「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





体温に慣れない‥‥。

あの「あたたかな温度」が
どうにも慣れません。
なので、他人から触られたり
他人と触れていたりして、
相手の体温が伝わってくるのは、
どうにも苦手です。
自分の体温でも苦手です。
手を組んだり合わせたりして、
自分の体温をかんじてしまうので、
長い時間、じっとしてられなくなるのです。

from シンディ(大阪)

ソブエ「MAYA MAXX、
    体温に関するよわさがきたよ!」
MM 「体温かぁ‥‥またこりゃあ
    それぞれが独自の感覚な世界だねぇ。
    それに今までの経験が
    大きく左右しそうだよね‥‥」
ソブエ「そういえば、ぼくも他人の体温に
    すごく違和感を感じた時期があったよ」
MM 「どんな?」
ソブエ「中学校のときだけどさ。
    ‥‥前の人のぬくもりが残ったスリッパが
    はけなかったよ。
    MAYA MAXXは、どう?」
MM 「MAYA MAXXは、人の体温が好きな方だから
    はけなくはないけど‥‥。
    大事な事はさぁ、そういう時に
    人がはいた後のスリッパが
    ぬくいって感じること、
    ‥‥っていうか、ちゃんと感じているか
    どうかってことな気がする」
ソブエ「あ、スリッパのことは一時的なことで
    今では、そんなことないんだけどね。
    今とかだと…誰かと握手したときに、
    自分の体温の方が相手より高かったりすると
    なんだか気恥ずかしかったりして‥‥」
MM 「サイン会とかすると
    すごくたくさんの人と握手するじゃん。
    すっごく手が温かい人がいたり、
    すっごく手が冷たい人がいたり、
    すっごく汗ばんでる人がいたり、
    すっごくカサカサしてる人がいたり‥‥。
    いろんな人のいろんな手があってさ、
    みんな生きてるんだなぁって思うよ」
ソブエ「それぞれの体温があるよね〜。
    体温って生きてる証でもあるものね。
    人は常温動物なのに、なんか不思議だね。
    でも、なんとなくの‥‥この恥ずかしさ。
    生きてることって、
    恥ずかしいこと???って‥‥」
MM 「恥ずかしいことじゃないよ! ぜんぜん。
    素晴らしいことだよ!」
ソブエ「‥‥な はずだよね〜。
    誰でも赤ん坊の時期はさ、
    体温を必要以上に求めたりするよね。
    ‥‥あと、成人した後も人の体温が
    恋しかったりして? ‥‥いやん!」
MM 「基本的には人の体温が恋しくて、
    人を好きになったり
    人とくっつきたくなったり
    一緒に寝たくなっちゃったりするもんでしょ。
    まあ、体温だけの問題じゃないけどさ‥‥。
    すごく自然なことだと思うな」
ソブエ「‥‥それにしても、シンディさんは、
    自分の体温にも違和感を感じちゃうのね‥‥」
MM 「う〜ん…そうかぁ…。
    あんまり自分の体温の事を考えたことなかったなぁ。
    ってことは、なじんでるってことか」
ソブエ「自分の体温になじむことって、
    けっこう快感かもよ、シンディさん!」
MM 「そうだね…人の体温とちがって
    離れられないもんだしね」
ソブエ「ぼくは、自分の体温に落ちつくほうかな…」
MM 「MAYA MAXXは、熱が出で体温が高い時…
    熱くなった自分の体温にウットリしちゃうな」
ソブエ「熱って、微妙に高いときはつらいけどさ、
    そこそこの熱になると
    ふわふわと気持ちよくなったりするよね」


2003-09-11-THU

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