東京糸井重里事務所が
商品チームと、
糸井重里の秘書役

あたらしい乗組員を募集します。
今回お迎えしたいのは、ずばり「いい人」。
あいまいな表現かもしれませんが
私たちが考える「いい人」について
できるだけひらいて説明いたします。

お読みになり、
ここでの仕事に魅力とやりがいを
感じていただけたら
ぜひご応募ください。
真剣なご応募、お待ちしております。
募集は終了いたしました。
ご応募、ありがとうございました。

社長のあいまいな挨拶。

いい人」と言われても困りますよね。
それは、まったく承知しています。

でも、実際に「あの会社のあの人、いいよねぇ」とか、
あの人、いい人だから、きっと大丈夫だよ」とか、
いい人が入ったねぇ」だとか、
仕事やら、はたらく場面について語り合うときには、
ごくふつうに「いい人」ということばが使われています。

だったら、やっぱり、「いい人」っているんだ。
そう思うんですよね。

ある場所で「いい人」が、
他の場所で「いい人」なのかどうなのか。
いい人」が、そうでもなくなっちゃうこともあるのか。
できる人」という意味での「いい人」と、
気立てのいい人」という意味での「いい人」もあるし。
だいたい、「いい人募集」なんて言われて、
わたしがいい人です」って応募してくるって、
けっこう妙なことなのではないか。
ほんとにそう思います。

ただね、「いい人でありたい」という
志(こころざし)」なら、
誰でも持っていることはできそうです。

ほぼ日」は、というか「東京糸井重里事務所」は、
ずっと「いい会社」になりたいと思っています。
それが、どういう会社なのか、
ずっと考えていて、
少しずつそうなってきている‥‥と思います。
そこに「いい人」に加わってもらえたら、
なんだか、もう、なんでもできそうです。

いい会社」だの「いい人」だの、
あまりに曖昧なことばかり言ってるようですが、
なにかを実現するときに、
もっとも大事な芯になることって、
ぼわっとしてあいまいに思えることなんです。
ぼくは、そう考えてきました。
だって、よくよく考えてください。
いい人」も「いい会社」も現実にあるんだもの。

それでも、もうちょっと言っておこうかな。
いい人」と言われる人には、
誠実と貢献」があると思っています。

他の人やチームに対して「貢献」がまったくないと、
もともとそこにいる意味がない。
だって、「貢献」したくてそこに加わったのですからね。

そして、「信頼」って、積み重ねです。
貢献」ができていなくても「信頼」されることって、
おおいにあり得ます。
ぼくらが考える「いい人」には、
貢献」以上に、「信頼」が大事です。

もうひとつ。
東京糸井重里事務所の「いい会社」への道には、
やさしく」「つよく」「おもしろく」
という立て看板があると思ってください。
そうありたいし、そうやってきているつもりです。
やさしく。つよく。おもしろく」は、
いちばん大事にしていることから順です。
だから、やさしくが起点です。
でも、つよくないとやさしくなれないし、
おもしろくないと仕事になりません。

もっと言いたくなったので、さらに。
やっぱり、「ほぼ日」を好きな人と仕事したいです。
これは「いい人」を考えることとはちがうので、
遠慮がちに言っていたのですが、
この人は「ほぼ日」は好きじゃないのですが、
すっごくいい人で信頼がおけて貢献します」
なんてこともあるとは思うのですが、
できたら、好きでいてくれる人のほうがいいな。
これまでにつくってきたものがあるのに、
それになんにも感じないというのは、
やっぱりちょっとやりとりが難しそうだから。

こんなふうな「社長のあいまいな挨拶」を、
いやがらないで読んでくださった人、
次の読むべきテキストへとお進みください。


2015年8月7日

糸井重里

会社概要について

(株)東京糸井重里事務所のシノダです。
取締役CFOという役割で、
管理部門の責任者も務めています。
このたびは、当社の秘書役と商品チームの人材募集に
興味をもってくださり、ありがとうございます。
それぞれの詳しい仕事内容について触れる前に、
当社の概要をご説明します。

(株)東京糸井重里事務所は、
糸井重里が主宰するインターネット上のウェブサイト
ほぼ日刊イトイ新聞」を運営しています。
通称は「ほぼ日(ほぼにち)」です。
ほぼ日」は、1998年6月6日以来、
毎日更新をつづけて18年目になりました。
当時、個人が始めたウェブサイトで
今日まで続いているものは、多くないはずです。
ほぼ日」では、有名無名問わず、
さまざまな方へのインタビューやコラムなど
あらゆるコンテンツがすべて無料で楽しめます。
月間平均、約139万人が訪問しています。

1999年以降は「ほぼ日手帳」を代表とする
さまざまな生活関連商品を開発。
書籍も多数、出版してきました。
それらをサイト内「ほぼ日ストア」で通信販売したり、
ロフト、全国の書店などに卸すことによって、
ほぼ日刊イトイ新聞」は収益を得ています。

なかでも主力商品の「ほぼ日手帳」は、
10年連続「ロフト」手帳部門で売上ナンバーワンを記録。
2001年に発売以来、14年に渡って販売数を伸ばし続け、
2015年版は55万部に達しました。

こうした商品や書籍の販売売上が、
全体の約95%を占めます。
ウェブメディアには珍しく、
広告掲載事業は行っていません。

社員は年々少しずつ増え、現在は56名、
アルバイトや役員を含めて80名以上の組織です。

詳しくは、こちらの会社情報をご覧ください。

糸井事務所は2012年12月に
一橋大学が主催する「ポーター賞」を受賞しました。
ポーター賞」は、独自の考え方や仕組みをもって運営し、
成功している事業に贈られています。

糸井事務所が受賞した理由は、
簡単にまとめると、以下のようなものでした。
「『人(=じぶん)は何をうれしいと思うか』を軸に
 自ら価値を創造することに集中している。
 そこからはずれることは、
 仮に事業拡大に結びつきそうに見えても、やらない。
 結果として、収益性が高くなっている」

糸井事務所が価値を創造する考え方や仕組みについては、
ポーター賞の受賞レポートのほか、
2011年のコンテンツUnusual」の中でも
少し説明しています。
もしご興味があれば、そちらもご覧下さい。

募集職種と応募について

今回募集するのは、以下の2職種です。
◯ 商品チーム 若干名
◯ 糸井重里の秘書役 1名

それぞれの応募職種に関するご案内と
応募方法、選考スケジュールについては
下記のボタンをクリックすると、くわしい説明がございます。
よく読んでご応募ください。

  • 商品チーム募集

    商品チーム募集受付は
    終了いたしました。

  • 糸井重里の秘書役募集

    糸井重里の秘書役募集受付は
    終了いたしました。

どちらに応募される場合にも、
商品チーム募集」、
糸井重里の秘書役募集」両方のページに目を通していただくと
この会社のこと、より知っていただけると思います。
ご応募の参考にしていただけたらさいわいです。

お問い合わせについて

採用に関するお問い合わせは
saiyo@1101.comまで、メールでお問い合わせください。

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 また、応募情報が、当社が独自に開発、制作、検討などを行っている
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 アイデア等と偶然に類似する可能性がございますが、
 その場合にも、当社が代償などの支払いを含め、
 いかなる責任を負わないことをご了承ください。

2015-08-07-FRI