留守番番長シリーズも、とうとう最終日になりました。
最後の日は、326くん、ありがとね。
ぼくも、東京にいながら留守番をまかせているというのが、
なんだか複雑な気持であります。
このじれったさが、いいんだろうとは思います。
スポーツ選手などが、一切の練習をあえて中止して、
試合がしたい、練習がしたいという欲望をかきたてる
という方法をとることがありますが、
そういうことなのかもしれない。
自分たちの力のなさと、自分たちにしかできないことと、
両方が、熱した鍋のなかの泡のようにふつふつと
沸きおこってきます。
なんだか、この休み中にはものすごくたくさんのことを、
考えたり思いついたりしていたように思います。
いろんな臨時の編集長たちが、
あらためて「ほぼ日」の正体をいろんな角度から
照らし出してくれたのが、大きな理由のひとつでしょう。
もう、ね、明日を迎えるのがコワイくらいだもん。
毎年、正月休み明けの仕事というのは、
そろそろとアイドリングのように始まるんだけれど、
今年も、じっくりと低く構えて明日を迎えようと思います。
それにしても、9人の「留守番番長」の皆さん、
ほんとうにありがとうございました。
ぼくだけでなく、ぜんぶの「ほぼ日」乗組員たちに、
最高の刺激をくださいました。
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