DOBU 「どぶ川の流れのように」
問題の「どぶ」ですが、本人が書き直してきました。
それでも、どうもビビビッとこないので、
編集長がなんとか読みやすいように、まずタイピングして、
ちょっと手を入れることにしました。ところが、本人はそれが不満らしいのです。
じぶんの書いたものがそのまま掲載されることと、
本人の写真が同時掲載されることを、強く希望しているのでした。
だから、本人の希望どおり、もとの原稿を、そのまま載せます。
とても強い希望について、とても強い興味のある人は、
両方見てください。
特別にこのコンテンツだけは、危険物なので、
メールでのアンケートを実施します。
このまま連載してもいい、あるいは連載してほしいという読者は「○」を、
やめてほしいというひとは「×」を記してメールしてください。
1週間の集計で、「○」が過半数なら、続けます。がまんして。
アンケートの送信先は postman@1101.com です。

私が「不幸にする女」です。

イトイさんが、『笑っていいとも』で、
「うちの事務所にバイトにきてる女が、周囲のあらゆる人を不幸にする、
じぶんにその不幸がくるのが怖い」と
悩み相談したことを読者のみなさまは知っていましたか?

そのときの結論が、どういうわけか
「裸体の女性像を飾りなさい」ということだったので、
東京糸井重里事務所の玄関のあたりには、
石膏の裸女が全部で4体飾られています。
この裸女をみてヘンだと思った人もたくさんいるようですが、
原因は、うふふ、ア・タ・シなのです。

私とつきあう男の人は、どういうわけか交通事故にあいます。
いままでつきあった人、全員が、交通事故にあいました。ほんとうです。
交通事故だけだと思ったらおおまちがい。

その他の「不慮の事故」も、
交通に負けないくらいたくさん起こっています。

はじめは、じぶんでも気づいていませんでした。
まさか、ねぇ。そんな、私のせいで事故に遭うなんて。
でも、つきあう人つきあう人、次々と災難にあうので、

やがて、“あれ?もしかして、私って、サゲまるまる??”
と思いはじめたのです。
でも、確信はなかったのです。

2年くらい前、つきあってた人の家が

「原因不明の火事(放火じゃない)」で全焼しちゃったときは、
こりゃ私のパワーじゃ、まちがいないぞ!って思ったね。
その人、私とつきあいだしてからの半年間に、
交通事故2回、クルマのトラブル数知れず、
そこにさらに火事で家が全焼1回ということになったんだからね。
そして、その事故のすべてが、私と一緒にいるとき、
もしくは会おうとするときか、別れた直後に起こっているのだ。

さらに、よくよく考えてみると、深くつきあってない人でも、
私と関わったあとに不慮の事故にあってるっていう人が、
めちゃくちゃに多いんだよね。
私って、けっこう忘れっぽいんだけど、思い出せるだけでもと、
書き出してみたら、あるある、108件になりましたー。
煩悩の数だね、なんて。
まぁ、思い出せなかったものとか、
私の知らないところで起こったものを足したら、

絶対に200件はあると思う。

But、ここでひとつ言っておきたいのは、

私はただの“サゲまるまる”じゃないっつーことだ!!
相手の人がビッグであればあるほど、

たしかにその人に悪いことが起こるけれど
(へたすると生死にかかわるくらいの)、
その後には、めちゃくちゃいいことも起こるんだから。
悪いことの大きさに比例して、いいことがあるんだ。
例は、いくらでもあるけれど、ひとつだけ言うとね。
ぜんぜん売れてなかった(芸能)人が、
仲良くなって間もなく、バイク事故で肋骨を折った。
ところが、その直後、突然ブレイクして、売れっ子になっちゃった。
こんな話がいっぱいある!

うっそー、とかおもわれるかもしれないけれど
「事実は小説よりも奇なり」っていうじゃない。ほんとうなの!

どーーーしても信じられないって人は、私とつきあってみますか?
きっと世にも不思議なことが起こると思いますよ、

・・・突然ですが、

私とつきあう「勇気あるチャレンジャー」を、
ここで大募集します。
若くて、かっこいいひと、ふるって応募してください。
ビッグなチャンスだよ!

------いじょう。どぶの本文(タイピングと添削は俺!)-------

これが、「不幸にする女」の原稿実物。

これが「不幸にする女」の写真。
女 もっと大きくしてみても大丈夫という度胸のある人は、
クリックすると、写真が拡大されます。

1998-06-29-MON

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