ほぼ日テレビガイドシリーズ

春の連ドラチェック2016

あややとふたりのプロフェッショナル
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

第5回
さあ、今季のおすすめドラマを決定します!
3人のドラマ好きが選んだのは?
私、結婚できないんじゃなくて、
しないんです

TBS系●金曜日午後10時
4月15日スタート
あやや
残りも少なくなってきました。
これ行きましょう、
『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』。
荒井
TBS、金曜日の10時。
森下
中谷美紀さんですね。
あやや
あの、すっごい、どうでもいいこと
最初に言ってもいいですか。
──
いまさら?
あやや
いや、これまで以上に
どうでもいいことです。
森下
なーに?
あやや
娘が3歳のころ、テレビに誰かが映ると、
「このひと、だーれ?」って
やたらに訊く時期があったんです。
で、あるとき、テレビに
中谷美紀さんが出てたときも訊くから、
「この人はね、ママミタイさん」って
ちょっとふざけて教えたら、
その後、中谷美紀さんが出ると、
「ママみたい、ママみたい」
って言うようになっちゃって、
めっちゃ気持ちいいんですよ。
森下
ふはははは。
荒井
はははは。
──
なにやってるんだ。
あやや
しかも、それ言うと
私がめちゃくちゃうれしそうな顔するから、
これ言うとママがウケるんだと思ったらしく、
よけい「ママみたい、ママみたい〜」って。
森下
ははははは。
あやや
「ほら、ママみたいママみたい」
って連呼されて、
画面に中谷美紀さんがいるって、
めっちゃ気分いいんですよ。
森下
それ、うちもやればよかったー。
荒井
若干、虚しいものが‥‥。
──
ええ、ありますよね‥‥。
森下
頭いいね、あやや。
あやや
ありがとうございます!
荒井
それはさておき。
──
おおいに、さておき。
あやや
はい、ドラマの話をしましょう。
「結婚できないんじゃなくて、
 しないんですよ」っていう役を、
中谷美紀さんがやるという、
なんともこの、見事な、
いや、ちょっとハマりすぎともいえる‥‥。
森下
そうですねぇ(笑)。
偶然なのか、あえてなのか。
おもしろいなぁ、中谷さん。
荒井
年齢的にも、タイミング的にも‥‥。
──
あの、かいつまんで言うと、
どういうことでしょうか?
荒井
中谷美紀さんは
長くおつき合いされている方がいて、
結婚するだろうと言われていたんですが、
突然、破局報道があったんですよ。
あやや
で、ご存じのように、きれいで、
実績のある女優ですから、
まさに‥‥。
──
「私、結婚できないんじゃなくて、
 しないんです」。
あやや
ええ。ハマり役すぎるだろう、と。
これ、原作が水野敬也さんなんですよね。
『スパルタ婚活塾』っていう本なんですけど。
森下
『ゾウ』の人だよね。
あやや
『夢をかなえるゾウ』。
ときどきブログ読むと、
めっちゃモテる講座みたいなのやってて、
この人ほんと、しょうもなくて、
おもしろいんですよ。
──
しょうもないどころか、
いまや、大ベストセラーを
連発する人になっちゃったね。
『人生はワンチャンス!』とか、
『人生はニャンとかなる!』とか。
荒井
あれもそうなんですか。
あやや
で、藤木直人さんが、スパルタ婚活指南役?
森下
立場的には、そうなんじゃないですか。
荒井
チュートリアルの徳井さんが出てますね。
中谷美紀さんがかつて
片思いしていたという役。
あやや
独身で、ルックスがよくて、
高収入の商社マン。
完全に二枚目役をやるんですね。
荒井
徳井さんがやるにしては、
めずらしい役柄ですね。
森下
徳井さん、映画とかにも出てらっしゃるし、
芝居は嫌いじゃないんでしょうね。
──
お笑いの人って、
基本的にお芝居上手ですもんね。
荒井
大政絢さんも出ます。
あやや
大政絢さんは、中谷さんを婚活に誘う役。
大政さんって、こういう役どころが多いですね。
──
あれ? この、瀬戸康史さんというのは‥‥。
荒井
ん? あ、そうです。
成澤先生です、『あさが来た』の。
──
やっぱり。
日本ではじめて「おなごの大学」を
つくった成澤先生ですね。
あやや
あ、また朝ドラの役で覚えてる。
──
『あまちゃん』に出てきた地元アイドルの子とか、
