お正月特別企画
2002年の逆抱負。
今年こそは、これだけはイヤよ!

年初めの決意!“逆抱負”。


みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします!!

さて、年初めと言えば、「今年の抱負」。
守れないとわかっていても、
ついつい宣言せずにはいられないっ。
まあ、伝統行事のようなものですな。
で、ご多分に漏れず、「ほぼ日」も、
darlingはじめ、「ほぼ日」でおなじみの著者のみなさまに
“2002年の抱負”を聞いてみることにしました。
しかーし、抱負は抱負でも、
ただの抱負じゃあ、つまらないっ。
「ほぼ日」の抱負は一味違います。
発表してもらうのは“抱負の反対”、
すなわち、“逆抱負”なるものです。
“逆抱負”とは、
「2002年は、これだけは、ぜったいしないぞ!
という、“しないこと”の決意です。
だって、“するべきこと”以上に、
“しないこと”のほうが案外多かったりしませんか??

それでは、さっそくdarlingはじめ、
「ほぼ日」でおなじみの著者のみなさまに、
2002年の“逆抱負”」を
発表してもらいましょう。

●鈴木慶一
「月光庵閑話」

恋愛だけは、真面目にしないぞ、と書きたいとこですが、
それはやめて、

「2002年は、恋愛だけは、
 真面目に、やらないで、
 生きていきたいと、思うような、
 気持ちで、
 終わっていけば、それでいい」

ってやっぱり書いてしまいました。私は裸ですから。


●つねさん
「新宿二丁目のほがらかな人々。」

「(これ以上の)体重増加」かなぁ。
そろそろ体もガタきだしてるんで、
もうちょっと体をいたわんなきゃね〜ってとこで。
美味いモンもっと喰いたいし。
(半永久的な)食事制限なんてやだもんね。

つね
(こうやって書くと、昔の女の人みたい)



●トギー
「ブーメランのある暮らし。」

あけまして、おめでとうございます。
and
毎度! トギーなのだ。

さてさて、今年の逆抱負ですが、
「太らない」
なのだ。
何てったって、トギーはブーメランを始めた頃、
100キロ近くあって、いわゆる肥満でした。
自分がテレビに出てる姿を見て、
「こりゃ、あかんわ」と思ったぐらいです。
だって、とてもスポーツしてる体には
見えなかったですもん。

このままだと、ブーメランの印象も悪いと思って、
減量を決意。
いざ初めてみると、いかに日頃が不摂生だったか
証明されるように、見る見るうちに体重は減。
5年前には、80キロを切ったのだ。
その後、1998年のアメリカ世界大会の時は、
75キロまで落ちて動きも軽やか。
ジャンプしたとき、体験したことがない、
滞空時間でしたよ。(笑)

ところが、その後、リバウンドを繰り返し、
2年前から体重がコントロールできず、
見る見るうちに、10キロ増。
本業の方が忙しくなると、
どうしても食べることでしか満たされず、
ガンガン食べちゃったのだ。
俗に、「ストレス性過食症」って言うらしいです。
ってことで、今は90キロもあります。
こりゃ、あきまへん。
このままだと、体がカルビになっちゃいます。(笑)
(手遅れかも?)

もはや、痩せることは難しくなってきたし、
野球のピッチャーとかは多少ウェイトがある方が、
有利と聞いたこともあるので、痩せる!
のではなく、太らないとします。
別に言い訳や保険ではありませんので、
あしからず。(笑)
「これ以上、太らない!」と書いた方が、
もっと逃げれるかな?(本音)

と言うことで、今年は世界大会もありますんで、
ぼちぼちがんばります。
今年も、ブーメラン共々、よろしくお願いします。



●鳥飼久裕
「ハブの棒つかい。」

意志が弱いのでピーナツを途中でやめることができない。
バターピーナツも煎りピーナツも茹でピーナツも同じ。
一度袋を開けたら最後までむさぼり食ってしまう。
落花生でも南京豆でも地豆でもお構いなし。
気がついたら最後の一粒まで口に放りこんだあと。
千葉産であろうが奄美産であろうが中国産であろうがOK!
柿ピーにいたっては、ピーナツだけを選んで頬張る。

