2014年2月に実施した
ほぼ日手帳 分冊についてのアンケート」に
ご協力いただいたみなさま、
どうもありがとうございました。
約7,500通ものご意見が寄せられ、
「ほぼ日手帳」がたくさんの方に
大切に思われていることを
あらためて実感いたしました。
本日は、集まった回答をもとに
現段階で決定したことをご報告します。

まずは、アンケート結果をご覧ください。

●「ほぼ日手帳」の分冊版が発売されたら
 つかってみたいと思いますか?

□ぜひつかってみたい!--1091人 15% □一度は試してみたい--2490人 33% □つかわないと思う(1冊にまとまっているほうがいい)--2569人 34% □まだよくわからない--893人 12% □無回答--462人 6% 回答者数:7,505人

「ぜひつかってみたい!」「一度は試してみたい」
という声を合わせると、48%。
「つかわないと思う」の34%を
上回る結果となりました。
また自由回答欄に、分冊に関する
さまざまなご意見をいただきましたので、
その一部をご紹介します。

みんなの意見を読む

●もし、「ほぼ日手帳」の本体を分冊にするなら、
 どのような分け方がいいと思いますか?

□6ヶ月×2冊(1~6月、7~12月)4344人 58%  □4ヶ月×3冊(1~4月、5~8月、9~12月)568人 7% □3ヶ月×4冊(1~3月、4~6月、7~9月、10~12月)1780人 24% □無回答 813人 11% 回答者数:7,505人

「6ヶ月×2冊(1~6月、7~12月)」
という声が最も多く、過半数を占めました。
こちらもたくさんのご意見が寄せられました。
みなさまが「便利」と思う分け方には、
それぞれに理由があり、興味深かったです。
ぜひ、ご覧ください。

みんなの意見を読む

これらのアンケート結果をもとに
チームで議論を重ね、
検討させていただきました。
そして‥‥このような結論になりました!

2015年版は、
はじめての「分冊」を製作します。

もちろん、長年ご愛用いただいている
「1年1冊」は、これまで通り
継続させていただきます。
そのうえで、「分冊を一度つかってみたい」と
おっしゃってくださった
みなさまの声も尊重したいと考えました。
現段階で決まったことは、以下の通りです。

●オリジナル、カズンサイズの
 両方で分冊を発行します。
 厚さは約半分となりますが、判型は同じです。

●分け方は「1~6月」「7~12月」の2冊です。

●分冊は「1月はじまり」、
 「月曜はじまり」のみを発行します。

●これまで通り「1年1冊」の手帳は継続します。

というわけで、さっそく
凸版印刷さんに頼んで
オリジナルの分冊サンプルをつくってみました。

▲左が従来の1年1冊版、右が分冊版です。
 これまでと判型は変わりません。

▲厚みの違いは、これぐらいになる予定です。

▲実際に、手に持って見比べてみます。
 こちらは従来の1年1冊版です。

▲こちらは、分冊版。すっきりとした印象で、
 薄めの文庫本を持ち歩くようなイメージです。

まだ第1弾のサンプルができた段階ですので、
デザインや装丁方法については
変更の可能性があります。
詳細が決まり次第、「ほぼ日」上でご案内いたしますね。

あたらしい試みに試行錯誤している状況ですが、
分冊をたのしみにしてくださっているみなさまに
満足していただけるよう、
9月の販売に向けて
慎重に製作を進めてまいります。

ご意見をくださったみなさま、
本当にどうもありがとうございます。
2015年版の「ほぼ日手帳」を、どうぞおたのしみに!

2014-04-18-FRI

分冊を「ぜひつかってみたい!」または
「一度は試してみたい」を選んだ方のご意見

・荷物が多くても一緒に連れて歩きたいので、
 ぜひとも使ってみたいです。

・使ってみなければわからないけど、
 自分の一番いいやり方を探すのが毎年楽しみでもあるので、
 便利になるなら、私も試行錯誤してみたいです。
 毎年夏くらいにはパンパンになっちゃうし。

・使いやすい、持ち歩きやすい、過去のページがありすぎない、
 未来のページがありすぎない。
 もっともっと愛着がわくと思います。

・長年待ち望んでいたので、
 ぜひ!ぜひ!ぜひ!使ってみたいです!

