ソブエ「わはははは
時間って不思議だね、サトボウさん。
解答までの間があいちゃうと
自信がなくなってきて
よわ気になってゆくね」
MM 「そういう待ち時間は、なんか長く感じるしね」
ソブエ「仕事でもそうだけど
自分では自信のある出来上がりで
これ以外ありえないパーフェクトなはずなのに
‥‥『どうだ!すごい?』って見せたときの
相手の反応が遅いとさ、つい
『まぁ、他の案でもやってみようか?』って
いっちゃったりしてね」
MM 「そりゃ、あるね‥‥。
我々のような相手のある仕事には、宿命だよね」
ソブエ「最初のが一番いいに決まってたのに
つまんないプランもうひとつ出すことに
なっちゃったりね‥‥」
MM 「そうなんだよね‥‥。
でもMAYA MAXXは、ある時決めてさ、
絵は一枚しか出さないってね。
ホントは他にも
描いてあったりする時もあるんだけど
出すのは一枚。
自分に迷いがあると相手も迷うじゃん。
だからそうすることにしたのさ!」
ソブエ「だよね!
自主的に決まらないとき以外は、
これぞ!をひとつ出すに限るよ。
意味なくいくつも出すのって
『まだ、いいのが出来てません』って時だな。
でも、つまんないと思ってたものが、
『すてき』なんて言われちゃうと
そうかも‥‥って思えてきちゃったりもするけどね」
MM 「ソブエさんの仕事はそうかもね。
いろいろと間に入るってこと多そうだもんね」
ソブエ「‥‥いったん つまずいて
意見が分かれちゃうと、
どんどんわかんなくなっていくよ」
MM 「そうだよ‥‥決めちゃった方がいいのさ!」
ソブエ「‥‥うまくいかないときは、
いままでのことを、すっかり忘れるに限るね」
MM 「そんなMAYA MAXXに
『もう一枚描いてみない?』って言うのは
ソブエさんくらいのもんだよ。
でも、悔しいことに的確なこと言うよ‥‥いつも」
ソブエ「‥‥そして
思ってた以上の、びっくりするくらい
いいのが出来てきちゃうんだよね。
‥‥MAYA MAXX、さすがだよ」
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