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ソブエ「だよね〜、名前。
前におひろめしたフルヤさんや
恋人を名前で呼べない人や…。
名前にまつわるよわさって多いね」
ＭＭ 「名前ってその人の固有のものだからね。
それに名前ってのはやっぱ特別な言葉で
単に言葉以上の意味合いを持つからね。
つまり名前って、命を持つものだからね」
ソブエ「だったら、正しいつもりで
まちがった名前で呼んじゃうと、
命取りだね。
…緊張しちゃうよね」
ＭＭ 「名前を間違えられると、
なんか自分を否定されたような
気さえしちゃうもんだよね。
名前って案外ナイーブになる代物だよね」
ソブエ「そっかぁ…。
でも、自分の名前を
忘れることってあるじゃん。
あれって、なんだろうね、MAYA MAXX」
ＭＭ 「いや…、それは…、ないなあ…。
ゴメン…」
ソブエ「…た、たまにだけどね！」
ＭＭ 「MAYA MAXXは、よく『X』をひとつ
忘れられることが多いね。
でもさ、それってよく考えてみたら
『佐藤 恵子』だったら『佐藤 恵』で
終わってるのと同じじやん。
やっぱ、正確に『X』は
二つにしてほしいよね」
ソブエ「まちがうんだったら、
足りないよりは、多いほうがいいよね。
『MAYA MAXXX』って。
…どう？」
ＭＭ 「…う〜ん、そういう問題かなぁ…？」
ソブエ「名前があるのって、嬉しいよね。
…あのさ、名前がなかったら
すごく落ち着かないだろうね。
世界中の人から名前がなくなると
どうなるんだろうね？」
ＭＭ 「不便だね…。
それに名前がないと
人間って今みたいじゃないかも
しれないと思うなあ…
なんとなく…」
ソブエ「人間以外の動物の世界では、
名前ってあるのかな？」
ＭＭ 「イルカとかありそうだと思わない?
ゴリラとかもありそうだなぁ…」
ソブエ「イルカやゴリラは、ありそうだね。
言葉の名前じゃないかもしれないけど。
…魚や昆虫の世界ではどうかな？」
ＭＭ 「う〜ん…ないかもね…」
ソブエ「でも、愛で結ばれる生き物には、
きっとあるね！」
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