今日のダーリン 


連日の「留守番番長」の活躍のおかげで、
すっかり一読者のたのしみを味わっています。
これだけしっかりと毎日の編集をやったら、
サポートについた「ほぼ日」乗組員諸君は、
そうとうにハードだっただろうなぁと、想像します。
しかし、何事も修練であります。
これを一度経験したら、また一歩無敵に近づきます。
なんて、調子のいいことを言ってますが、
ぼくのほうも、じわじわと帰国が近づいてきました。
同じインドネシアなのですが、バリ島に比べて、
ビンタン島の「観光開発」というのは、
どうも促成栽培という感じであります。
バリの場合には、相当に長い時間をかけて
観光の島として形成してきたのですから、
比べるようなものではないのかもしれませんが、
とてもよく似ているようではありますが、
まったく違うと、ぼくには思えます。
観光地として開発するときに、その開発前の歴史を
どういうふうに残すか、利用するかが大事なんですね。
そこらあたり、ビンタン島の場合は、
机の上でプランニングされたんじゃないか、という感じが、
どうしもあるんですよねぇ。
シンガポールという、非常に人工的な環境の都市の影響を、
ここの島の開発もおおいに受けているんだろうと思いますが。
バリ島の「チャパツ化」した感じのアジアンリゾートが、
きっとこんなふうに、あちこちにできているんでしょうね。
そういえば、日本のチャパツ系レストランも、
こんな感じが大流行中だしなぁ。
いい感じで「たいくつ」を味わうには、
やっぱり歴史であるとか、宗教であるとかの、
謎のある部分がいるんだよなぁ。
なんてこと思いつつ、さて、バーベキューの準備です。

ほぼ日編集部への激励や感想などを、
postman@1101.comに送ろう。

2003-01-02-THU


戻る