ほぼ日手帳ミーティングキャラバンin 香港
「30歳の」ほぼ日手帳ミーティングキャラバン
東京・渋谷ロフトのレポート
渋谷ロフトの30周年を記念して開催した、
「30歳の」ほぼ日手帳ミーティングキャラバン。
30歳のロフトにちなんで、
参加する人も、ほぼ日のスタッフも、
みんな30歳で集まってみようという企画です。
これまでにも、ミーティングキャラバンは
いろいろな都市で開催していますが、
年齢を絞って募集をかけたのは今回がはじめて。
30歳という節目の年に、
手帳にどんなことを書いているのでしょうか。
写真レポートで当日のようすをご紹介します。
2017年に30歳になる、ほぼ日乗組員。
ふだんのミーティングキャラバンでは、
手帳チームのメンバーがホスト役になりますが、
今回のイベントでは、
ほぼ日手帳チームではない乗組員も、
運営チームとして参加しています。
社内では、かなり若手のメンバーです。
渋谷ロフトの壁には、
30周年のお祝いメッセージボードも
飾られていました。
渋谷ロフトに関わりのある、
著名人からのメッセージが並んでいます。
糸井重里が書いたメッセージもありますよ。
人 人 人 人 人 人 人 人 人 
人 人 人 人 人 人 が集まってる!
ワイワイと話していますが、
じつは、まだミーティングは
はじまっていないんです。
席に座るやいなや、手帳を見せあっています。
写真をよく見てみたら
「1987」と書かれたバッグが!
このイベントのために、
わざわざ持ってきてくださったんですね。
全員がそろったところで、
手帳チームの平野がごあいさつをして、
ミーティングがはじまりました。
さっそく手帳を開いて、
自己紹介をしながら
どんな使い方をしているかを話します。
写真には、おいしそうなラーメンが。
食べておいしかったものの記録も、
ペタッと貼るだけなら気軽にできそうです。
日付が書かれたシートには、
「ハンバーガーの日」と書かれています。
ダウンロードして貼っていると、
そのことをネタに毎日書くことができるそうです。
『ほぼ日手帳公式ガイドブック2017』に
登場いただいた、あゆさんも参加。
机の上に広がった手帳を見て、
参加者のみなさんもびっくり。
映画やライブ、スポーツなどのチケットの半券や、
イベントに参加した時の写真が貼られていました。
几帳面に貼られた手帳もさることながら、
そんなにたくさんのイベントに
参加しているエネルギーもすごいです。
ミーティングの中では、
お気に入りの文房具を教えてくださるかたも。
蛍光ペンの太字の部分で書くと、
かわいく書けるそうですよ。
ああ、これもいいアイディアです。
カードやシールを手帳にそのまま貼ると、
裏面が見えないし、はがせなくなりますが、
この枠があればいつでも取り出せます。
もう一方のテーブルでも、
手帳の見せあいっこは盛り上がりました。
ふだん、人の手帳を見る機会はあまりないので
みなさん、新鮮なようです。
ほぼ日の経理チームの菊地と、
お客さま対応のチームにいる服部も参加。
この回に参加するまで、自分の手帳を見せる機会が
あるとは思っていなかったようで、
すこし照れながら使い方を話しています。
ほぼ日手帳を使いはじめて10年になる、
さおりさんのweeks。
趣味のバンドでキーボードを担当していて、
練習用の記録をしているそうです。
weeksのクリアカバーの中には、
自分でプリントした写真を入れています。
紙の上に写真をいくつか並べて
印刷した紙をカバーの中に入れているそうです。
こちらのかたは、
両国のちゃんこ屋さんで食べた
コースターを貼っていました。
こういうものって、持ち帰りたくなるんですよね。
ほしいカメラに思いを馳せたり、
アイデアを絵に描いておいたり、
その日にワクワクしていた自分の姿を、
いつでも思い出せそうです。
「なんとも幸せな時間」とだけ書かれたページ。
他の日には、日記がびっしりと書かれているのに、
この日は、たったこれだけ。
でも、自分では何があったのか覚えているもの。
自分だけがわかればいいんです。
そういうたのしみかたも、手帳ならでは。
たまたま用事があって、
仙台から参加されたかたも。
スマホを使っていないため、
地図の目印になるような曲がり角を記録して、
クルマの助手席に置いておく使い方には
おなじテーブルのみんなが驚きました。
真ん中の数字は、道路の番号だそうです。
ミーティングの最後には、恒例の集合写真!
ここに写っているみんなが、だいたい30歳なんです。
今回ははじめて年齢で絞ってみましたが、
またいつか、別のテーマで
募集をかけることがあるかもしれません。
今後のミーティングキャラバンも、
どうぞ、おたのしみに。

ミーティングキャラバンは
2016年の9月からスタートして、
国内外で10回ほど開催していますが、
同世代の集まりは、はじめての試みで新鮮でした。
ぼくはふだん、仕事でもプライベートでも、
年上の人たちと会うことが多くて、
こうして同い年の人たちだけで集まれる空間は
珍しいなと思っていました。
いざ同世代で集まってみると、
これが、やっぱりおもしろかった。
同世代だから手帳の使い方も同じかと言えば、
そんなことはまったくなくて、
それぞれの手帳に、その人の姿やLIFEが
反映されているようでした。
ひとつの場所に初対面の人たちが集まって
ワイワイと盛り上がれることって、
じつは、かなりすごいことですよね。
今回も、いい人たちに来ていただきました。
ほんとうに、ありがとうございました!