そんなボクの今年の逆抱負。
ピーナツの一気食いはもうしません!
袋半分のところでやめてみせます!
うむむ、強靭な意志を試される一年になりそうじゃ。


●永田ソフト
「怪録!テレコマン。」

もう、いい歳したおとなであるのだから、
今年こそは引退記者会見を見て泣かないようにしたい。

元来涙腺はゆるめであるから、
『はじめてのおつかい』や『熱闘甲子園』を見て
ボロボロ泣いてしまうあたりは、
もはや性質として受け入れてしまうほかないと思う。
これはもう「酒が呑めない」、「眉が短い」といった
遺伝子レベルの話であって、
新年の誓いをたててどうこういう話ではないのだ。
だから、『30人31脚』や『となりのトトロ』あたりで
グショグショしてしまうことは甘んじる。
けど、スポーツ選手の引退記者会見で
オイオイ泣いてしまうのはちょっと具合が悪い。

なにせそれはたいていにおいて、
スポーツニュースとして伝えられる。
下手したら、夕方6時のニュースの
「コマーシャルのあとはスポーツです」といった
なんとも日常的な報道としてペロッと流される。

それで泣いちゃうのはどうかと思う。

これが映画とかドキュメント作品であれば、
泣かせるシチュエーションと巧みな演出などにより、
いわば「泣かせるオーラ」とでも呼ぶべきものが
場にあふれているから、
ああこりゃやられたわい、ということになっても
「そこに泣いている男がいる」こと自体は不自然ではない。

ところが引退記者会見で泣いてしまうとなると、
「夕方のニュースを見ていたら突然泣き出す男がいる」
ということになってしまう。
これはなんとも具合が悪い。
だってあなたの隣でいっしょにニュースを見ていた男が
突然泣き出したら気持ち悪いでしょう?

しかもそれが熱心に応援していた選手だったりした場合は、
涙ぐむというよりは
泣きじゃくるほうに近いから始末が悪い。
「ひぐ」とか「ぐぇ」とか、
妙な音が合間合間に出てしまうほどだから
事態は深刻である。
だってあなたの隣でニュースを見ていた男が
突然「ひぐ」とか「ぐぇ」とか
「ごほぁ」とか言い出したら
非常に気持ちが悪いでしょう?

だから今年はもうそういうことはやめましょう。
いいおとななんだから。
発するひと言ひと言の裏に、
その選手の絶頂期の姿を重ねてみたり
しないようにしましょう。
繰り返し放映される名場面のビデオを見て
当時自分がどこでそれを見て
どんなふうに熱狂したかとかを
思い出さないようにしましょう。
いいおとななんだから。

あ、それから、どこかの店で食事したあとに、
店に上着を忘れてきちゃう習性もなんとかしたい。

2002年、今年もよろしくお願いいたします。



●ノリスケ
「新宿二丁目のほがらかな人々。」

■じぶんの心にウソつくこと。

でも、そうすると、望まない事件も起きたりするかも。
事件を起こさず、ウソもつかず。うーん。難しい?

心がわからなかったら、体に訊くかな。


●ハシモト
「ブーメランのある暮らし。」

■脱三日坊主

2002年の「絶対しないぞ!」は、
「三日坊主」です。

・たばこをやめる
・筋トレを始める
・暴飲暴食をしない
・好き嫌いをやめる
・衝動買いをしない
・深夜番組を意味無く見ない
・仕事机を片付ける
・落ち着く
・カリカリしない
・タイガースを応援しない

などなど、毎年のように同じような抱負を
語っていましたが、いずれの場合も長続きせず、
元旦から始めたら三が日、
仕事始めの日からだと成人の日まで、
といった感じで、1月すら乗り越えられませんでした。

正式な三日坊主が「3日」なのかどうかは知りませんが、
目標を定めた場合は、せめて5日、いやいや、
1ヶ月は頑張ってみようかな、と。

ただ、「脱三日坊主」を決めたことによって、
目標を定めることが怖くてできなくなったり、
そもそも「脱三日坊主」という抱負が、
三日坊主にならないようにするには・・・・
と考え込んでしまったり・・・

かなり不安定な抱負ですが、
前向きに頑張ってみたいと思います。


●八谷和彦

「バタバタしない。」

絶対しない、かどうかは微妙ですが、
希望もこめてこういうふうにしておきます。


●枡野浩一

2002年。
子供の好きなアニメの悪口を、
子供に向かって真剣に言わない。


なんか、娘(4歳)が
「ハム太郎」とかを大好きなんですが、
私は大嫌いで……。
ついつい、
「マフラーしてるから『マフラーちゃん』?
 いつでも寝てるから『ねてるくん』?
 ネーミングに芸がなさすぎる!
 子供だと思って、ばかにすんな!!
 自己紹介するとき自分で『くん』付けすんな!!!」
とか、
「ハムスターはネズミの仲間だから寿命が短いんだよ。
 とっとこ死んじゃうハム太郎、
 食べたらマズいよハム太郎」
とか
子供相手に本気で話して、
「パパきらい……」
と、
いやがられています。

