扇子は今までは、キャンペーン用だったり、
広告用で作ったりはしたことありますが、
商品としての扇子は、はじめてです。
「扇子に余計なものをつけたいな」
と思ったのが、このデザインのきっかけでした。
ほぼ日の扇子のいままでのも見させてもらって、
色んな方のおしゃれなのがあったから、
その中で、おもしろいことをやりたいなと
思って作りました。
言葉遊びというか、ダジャレでネーミングを思いついて、
そこからモノ作りに結びつけて、
作っていくことが多いです。
「にゃんす」って、口が言いたくなるかなと。
「わんす」よりも、「にゃんす」の方が
言いたくなりますよね。
京都の芸妓さんに
「にゃんすどすえ」と言ってほしいな。(笑)。
閉じたときの形もいいですよね。
グレーのトーンもキレイに出てるし、
耳の部分は少し手こずりましたね。
かたすぎず、ちゃんと立ちつつ、ぺにゃぺにゃすぎず。
でも最終的には、うまくいきました。
やっぱりねこ好きの人に使ってもらえるんじゃないかと。
今年はぼくもコレを使いますよ。
どっちかというと、犬派ですが(笑)。
取り出すと「えー、なにそれー?」って言われるものを
持つのが好きなんです。