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糸井さんのような
「リアルタイム・コンテンツを活用したマーケティング」を
やっている会社は、日本にはたくさんあるのでしょうか? |
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さぁ‥‥ぼくは、よその人たちがやっていることについて、
とても不勉強なので、そういう知識がないのです。
ぼくの知っている限りでは、
「ニュース」を中心にして読者を集めているサイトは、
「リアルタイム・コンテンツを活用したマーケティング」
とも言えるかなぁと思います。 |
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1年前にお会いしたとき、
糸井さんがずっと仕事を楽しんでこられた様子が
とても印象に残りました。
日本では、仕事をおもしろいと思えないままでいる人たちが
とても多いのはなぜだとお考えですか? |
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じぶんのリーダーが、じぶんでないからだと思います。
命令されたことについて、上手に成果をあげるのが、
日本人の仕事における価値なのでしょうね。 |
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糸井さんはなぜ
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』の
日本語訳出版を手がけようと考えたのですか? |
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やっぱり「これでよかったのだ!」と思えたからです。
「自由になることは、堕落することでなく、力を発揮することなのだ」
ということを、伝えてくれるものが、ぼくは好きなのです。
そして、それを伝えるのがぼくの仕事だと思っています。
(そういう考えの人が増えていくと、
ぼくの人生がらくになるのです‥‥たぶん) |
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──糸井重里とデイヴィッドさんの
やり取りは今回で終了です。
また、“Unusual”なコンテンツでお会いできれば!
最後に、デイヴィッドがつくった
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』の
ミニドキュメンタリーを動画でどうぞ。
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2011-12-19-MON
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1960年代に結成されたロックバンド、グレイトフル・デッド。
彼らの全米コンサートは、さながら「移動する街」のよう。
バンドとともに、大勢のファンと、多くの店、商人が移動する。
そして、コンサートの音楽は録音し放題。海賊版、出放題。
大きなヒット曲はないが、彼らは独自の「市場」をつくった。
そんなグレイトフル・デッドを経営の視点から分析する
なんともユニークで現代的なビジネス書が、待望の日本発売。
翻訳は著作『ゆるく、自由に、そして有意義に』で
ツイッターのたのしさをいち早く紹介した渡辺由佳里さん。
(渡辺さんはデイヴィッドの奥さんでもあります)
そして装丁は「そぶちゃん」こと、奇才・祖父江慎。
いろんな意味で、いま、手にとるべき一冊。
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『グレイトフル・デッドに
マーケティングを学ぶ』
著:デイヴィッド・ミーアマン・スコット、
ブライアン・ハリガン
翻訳:渡辺由佳里
監修・解説:糸井重里
ISBN-10: 4822248526
ISBN-13: 978-4822248529
276ページ
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