ハムスターだけに
ちっちゃな「逆抱負」ですが、
守れるかどうか今から心配。
子供の頃、
テレビを親に禁止されて育った私ですが、
そのトラウマが今、
こんな形で病となってあらわれてるのでしょうか。
だとしたら、
これはもう、
自分との闘いです。

神様、
いいパパになりますから、
『石川くん』(朝日出版社)が、
「ハム太郎」より売れますように。

枡野浩一


●まなべ(ペットワークス)

遅刻!って書きたいけど、絶対にしてしまうので
交通事故!とします。
2002年4月で車の免許を取ってから
ちょうど1年がたちます。
あたしもなかなか運転うまいじゃん? と
油断が出てくる時期らしいので、1tの鉄の塊を時速60kmで
動かし中ってのを常に忘れないように気をつけます。



●森川幸人

来年、ぜったいにやらないこと

同じ本を2冊(以上)買ってしまうこと
まくらを買うこと
(ここんとこ、毎年買っているから)
平行して3冊以上の本を読むこと
(記憶力が落ちてきて、
 おのおのの話がわかんなくなってきたから)
缶コーヒーを飲みのこしたままにすること
(よく倒すから)
通販で、健康器具を買うこと
(捨てるにもお金がかかる)



●マーシャ
 「ご近所のOLさんは、先端に腰掛けていた。」

まずは、当り前ですが
「黄身は食べない!」ですね。
千里の道も一歩から。
がんばります。



●末永徹
 「経済はミステリー。」

まずは、当り前ですが
「原稿を落とすこと」ですね。
で、忘年会シーズンの遅れを取り戻すために
年末年始、自宅にこもってキーボード叩いてますが
この「逆抱負」は、正月早々破られそうかも・・・
「守れない約束をすること」に変えとこうかな。



●カナ
 「カナ式ラテン生活。」

1. 「よっ、べっぴん!」
 と通りすがりに口笛吹かれても
 いいかげん舞い上がらない。

→ ラテン男の潜在的みのもんた性にも
そろそろ慣れるべきか、在スペイン3年目。
とはいえ、いつまでも真に受けていたくもあり。


2. 盲牌しない。

→ 三萬待ちなのに二萬をツモってピクつくようなら
そんな盲牌、せんがよか。よかとけど、ついつい。
生ならずともたいがいの兵法、ケガのもとなりね。


3. 自分の本を300冊も買わない。

→『カナ式ラテン生活』、自分と母とで300冊以上
買ってしまいました。それでも重版ならず、か。
新年早々で恐縮、風にお願いしてしまいますが
もしお年玉が余ったら買ってくださいまし。ヨヨ。
「スペインから絵はがきサービス」続行中です!

●鈴木すずきち
 「翻訳前のアメリカ。」

昨年1月早々のある夜、
クルマのサイドミラー同士が壊れるくらいの
軽い接触事故を起してしまいました。
相手のクルマのドライバーは、イラン系のおじいさん。
同乗していたおばあさんと一緒になって、
「おまえが悪い」とまくしたてます。
彼等が後方不注意のまま強引に車線に合流してきたのに、
イラン映画によく出てくる、頑固じいさんキャラ
そのままの頑迷さで、こちらの非を認めさせようとします。

慌てて警察(911番)に電話しました。
すると冷静なんだか投げやりなんだかよくわかんない
オペレーターのおばさんが応対します。

すずきち 「自動車事故を起してしまったのですが」
警察オペレーター 「怪我人はいますか?」
す 「いません」
オ 「どちらかのクルマのドライバーに、
   飲酒運転の人はいますか?」
す 「いません」
オ 「公共の建造物を事故で壊しましたか?」
す 「壊してません」
オ 「それでは、警察は関与しませんから、
   それぞれの保険会社に任せてください」
す 「えーっ、そうなんですかぁ?」

事故を起してしまったことより、
いきなり警察に見離されたことに慌てました。
色んな場面での行政の介入を小さくする
"小さな政府"って奴なんでしょうけれど、
交通事故まで保険会社任せって…政府小さすぎです。

