、記念どうする?」
MM 「…ゆっくり考えようか?」
ソブエ「…そうだね」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


自分の写ってるビデオによわいです。

写真もあまり好きじゃないけど
動いてる姿なんて見たら
恥ずかしくって身もだえします。
3年前に友達が撮ってくれた
自分の結婚パーティのビデオ、
いまだに怖くて見れません。

from じぎ

ソブエ「じきさん、
     ぼくも自分の写真やビデオに
    慣れるのにずいぶん時間がかかったよ」
MM 「そうだよね、
    MAYA MAXXも自分の出てるテレビを
    最初は恥ずかしくて見れなかったよ。
    今もやっぱり恥ずかしいな」
ソブエ「はじめて自分の声を
    カセットテープで聴いたときは、
    『げっ!? 誰? この変な声?』
    ってさ、まったくイメージと違うんで
    絶望の縁にいたね」
MM 「自分だけがみんなと違う
    『自分の声』聞いてるんだもんね」
ソブエ「…自分では、もっと普通の声だと
    思ってたからね〜」
MM 「そう思うとさぁ、
    人がその人の耳だけに聞こえてる
    『その人の声』って聞いてみたくなるね。
    たとえばソブエさんの言う
    『普通の声』をさ」
ソブエ「初めての自分が映ってる映像を見たときは、
    もっとショックだったしね〜」
MM 「MAYA MAXXもソブエさんもさぁ、
    今の子達と違って、小さい時に
    あんまりビデオがなかったじゃん。
    だから、見るのも写るのも下手だよね。
    今の子達はその点、生まれた時から
    ビデオがあってさ、ことあるごとに
    写ったり見たりしてるから上手だよね。
    慣れてるよね」
ソブエ「そうだよね。
    自分の映ってるビデオ見ると
    へにゃへにゃしてて、動きも変だし…
    …よく、みんな自分のことを
    気持ち悪く思わなかったなぁ〜って、
    …半分、感謝だよ」
MM 「う〜ん…。
    気持ち悪くはないけど、
    確かにへにゃへにゃはしてるよね」
ソブエ「でもさ、自分でいることって
    『慣れ』なのかも?って思えてきてさ。
    …それからは、
    ぜんぜん自分に平気になったね」
MM 「録音や映像って、そういう意味では
    すごく自分を客観的に見ることのできる
    道具だよね。
    自分が自分をどう思っていようが
    自分は人にこう見えてるんだってのは、
    かなり揺るがしようがないことだもんね」
ソブエ「ホントにね。
    …あとさ、
    自分がかかわったものを
    後から見たり読んだりするのって
    デザインも含めて、
    実はちょっと勇気がいるね」
MM 「そうだね、もう起こったことって
    消しようがなかったりするもんね。
    MAYA MAXXは、
    結構いろいろ忘れてたりして
    はぁ…こんなこと考えてたんだぁとか
    他人事のように思ったりすること多いな」
ソブエ「忘れることも大事だよね。
    …当時の自分が、
    鏡みたいに映ってたら、
    どうしよう?っていうような、
    怖さがあるよね。
    …なじむまでにけっこう時間がかかるね。
    …慣れちゃえば、
    逆に『うっとり』しちゃうけど。
    そんなことってない? MAYA MAXX」
MM 「うっとりは、ないなぁ…」


2003-03-31-MON

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