ソブエ「なんでやろーね?
…ぷぷぷぷぷ。
きっと胸のドキドキが
呼吸のハアハアになって
ハアハアな呼吸と
おしゃべりする声とが
うまく同時にできないから
…裏返っちゃうとか???」
MM 「意識しちゃうと、
変なことになっちゃうってことだよね。
とくに息関係は、
普段あまりに自然にやってることだから
意識しちゃうと…ガタガタしちゃうよね」
ソブエ「しゃべることと
息をすることを一緒にするのってさ
…考えたら、むつかしそうだものね」
MM 「そうだよね。
息をすることと喉で音を出すこと…
それを同時にやってんだもんね。
意識しちゃったら、
複雑でガタガタだよね」
ソブエ「ふだんなにげなく、
考えなくしてることってさ
いざ、考えだしちゃうと
うまくいかなくなるよね」
MM 「でもさ、なんかしてることのうちで
なにげなくしてることのほうが、
大半だよね。
…考えてることって、
そうなってみると…少ないね」
ソブエ「寝るのも、息をするのも
考えてするものじゃないしね〜」
MM 「ないね〜。
考えなんていらないね〜」
ソブエ「たとえば、まばたきすることだって
『眼が乾かないように、
まばたきするように』
…なんていわれちゃったら
意識しすぎて、すごく不自然なことに
なっちゃいそうだね」
MM 「まばたきって、
眼が乾かないようにするんだって
意識しちゃったら
かえって、まばたき
できなくなっちゃうよね…」
ソブエ「…意識しなくても
心臓って動いてくれてて、
よかったよね。
考えて動かしてたら、
めんどくさいものね」
MM 「ホントだよ!!
意識なんてしなくても
ちゃんと、動いてることが
結局、一番頼りになるね」 |