電話の後、孤軍奮闘再びイラン系頑固老夫婦の相手です。
事故に関するこちらの非は当然認めませんでしたが、
「ほぉ、イランご出身ですか?
キアロスタミ監督の映画は本当に素晴らしいですよね」
と最後はおべんちゃらまで言って、その場を収めました。
従いまして2002年の逆抱負は、

「交通事故をおこさない。
 ついでに交通違反もしない」


2002-01-03-THU

●WOWOW小田真幹
「私をリングサイドに連れてって。」

今年も絶対に髪の毛を染めません。
生まれてこの方、
自慢の?黒髪を染めたことがありません。
昨今では会社の若手しかり、
結構いいかなぁ〜とは思いつつも
今年も髪の毛は染めません。


●カグチヒナコ
「カナだから、の手紙」

「ちょっと10分くらい遅れること」
をやめたい。


●邱永漢
「もしもしQさんQさんよ」

とめてくれるな、おっかさん  

沢木耕太郎さんの
「墜落記」(文春1月号)を読んでいたら、
ヘリコプターが墜ちそうになったとき、
次々と荷物をおとして
生命だけでも助かろうとしている場面にぶつかりました。
それでもヘリは墜ちましたが、
生命は辛うじて無事だったようです。

この数年、景況感は悪化する一方で、
このまま重荷を担いで逃げきろうとしても
無駄だと悟った私は、
身軽になるために、何を捨てようか、と必死になって、
捨てることに専念してきました。
仕事や財産は永年馴染んできたものだけに、
とても未練は残りますが、
そこを思い切ってかなぐり捨てるのです。

捨ててこそ浮ぶ瀬もあれ、と言いますが、
まだまだ捨て切れないで、
しがらみになっているものがたくさんあります。
自分の欲も含めて、
ことしも捨てることを続ける積りなので、
どうかとめないで下さい。
捨てるのをケチることだけはことしもやめない積りです。


●篠原勝之
「クマちゃんからの便り」

毎年、カレンダーの最後の日が近づくと、
来年への<抱負>やら<願い>やらがやたらと横行する。
野球、相撲などのスポーツ選手、歌唄いや、
経済界から政治の類いまで。
ガキの頃から年賀状すら出したことのないオレは、
人生の直線に入ってもそんな習慣が身につかなかった
横着者なのだ。
去年も今年も来年も、
ただ、淡々と激しく行けるトコまで
行ってみたいと思っているだけだ。
マ、<何をして何をしないか>は、
だんだん疲労も積み重なってきたオレの肉体が
その都度決めて行くのだろう。
だから、2002年も、逆抱負すらなく
ダラダラと始まるのだ。


●ナポ・こい
「ライフ・イズ・マジック」

東京駅の階段をかけ上がり、電車に飛び乗ろうとした。
その瞬間、
ふくらはぎを思いっきり蹴られたような痛みが走った。
初体験の「肉ばなれ」でありました。
涙が出るほどの痛みでした。
慌てて指圧の名先生にSOSコールし、
緊急処置をしてもらいました。
「3日で治してやるわい」
なんとか10日ほどで普通に歩けるようになり、
仕事も休まなくて済みました。
しかし、大ネタなどはしばらく出来ない状態になり、
しゃべりネタばかりのマジシャンになりました。
(前からそうじゃなかったっけ? )
さて、「今年2002年、私の逆抱負」

「2002年、
 私はかけ込み乗車はしない!」



●コバヤシヒロコ
「がんばれ自炊君。」イラスト

結婚。

以上。


●サエキけんぞう
「虚実1:99 総武線猿紀行」

・意味の無い徹夜
・午前2時以降のカップラーメン
・意味の無いウソ
・挙動不審で人に怪しまれること
・大幅な遅刻
・無駄なヘラヘラ
・無駄なメールチェック
・無駄なアップデート
・無駄なダウンロード
・無駄なヴァージョンアップ
・無駄なサポートセンターへの相談
・無駄なソフトの購入
・無駄なCD−Rを焼くこと
・ウィルス添付メールの開封
・ウィンドウズXPへの早期の移行
・歩かないこと
・残高不足のイオカード、パスネットの挿入
・ゴルフ
・麻雀
・タバコ
・借金
・麻薬
・覚醒剤
・性犯罪
・殺人
・放火
・墜落
・新興宗教
・テロ
・脅迫
・スパイ
・こうもり男
・詐欺
・寸借
・強姦
・重婚
・自殺
・呪い
・食い逃げ
・大食い競争
・ワイセツ物陳列
・寝坊
・人の目を見て話さないこと
・おならを人前ですること
・人前でイキナリ笑うこと
・人をみだりに疑うこと
・ため息をやたらつくこと
・人の想いを無駄にすること


●G(カバチーム)
「どこかでカバが。」

「どこかでバカが」にしないぞ!