・カズンが分冊になったら一番良いと思っていたので、
 ぜひお願いしたい。

・試しては、みたい。
 でもその後どうなるかは全くわからないです‥‥。

・チケットを貼ったりすると、日に日に厚く重くなるので、
 軽くなるなら試してみたいです。

・新しい手帳に替えるときはわくわくして
 最初の数日がんばるタイプなので、
 そのわくわく感を年に数回味わえるとたのしいと思います。

・2冊で使いたい。いままでのは仕事メインで使って、
 もう1冊の分冊のほうで、常に持ち歩く用にしたい。
 あそびの部分、メモとか日記など、
 大事なことじゃないことを、分冊のほうに書きたい。

・手帳の「厚さ」(重さではなく)は
 ときどき気になっていたので、
 分冊化で生まれる気楽さにはちょっと興味があります。

・分冊には色々な方法がありますので、
 それが自分の好みに近かったらぜひ使ってみたいです。
 不安なのはカバーの互換性です。
 アンリさんや、過去のもので
 大切にとってあるカバーがあるので。

・毎年3月に自分の中で恒例となった
 「ほぼ日手帳分解の日」がなくなるのはうれしいです。
 せっかく綺麗に、しかも頑丈に作っていただいているのに、
 それを破壊するのが心苦しいのです。
 肩こりが嫌なので分解していましたが、
 分冊化されたら、苦労して作られた製品を
 刻まなくてよくなるのでうれしいです。

・持ち運ぶ利便性を考えてWEEKSを使用していますが、
 書き足りなくなり、でもオリジナルみたいに
 1年分の日記帳を持ち運ぶのは‥‥
 と思っていたところでしたので、
 こんなわがままな意見も汲んでいただけたようで、
 とてもうれしかったです。
 完成した際にはぜひ使ってみたいと思っています。

・分冊希望です。一年の終わり頃には
 手帳の厚みで書き込みにくくなったり、
 ペンがささりにくくなっていたので、
 それが解消されるかもしれないと期待しています。

・WEEKSに乗り換えたのは、
 持ち歩きに不便だったからなので、
 薄く小さく持ち歩けるのなら
 「日々の言葉」が全部見られるオリジナルがいいと思う。

分冊を「つかわないと思う」を
選んだ方のご意見

・分冊には基本的に反対です。
 人が過去を振り返るとき、単位は「年」だと思うんです。

・手帳の変わり目が結局面倒かもしれません。

・今のままで充分なので分冊してほしくない。

・当然手帳は1年分がまとまっているべき。
 分冊反対! 冊数が増えて不便なだけ。

・長い期間にわたる仕事に使用するため
 分冊してほしくありません。

・1年が1冊にまとまっているのがしっくりきます。
 ただ、1冊バージョンを残すのなら、
 分冊希望の方が多ければあってもいいと思います。

・重たくて不便だと思ったことは1度だけではないものの、
 やっぱり1冊のほうがいい。

・紙の手帳5年ぶりくらいに復活させたライトユーザーです。
 1日1ページでちょうど良いので、
 現状で何も不便を感じてません。
 むしろ分冊は保管が面倒そうなので
 他に乗り換えようと思う。
 というか、手帳に分冊のニーズがあることに驚きました。

・1冊に1年を詰め込めることに意味があるので。

・新しい手帳に移るたびに(例えば6ヶ月、4ヶ月等)
 新しい気分になれるのかな。
 今までの年間手帳に慣れているからか、
 あまり魅力は感じないです‥‥。
 持ち運びに不便ならWEEKSを使えばいいし。

・私は1冊のままでいいなぁ。
 歴代手帳はカバーをはずしてとってあるので、
 分冊化するとバラけて保存の管理がしづらそうだし。
 重さやかさが気になるのなら
 超軽量カバーとか出したほうがいいんじゃないでしょうか?