(ひらの)

ほぼ同年代のみなさんの
手帳の使い方や日々のエピソードを
教えていただきながら、
時間の使い方や何を大切にするか、
これからどんな風になっていきたいかの目標が
みんなこんなに違うんだなあ!
と、びっくりしていました。

今回印象的だったのは、
「仕事は違う手帳を使っていて、
 ほぼ日手帳はプライベートや好きなこと用に使う」
という方がけっこう多かったこと。
展覧会やライブ・デートの記録・
趣味やマイブームの変遷などが
ぎゅーっと詰まった手帳を、
みなさんうれしそうに見せてくださいました。
手帳を毎日楽しく続けるために
それぞれが編み出したコツも、
いいヒントになりました。

経理や編集・CRなど、
「手帳チームではない乗組員」が
当日のスタッフとして参加してくれたことも
新鮮でうれしかったなあ。

(星野)

仕事のことを書いている人や
私生活のことを書いている人、
両方を書くため2冊使っている人、
絵を描く人もいれば写真を貼る人もいて、
ほぼ日手帳をそれぞれが自分にあった方法で、
楽しみながら使ってくださっている様子が聞けて
とても楽しかったです。
空白のページすらもこの時はあんなことが
あったからだと話しているのをみて、
空白のページも何かを思い出す
きっかけになるんだなと印象に残りました。
ミーティング後、みなさんに影響され、
感じたこと手帳に手書きしてから
この文章をつくりました。
あっという間でしたが
楽しい時間をありがとうございました。

(菊地)

同い年で、同じ時代と時間を生きていて、
それなのにこれだけ全然違う毎日を
過ごしているというのが、
ほぼ日手帳を通して垣間見えて、
とてもおもしろかったです。
「こんなに充実していてうらやましい‥‥」と
たくさん書き込みされているページに目を輝かせたり、
白紙のページに「忙しかったんだなあ」と、
共に目配せをしたりして。
私も、たのしくほぼ日手帳を使おうと
もっと思いました!
参加くださったみなさん、
お会いできてうれしかったです。
ありがとうございました。

(ハサウェイ)

今回のイベントで僕が嬉しく感じたのは、
みなさん共通して、
「ほぼ日手帳を使う明確な目的のようなものが、
必ずしもあるわけではない」ということです。
「意外と読み返すことがないんです」や、
「書かない時期もあります」というお話を伺い、
とても共感させられると同時に、
「じゃあ何でほぼ日手帳を使うんだろう?」
ということを、僕自身改めて考えさせられました。
ですが、その答えのなさや理由のなさこそが、
ほぼ日手帳のささやかな魅力なのかなと思いました。
自分の趣味だったり、
好きなモノについて考えてみると、
そこには理由や目的がないことがほとんどです。
なぜ本を読むのか、絵を描くのか、映画を観るのか。
それらは、「だって、好きだから」
という一点のみで繋がっている、
理屈を抜きにした、
とても素敵な結びつきだなと思います。
そんな風に、これからもほぼ日手帳が、
みなさまにとって「当たり前にそこにあるもの」
として、お役に立てたらとても嬉しいです。

(カッツミー)

みなさんがほぼ同級生だと思うと、
それだけでなんだか身近に感じたのですが、
みんな違う状況で、
いろんな人生を過ごしていることがわかるほどに、
なんだか心強いきもちになりました。
それぞれ、状況は違っても、
いいこと、いやなこと、
充実した時間やサボっちゃったとき、
記念日やなんでもない一日がそれぞれにあって、
毎日そばにいて、その人らしさが
かたちになったような「ほぼ日手帳」を
(手前味噌ですが)素敵に感じた時間でした。
参加してくださったみなさん、
ありがとうございました!

(はっとり)

参加される方が集まりだすと、
はじまる前からお互いの手帳の見せ合いが始まって、
自然にミーティングが
始まっていたことが印象的でした。
同世代ゆえの盛り上がりもあって、
ミーティングキャラバン、とても楽しかったです​!
それぞれの使い方や
書き込む内容などを聞いていくうちに、
手帳の中身からその人の人生が
浮かび上がってくるようで、
ミーティングに参加してはじめて
ほぼ日手帳が「LIFEのBOOK」であるということを
本当にわかった気がしました。​

(とうじ)

2017-12-28-THU