今年も「どこかでカバが」をお届けします。
応援、よろしくお願いします。


●清水ミチコ
「清水ミチコの試供品無料進呈」

「2002年・私の逆抱負ベスト3」

3位 嫌いなシゴトもちゃんとやる
2位 タバコを吸う
1位 年末に「来年の抱負」を語る


●菅原章
「恋はハートで、仕事はマジで」

逆抱負としては、

1.働きすぎはもうやめたいと思います。
2.お人よしはやめる予定です。
3.寸分たりとも人に媚びることはやめます。

の3つでしょうか。

●ズーニー山田
「おとなの小論文教室。」


2002年、より多くの人と出会い、
人と人のいいネットワークを広げていきたい私。
だからこそ、2002年の逆抱負。

人脈づくりのために人に
会うことはしません。


変なこと、言ってるよなあ、我ながら。
でも、なんか、「人脈づくり」って、
「思い出づくり」みたいに
どーも、ひっかかる言葉なのです、私には。
なんていうか、「利用」というか、「手段」というか、
そういう作為がちらちらする言葉なんです。
この言葉が、相手と自分の真ん中にあると、
どうも、いい友だちにはなれないような。

だから、そんな言葉を意識のかなたに追いやって、
私は、「人」そのものに会いたい。

2002-01-02-WED

●darling

「やりたくないのに引き受けない」

わかっていたはずなのに、
おされたり、ひかれたりしているうちに、
断るほうが面倒だからという理由で、
つい引き受けてしまうことがあるのは、
いっちばんよくないと思いました。
それは結局、全力を尽くせないし、
たのしくもなくなってしまうので、
おたがいに不本意な結果を招いてしまうのであります。

んだから、
頼まれ事をしっかりお断りする勇気を持つ。
これだけはしっかり守るということで、
よいことがいっぱい増えると思っています。

つまり、世界の人々よ、
ぼくがきっぱり断ったことには、善意も悪意もなく、
「やりたくなかったんだ〜」と受けとめて、
納得してください。
そのほうが、あなたのためにもなるからさ。

以上、正月早々、darlingでしたー。



●26 two-six
 「へなちょこ雑貨店」
 
わたしども26 two-sixの
「今年、これだけは、絶対にしないぞ!」は、

「見切り発車」。

ふふ。
なにとぞ、よしなに。



●アイダトシカズ
「相田さん、だいじょぶか?」

サラ金から借金をしない。
能天気かつ怠け者な性格を言い訳に人に迷惑をかけない。

等、コレだけはしたくない事が沢山ありすぎて
迷ってしまうワタクシです。
あえて選ぶならば、年齢的に直面している問題
「厄年」がらみで1つ。

僕はあまり縁起を担がないほうなので、
厄年なるものに関してもまったく気にしていませんでした。
ところが前厄の一昨年、
3回も交通事故にあってしまいました。
しかもすべて他車から当てられたもらい事故。
これはヤバイと思いましたが、
厄年の災難なんざぁ、いつどっから降りかかってくるのか、
努力でどうなるものでもありません。
そこで昨年は交通安全祈願のお札を手に入れ、
その御利益で事故は避けられました。
ところが、1ヶ月に3度も
駐車禁止でレッカー移動されたのを始めとして、
やたらに反則切符を切られて罰金貧乏になりました。
今年は後厄ですが、いままでの経験をふまえ
平和な一年を過ごしたいと思います。
そのためにはやはり基本は神頼みですが、
単にお守りを1つ買ったぐらいで
すべての厄災を防ぐことは出来ません。
役違いのオフダ(安産とか合格祈願などイロイロ)を
5枚集めてストレートフラッシュにすれば
かなり効くでしょう。
出雲大社でそろえれば
ロイヤルストレートフラッシュになるのか?
強力なオフダを4枚そろえて
4カードにしたほうが良いのか?
じっくり考えて初詣に向かうつもりです。



