ソブエ「…(うっとり)」
MM 「こわい夢かぁ…」
ソブエ「いいね〜、じゅんころさん」
MM 「いいねー。
夢の中のこわさって、
ホントにこわいからね。
だって、ありえないことまで
起こるんだもんね」
ソブエ「こわい夢から解放されたときは
ほっとするね。
さぞ隣にねむっている人の寝顔に
安らいだんだろうね…」
MM 「そうなんだよね、
あれ不思議なもんでさぁ。
隣で寝てる人の寝顔を見てはじめて
自分が現実にもどって来れたって、
認識するよね。
ああよかったって、ホッとするよね。
それがどんな寝顔でもさ…」
ソブエ「寝顔が、おまぬけな顔であるほど
ホッとするかもね。
…夜中の静かな部屋で、ひとり
『わぁー……』って言っている
じゅんころさんの姿が、目に浮かぶよ…」
MM 「浮かぶね…。
でも…
その声で起きなかったらしい…妹さん、
…スゴイね…」
ソブエ「起きてほしい気持ちと、
起きてほしくない気持ちが、半々だね。
でも、妹さんが、幸せな夢を見てたら
ちょっとだけ、くやしいかもね。
…あれ? お姉さんかな?」
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