ソブエ「うんうん。
これは、疲れるね、なるこさん」
MM 「そうだよね。
だいたいこういう時って、
いい気分になりたくて聞いてるんだもんね」
ソブエ「そうだね、気を使っちゃうよね。
市場価格がわかんないのを
聞かれると、さらに疲れちゃうよ~」
MM 「疲れちゃうよね…。
だいたいものの値段なんか
あんまり興味ないしね…。
全然得意じゃない分野だと、お手上げだよね」
ソブエ「だねぇ。
価値って、人それぞれに違うよね。
誰かにとっては、とても安くても
自分には高く感じるものもあるし、
その逆もあるし…」
MM 「そうそう、相対的なもんだよね。
その値段でも買いたい人は買いたいし、
どんな値段でも買わない人は買わないしね」
ソブエ「『わかんな~い』で終わらせられれば
楽ちんだね」
MM 「まあ、それもちょっと悔しい気もするね」
ソブエ「そうだね。
関係ないかもしれないけど、
自分の仕事で請求書を切るときも
…ずいぶん疲れるよ」
MM 「ギャラをいくらにしたらいいかってことでしょ?」
ソブエ「そうそう。MAYA MAXXは、
絵の値段決めるときどうしてる?」
MM 「難しいことだよね…。
どんな値段つけても高いような気もするし、
どんな値段つけても安いような気もするし。
描いてる人自身が決めることじゃないのかもね」
ソブエ「…そうなのかもね」
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