●朝倉世界一
 「ほぼ日ブックス:石川くん
  イラストレーション」
  
鳴かず飛ばずはやめたい。



●アッキィ画伯
 ほぼ日アートディレクター
 
カラダに脂をつけない。
今思うことはこれくらいかなぁ。



●板倉 雄一郎
 「懲りないくん。」

このテーマを頂いて、いろいろ考えてみた。

近くに居る人に対して、手を抜いて付き合うこと。
せっかく頂いた仕事に対して、手を抜いて処理すること。
儲かる仕事だからと、やりたくない仕事を請けること。
暇つぶしのためだけにデートをすること。
「映画鑑賞」をしたいがため、手っ取り早く口説こうと
「君だけだよ」とか言ったりすること。
忙しいという理由をもって、
何かができないイクスキューズとすること。

と、いろいろ出てくるのだが、
それぞれは、

近くに居る人に対して、誠意を持って接すること。
頂いた仕事を、丁寧にやること。
やりたいと思う仕事だけやること。
デートは、興味のある相手とだけ、すること。
自分をディスクローズして、嘘はつかないこと。
忙しくても、やるべきことはやること。

と、単純に「抱負」に置き換えられてしまうの。
だから、何が一体、「抱負」に置き換えられない、
つまり逆もまた真にならないことなのだろうと、
考えてみる。

でも、結論は出ない。
なので、こう考えてみた。
同じ事象で、「抱負」も「逆抱負」にも変換できるが、
どちらかというと、「逆抱負」としての意思が強いこと。
そんなことはないものだろうかと。

そしたら、あった。
「社会に迎合すること」だ。

経済的に優雅な暮らしがしたいから、
人は、自分を曲げてでも、儲かる仕事をする。
そして、確かに経済的には潤う。

彼女が欲しいから、
男は、しかたなく、一人に絞ろうとする。
そして、それなりの彼女ができる。

彼にばれないように、彼女は嘘をつく、
そして、表面的には平和を装える。

言わない(書かない)方が、無難なことを、
人は、積極的に書かない。
そして、難無きを得られる。

いずれの場合も、直接的な目標達成にはなる。
しかし、自分をまげて、自分の考えをいえなくて、
場合によっては、嘘までついて、その葛藤に苦しみ、
その上で得られた報酬って、
結局、報酬を稼ぐときの苦労を、
報酬を使うことによって、
取り返そうとしているだけに見える。
非合理的じゃない?
遠回りじゃない?
さらに言えば、明日の幸せのために、
今日の苦労を買うという行為。
さらにさらに言えば、明日のために今日を生きる行為。

そんなの真っ平ごめんだわぁ〜い!

その瞬間が幸せでなければ、
後に振り返った人生の一体どこが幸せ?

だから、今年2002年も、2001年同様、
「社会への迎合による、安心と安全を買う」という行為を
絶対にしたくないというわけです。

で、結局、その瞬間を最大限に楽しめるように・・・・っと
結局、抱負に置き換えられてしまいましたとさ。

以上。
Copyright (c) 2001-2002 Yuichiro ITAKURA
All rights reserved.




●井上たかひこ
「夢か馬鹿か。」

1.学術書は書かない/そして読まない。
学者がなんだ。学者なんてクソくらえだー。
第一、学者で金持ちだなんて今の今まで聞いたことがない。
ええ格好ばかりしおって。この文無しが・・・。

2.女とは絶対に遊ばないゾー。
女と遊ぶとなぜか疲れるもんね。
でも実をいうと、やせ我慢をしているだけ。
もてないから、誰も遊んでくれないんです。

3.カネは一文たりともつかわない。
収入がないのだから、使いたくてもつかえない。
どうするかって? 街角に立ってたく鉢をするんじゃい。
その後は真のラマダンだ。飲むのは水だけ。
ホンマ!!