・分冊を考えたことがなかったので、
 分冊を希望する方の意見をぜひ聞いてみたいです。

・軽い手帳が良ければ、他の手帳を探します。
 この重さも含めて、納得の上で「ほぼ日手帳」を
 好んで使っているので、私は分冊の必要性を感じません。

・今までのに慣れているので使わないと思いますが、
 こういう使い方が出来て便利!などの
 情報があれば使うかもしれません。

・海外在住なので、そのつど購入するのは
 送料がかさばってしまいます。

「6ヶ月×2冊(1~6月、7~12月)
を選んだ方のご意見

・半年に1回、気持ちを区切る事ができるのはいいと思います。
 年に3~4回は多いかもと思いました。

・細かく分けすぎると、後で整理が面倒になりそうな気がする。

・半年先の予定などを持ち歩くことはあまり必要でないから。

・バラバラになりすぎると、なくしそうだから。
 上半期、下半期で振り返りができて、
 気分一新できそうです。

・ほぼ日手帳らしさを残しつつ、持ち歩き用にも使いたい。
 そうなると、2冊分冊程度にとどめたほうが
 「らしさ」を損なわないように思う。

・あまり分かれすぎても管理に困るし、
 買う頻度が増えるのも手間といえば手間。
 だいたい10月くらいで大きい、書きづらいと感じるので、
 半分の6月であれば充分かな、と。

・上半期と下半期という感覚で。
 過去の予定でいつ頃か記憶があいまいなとき、
 夏以前かどうかで、探すときに
 探しやすいかなと思いました。

「4ヶ月×3冊(1~4月、5~8月、9~12月)
を選んだ方のご意見

・分冊するなら半年が良いとは思いますが、
 重たさの改善を重視するなら
 4ヶ月といったところでしょうか。

・ほどよく使いきった達成感が味わえそうなので。
 4冊だと、春!夏!秋!冬!と、
 季節をぶったぎる感じがしますが
 3冊だと季節の移ろいを感じられそう。

・軽ければ軽いほどうれしいですが、
 仕事のスパンが2~3ヶ月にまたがることがあり、
 4冊だと結局2冊持ち歩くことになりそうなので、
 3冊が無難かと。

・お正月から新学期、ゴールデンウィークから夏休み、
 秋の行楽シーズンから年の瀬と、
 なんだか一年の中で区切りよく、
 楽しいことで分けられている感じがします。

・厚みは減らしたいのですが、
 先々の予定も入力したいため。
 4冊だと細かく分冊される印象があるため。
 本当は3ヶ月だとチャレンジしやすいかなー
 と思いましたが、チマチマ買うのが面倒(笑)で、
 半年だとちょっと長すぎるかなーという印象です。

・新年から新年度、春夏、秋冬、と
 ちょうどいいかと思ったから。
 また、3冊くらいのほうが、厚さや値段も手ごろ。

・大型連休が間に入るので、
 その間に手帳整理がしやすいかなと。

「3ヶ月×4冊(1~3月、4~6月、7~9月、10~12月)
を選んだ方のご意見

・1月から、4月からのものを使っている
 それぞれの人が、違和感なく使用できるから。
 また、年度で暦が動く職についているので、
 年度単位で使用できるのはこれだけだから。

・軽いのがうれしいのと、季節ごとに分けることで
 気持ちがリフレッシュされる気がしました。

・ある程度の区切りになっているから。
 1月は新年、4月は新学期、7月は夏休み、
 10月は後期はじまり。

・家計簿をつけており、3ヶ月ごとに決算をしているから。

・仕事で使っているので、四半期ごとのくくりだと
 融通がきくように思っています。

・本体が薄く軽くなれば、
 カバーに色々入れられる余地がでてくるから。

・仕事などの企画や、やるべきことを考えるのに
 3ヶ月タームでとらえるので。
 2冊分冊だと、重さについての問題は半分解消。
 でもまだ重いな、という感覚は残ると思います。