「世界よわいの会議」
~よわいの よわいの よわくていいの~





私の後ろで笑っている男の子たち。

背中に何かついてるんじゃないかと
妙に背中が気になります。
だいたい昨日のテレビの話か
『ジャンプ』を読んでるんですが…。

from peko

MM 「pekoちゃん、かわいいね。
    このメールだけでは、
    さだかじゃないけど
    30歳すぎてないことは、確かだね」
ソブエ「きっとそうだね。
    pekoさん、背中がきになるね。
    …ぁあ!!
    pekoさんのおひろめで、
    思い出したことがある!
    聞いて聞いて! MAYA MAXX!」
MM 「…なに?
    …だんだん慣れてきて。
    …こういう時のソブエさんの話、
    …聞いた方がいいのか…。
    …聞かない方がいいのか……」
ソブエ「あのね、あのね、小学生の時さ、
    明るい学校生活をすごすにあたって
    友達といっしょに
    『意味なくても笑う』ってのを
    流行らせたことがあったんだ~」
MM 「…やっぱり。
    …そんなことだろうと思った。
    …それにしてても、
    …よくわかんない遊びだね~」
ソブエ「笑顔いっぱいで楽しそうでしょ? 
    でね、なかよくしたい人の前に立って
    友達といっしょに
    意味はないけどニコニコしてたんだ~。
    そしたら
    『どうして笑ってるの?わたし、変?』
    ってさ、聞かれちゃってさ…」
MM 「…そりゃまあ、…聞くよなあ」
ソブエ「そこでぼくは、
    さらににこやかに答えたね。
    『ちがうよぉ~、
     ぜんぜん意味なしで笑ってるの!』
    って!
    ・・・ウケると思ったんだけど、
    ぜんぜん信じてもらえなくって…。
    なんだか
    気まず~くなっちゃったんだよ~」
MM 「…そりやまあ…
    信じないだろうなあ…」
ソブエ「それからというもの、その子、
    目もあわせてくれなくなっちゃって…」
MM 「…そりゃそうだよ。
    …その子にしてみたら
    …馬鹿にされたと思うんじゃない?」
ソブエ「が~ん、そっかぁ…。
    それっきり、その遊びはやめたんだけど
    なんだか心、痛むなぁ……。
    はぁ……」
MM 「…そりゃ、遊びになってないもん。
    …遊びって、
    両者の意味の合意が必要だもん」
ソブエ「・・・そうだったのかぁ。
    もっと早くにMAYA MAXXと
    知り合ってたらよかったなぁ。
    ・・・説明できない笑いは、
    ・・・わざわいの元だね、MAYA MAXX。
    ・・・そんなつもりでなくても…。
    ・・・気をつけなくっちゃ」
MM 「…う~ん、
    ぜんぜんpekoちゃんには
    参考にならないオチじゃん…」
ソブエ「・・・ぁ、ほんとだった!」


2003-04-17-THU

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