お子さんと対戦するお父さん(お母さんもね)の腕を
少しでも上げるべく始まった。
「お父さんのためのマリオカート教習所」。
これまでの3回で
だいぶ上達したことと思います。
そこで今回は最終回として、
よりうまく走れるようになるための
テクニックをお教えします。
ですが、難しいことは教えません。
これまでの流れを踏まえつつ、
すぐに実践できるちょっとしたテクニックを
選んで紹介していきます。
ぜひ覚えて使ってみてください。
むずかしさ:★★
役立ち度:★★★
ロケットスタートとは
スタートで勢いよくダッシュし、
トップスピードにのれるテクニックです。
やりかたは簡単です。
スタートのカウントダウンで、
2の表示が消えはじめるくらいに
アクセルボタンを押しっぱなしにしておく。
これだけです。
成功すれば、「GO!!」の表示とともに
ダッシュします。
ですが、押し始めるのが早かったりすると
ロケットスタート失敗となり
その場でホイールスピンしてしまいます。
できたときの「ライバルごぼう抜き感」が
とっても気持ちいいです。
コツは「とにかくタイミングを覚える」。
これ以外ありません。
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
ミドリこうらやバナナなど、
投げることができるアイテムは、
十字ボタンを押す方向で投げる方向が変えられます。
通常は十字ボタンの左右を押すと、
ミドリこうら、アカこうら、ボムへいは前方に、
バナナ、にせアイテムボックスは後方に発射します。
このとき、十字ボタンの上を押すと前方に、
下を押すと後方にという感じで
投げ分けることができるのです。
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
さらにこれらのアイテムを持っている状態で、
十字ボタンの左右どちらかを押しっぱなしにすることで、
そのアイテムをカートの後方に置いておくことができます。
この状態だと、後方からの
こうらによる攻撃を1度だけ防げます。
ただし、にせアイテムボックスだと防げませんし、
ボムへいだと攻撃を防いだ瞬間に爆発、
クラッシュしてしまいます。
このふたつを持っているときは素直に使いましょう。
さらに、もうひとつの利点として、
この状態だとアイテムをもうひとつ
持つことができます。
むずかしさ:★★★
役立ち度:★★
走行中、自分のカートに風を切るような
効果が起こることがあります。
これは、前方を走るライバルの後ろに近づいて走行すると
発生するスリップストリームというものです。
この状態を維持するとスピードがアップします。
維持するのが難しく、なかなか使いこなせませんが、
覚えておいて損はありません。
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
ダッシュキノコは使うと一瞬加速し、
すぐにトップスピードに乗ることができます。
ダッシュキノコを使えば、
外壁にぶつかった後やスピン後などで、
スピードが落ちてしまっても
すぐにトップスピードで
走りはじめることが可能です。
また、通常は走ると速度が落ちてしまう悪路でも、
ダッシュキノコの効果が効いているあいだは
通常のコースと同じように走ることができます。
すぐに使えるテクニックを紹介してきましたが、
まだまだ「マリオカートWii」には
速く走るためのテクニックがたくさんあります。
どれもむずかしいだけに、役立ちます。
ジャンプ台などを使ってジャンプしたのち
Wiiハンドルを左右や上下に傾けると
空中でアクションを起こし、
着地後一瞬ダッシュするテクニック
スピードを落とさずに車体を滑らせて
コーナーを曲がるテクニック
ドリフト状態を長く続けたのち、やめると
一瞬だけダッシュするテクニック
ドリフト状態をすごく長く続けたのち、やめると
ミニターボよりも長くダッシュできるテクニック
バイク使用時にWiiハンドルを後ろに傾けると、
後ろの車輪だけで走行し、
スピードが上がるテクニック。
これらはより速く走るためなら欠かせないテクニックです。
ですが、使うのも使いどころを見極めるのも
難しいと言えます。
では、どうやって修得するのでしょうか?
ズバリ!
子どもに「どうやるの?」と聞きましょう!
ここまで読んで、コツコツと
上達してきたなら大丈夫。
またコツコツと修得するだけです。
さらなる上達を目指して、
子どもがいないときに、ひとりで練習したい!
という練習熱心なお父さん、お母さん。
ライバルが登場せず、ひとりで走れる
「タイムアタックモード」で練習してみましょう。
このタイムアタックモードはライバルが登場せず、
ひとりで走ることになります。
アイテムボックスが設置されていませんので、
その位置を覚えることはできませんが、
コースの形を覚えるには最適のモードです。
「タイムアタックモード」を始めるまでの手順はこちらです。
では、そろそろ時間となりました。
最後に恒例の当教習所アドバイザー、
「マリオカートWii」プロデューサーである
任天堂情報開発本部制作部の紺野秀樹さんから
お言葉をいただいて、
本教習所の閉講とさせていただきます。
今回のお題は「私だけが知っているテクニック」です。
よろしくお願いいたします。 |