MM+ソブエ
「わははははははは」
ソブエ「ふるめ~るさん、いいね。
やっぱり、押したくなるもんね!
ボタンなのに~~!
そのうえ、めだってるし!」
MM 「あのガラスがそそるんだよね。
そっと触ってみるとさ、
なんか頼りない薄い感じなんだよ。
今までに体験したことのない
ガラスの感じなんだよ。
押し破ってみたい!!って思うよ、
…ホント」
ソブエ「実は、知人がね、
エレベーターの非常ボタン、
押してみたくてたまらなくなって
幼児がいることを口実にさ
…いざとなったら幼児が押したってことに
すればいいやって思って
押してみたんだって!!」
MM 「なかなか知恵を絞ったね。
どうなったの?」
ソブエ「それがさ~、せっかく押したのに
なんにもならなくて。
…余計に不安になったらしいよ」
MM 「なんだ…ならなかったのか。
でも、ガラスを押し破った
数少ない人には間違いない」
ソブエ「いやいや、ガラスはなかったんだけどね。
…でも、世の中には、機能しない
非常ボタンもあるんだね、MAYA MAXX」
MM 「機能しないんなら、
押してみたくは、なくなるよ。
…不思議だな」
ソブエ「だけど、機能してるかどうかって
確認しづらいよね」
MM 「そうだね。
押してみて初めてわかることだよね
ただ、大きな賭だよね」
ソブエ「確認してみたくなっちゃうね」
MM 「思い切って、
ソブエさん家のマンションの…。
押してみよっか?
機能してるか確かめるってことで…」
ソブエ「え~っ!
どうかな? どうかな? どうかな?
でも、ちょっと…」 |