4.宝クジ、サッカークジ(トト)は
  買わない。

なぜって、当たった試しがない。
でも、道ばたに落ちていれば喜んで拾う。




●うるまでるび
 「うるまでるびののぞきあな3

うるま
「インターネットを1時間以上見ない」

インターネットであれやこれや見始めると、
だらだら時間が過ぎて、ふと気づくと夜だったりして、
実のなることをひとつもしないで
一日が終わります。
TVも同じですが、インターネットは
なんとなく仕事をした気分になるのでタチが悪いです。
ブロードバンドは悪魔の産物かもしれません。
今年は悪魔に負けないようにしてみます。

でるび
「お菓子を1日300円以上買わない」

チチを吸われてるせいか、
お腹がすいてお菓子が止まりません。
机やマウスやキーボードがべとべとになるし、
ゴミもすごいです。
もう大人なので、
今年はなんとか1日300円以内に納めてみます。

ボテ志
「えっぶ」
えぶえぶ ばぶー



●榎本雄太
 「自転車思想。」

ついこの前は、『メリクリ』。
そんで今は『あめおめ、ことよろ』です。

あー、もう!
言いたくないけど言っちゃいます。
言葉略すの嫌いなんですよ〜。

これって遅いのかなぁ、去年の正月のことでした。
『あめおめ、ことよろ』に出会ったのは。
正しい日本語がどうとかこうとか、
今時の若いもんはどうのこうの、
そんなことを言うつもりもないですけど、
(そういうことなのかなぁ・・・、
 だったら辛いなぁ。)
何か、何だか違和感?
ザラッとした感覚が残るんですよ、
そういう言葉の略し方って。

そういうわけで、
今年これはやらない。

「むやみに言葉を略すこと」

・・・です。

ついついやっちゃうんですけどねー。
なーんか、周りに合わせて使ってしまう。
これを気をつけようと思うのです。

これに関係して最近気に入ってるのが、

「妙に語感の悪い言葉」

とか

「妙に語感の悪い言葉の組み合わせ」

なのです。

例えば、
去年の夏にフッと思いついた新しい自転車競技、

「サイクルだるまさんがころんだ」

なんかがその代表的なものです。
語感、悪いですよねー。
略しようもないですよねー。

「サイだる」
「サイクルだるま」
「サイだるころ」

どーやっても語感が悪い。
だから略さない。

「サイクルだるまさんがころんだ」

全部言うんです。
これが何だかいいんですよぉ。
僕だけかなぁ?

内容ですか?
そのうち書きますよ。
今年はこれで世界に羽ばたく(予定です)。



●奥野史子
 「ショーガール」

難しいなぁ…このお題。
生まれてこの方、新年は「抱負」しか
考えたことなかったっすよ。
「逆」って言われても…。
u------mmmmmmm.

考えあぐねた結果、2002年の私に
必ず起こることがひとつ思い浮かんだ。
そっそっそれは、三十路を迎えるという一大事っ!
(でもないか?)
いやいや、この私が三十路?
なんだか精神年齢が実年齢についていってないような
気もするのだが、そんなことをいっても、
どんなにいやでも、年はとっていくのだ。
女性にとっての30歳。
あんまり深くは考えたことなかった。

30歳の女性って、なに?
世の中的にはしっかりと「おばさん」の域に
達するんだろう…。
かつてアイドルと言われた人たちは、
イメチェンに余念がなく、
独身女性は「30までにはウエディングっ!」
と焦ってる。
って言っても、人間の平均寿命を考えると、
まだまだアオイのか?

私たちの年代
(30目前に控えた28とか29とかの人達)
はよく言います。
「かっこいい30歳になりたいね」と。
お〜お〜、私もそんなこと言ったことあるぜよ。

しかしまた、なんでそんなに「30」という数字に
一区切りつけたがるんだろうか?
私も含めて多くの人が…。
女性向けファッション誌なんかでも、
この手の特集はよく組まれている。
「格好いい女の生き方」らしき特集…。

最近、取材を受けるとき、
「29歳の挑戦」やら
「女、一匹、29歳」やら言われることに気がつく。
自分では全然気にしてなかった(これ、ほんとに)のに、
周りの人はそんな風に私を見ているんだ〜〜〜っ、
と実感せざるを得なかった。

う〜ん、30独身女性かぁ…。
改めて我が身を振り返ってみた。
ワタシ的には「ええやんけ」と思う。
子供は産みたい。
まだまだ(いや、まだ数年は)大丈夫。
結婚もしたい。
けど、今じゃないよなぁ…。

にしても、やっぱりワタシは
周囲の人がどんな風に考えようが、
「今の私」としてしか、
自分の年齢を受けとめることが出来ない。
はたちになろうが、30になろうが、40になろうが、
あばあちゃんになろうが、自分は自分。

だから「今年の逆抱負」は、
「30歳(独身)という大きな?区切りを迎えたが、
年齢のことは気にしない!」
に決めた!
って、こんなこと決めてるってことが、
気にしてっるってことかいな?

2002-01-01-TUE

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