MM 「あきこちゃん、
実はMAYA MAXXは双子座さ。
ライバルの子と同じさ‥‥」
ソブエ「いけないとは、思いながらも
相手が自分より
不利になるかもしれないことを
ついつい望んじゃってる自分がいる。
決してほめられることじゃないけど
‥‥実は、生存するための本能かもね」
MM 「そうだね‥‥、
未来の事を知りたいってのだって、
‥‥本能だろうね」
ソブエ「でも、占いってところが
ちょっと笑えちゃうね、あきこさん」
MM 「毎朝のカウントダウン
ってとこが可愛いよね」
ソブエ「‥‥どきどきするけど、
ちょっと言ってみようかな?」
MM 「何を?」
ソブエ「じゃ、ためしに言ってみてみるね♪
『世界中で一番、
自分が幸せでありますように!』
‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥
うわ~。
‥‥ ‥‥ なんだかすんごく
‥‥ 後味わるい ‥‥ね」
MM 「後味わるいね。
‥‥なんか聞いただけでイヤな言葉だね」
ソブエ「ほんとだね。
‥‥『世界中でほどほどに~』とか
『世界中の人が~』に
しとけばよかったよぉ~」
MM 「違うよ。
『幸せ』ってとこが悪いんだよ。
自分が『幸せ』ってとこが
違うんじゃないかなぁ‥‥。
自分の出来ることを精一杯やって、
身近な人の事を大切にする。
そしたら、だいたい『幸せ』じゃん」
ソブエ「だよね~。
でもさ、身近な人のなかでもさ、
ライバルの人が、自分なんかよりも
すっごく『幸せ』なことに
なっちゃうのって
‥‥ちょっと、くやしくない?」
MM 「う~ん、でも、関係を切り離して
自分が幸せになりたいって思うことは、
後味わるい事なんじゃないかと思うよ」
ソブエ「そうだねぇ。
よく考えたら、
ライバルだって幸せなほうが
うれしいよね。
ふむぅ~。‥‥生きていくのって
複雑だよね~、MAYA MAXX」
MM 「複雑だねぇ。
でも生きるのは楽しいことだよ」
☆ ☆ ☆ おまけよわいの ☆ ☆ ☆
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