いまだに「埼玉のネギの子」とか言っちゃう。
あやや
松岡茉優ちゃんだ。
やめてくださいよー。
もう、かなりの売れっ子なんですから。
荒井
脚本は金子ありささん。
森下
『花燃ゆ』を書かれた方ですね。
あやや
これ、全体的にはコメディですよね?
中谷美紀さんのコメディって
すごい久しぶりじゃないですか?
久しぶりっていうか、
まったくはじめて? かも?
いや、前にやってたか、な?
あー、いや、でも、はじめて、かも?
──
どっちなんだよ。
荒井
『ケイゾク』ではちょっと変な人の役で
コメディよりだったともいえるのかな。
今回のキャラクター、以前は
中谷美紀さんじゃなくて
観月ありささんとかがやってそうな役ですけど。
あやや
たしかに、たしかに。
でも、こういう、
「美人で仕事もできるけど結婚はしない」
みたいな話って、最近、
ドラマのひとつのパターンになりつつあるような。
森下
そうですね。
「美人・キャリア・アラフォー」
みたいな感じの主人公で。
あやや
天海祐希さんがまさにそういう役を演じた
『Around40』っていうドラマが走りだったかな。
そこから、この手のドラマって、
途切れずにずっとある気がする。
森下
ターゲットとなる層が安定してるんでしょうかね。
荒井
けっきょく、その層の人が比較的多く
ドラマを観るだろうということかな。
あやや
そうですね。
荒井
でも、それ狙いだったと思われる
篠原涼子さんの『オトナ女子』は
数字的には、わりと厳しかったですよね。
あやや
あれは、この座談会でも話題になりましたけど、
公私ともに順風満帆にみえる篠原涼子さんに、
結婚できない役を演らせるか?
っていう感じでしたからね。
荒井
逆に、イタかったですよね。
──
だから中谷美紀さん主演で
合わせてきたんじゃない?
あやや
はっ、そうだ!
合わせてきたんだ、キャスティング。
そういうことか! そういうことだ!
荒井
合点がいきます。
あやや
さすが、TBSの真面目なドラマづくり!
森下
(机におでこゴチン!)
‥‥いや、真面目なドラマづくりって、
そういうことじゃないと思う‥‥。
荒井
だ、大丈夫ですか(笑)。
あやや
また、すごい音がしましたよ。
森下
だいじょぶれす。
──
久々に森下さんのおでこゴチンが(笑)。
森下
だいじょぶれす、大丈夫なのデス。
あやや
大丈夫かな?
森下
ヘーキです、だいじょうぶだったデス。
早子先生、結婚するって本当ですか?
フジテレビ●木曜日午後10時
4月14日スタート
あやや
つぎも、独身ものというか、婚活ものというか、
『早子先生、結婚するって本当ですか?』。
荒井
なんか、似てますね。タイトルも説明調で。
──
ええと、設定としては、
「34歳にして、いまだ結婚を意識してない
 独身教師早子が、周囲に巻き込まれて
 結婚に向かっていく姿を描く」
あやや
脚本が、水橋文美江さん。
森下
おお、久しぶりですね。
あやや
けっこう好きですよ、水橋さんの作品。
綾瀬はるかちゃんの『ホタルノヒカリ』は、
ヒットして映画化までされました。
森下
橋部敦子さんとかもそうですけど、
安心感がありますよね。
あやや
そうそう、橋部敦子さんも水橋文美江さんも、
まったくのハズレがないんですよね。
だから、名前を見ると、
おもしろいんだろうな、と期待しちゃいます。
荒井
これ、原作はマンガなんですね。
あやや
立木早子さんという漫画家さんが、
早子先生シリーズという、
自叙伝みたいなマンガを
描いてらっしゃるそうです。
荒井
そうなんだ。
どこで連載してるんですか?
あやや
これはウェブマンガですね。
荒井
ウェブマンガもドラマ化される時代なんですねぇ。
──
じゃ、サユミちゃんの『沼のハナヨメ。』も。
あやや
そうそう、ドラマ化できるかも!
荒井
ドラマになったらすごいですね。
──
わりと本気で行けると思ってるんですけどね。
ドラマ化、そして映画化!
サユミ
いやいやいやいやそんな‥‥‥‥。
森下
タイトルも童話っぽくていいし。
『沼のハナヨメ。』
荒井
しかも、気仙沼の「沼」っていうのが
またいいですよね。
──
おお、好感触。
サユミ
いやいやいやいやいや‥‥
いいから、ドラマの話に戻って‥‥。
──
『沼のハナヨメ。』、
ぜひ、よろしくお願いします!
サユミ
ドラマの話に戻りましょう!
あやや
ドラマに戻ると、どうでしょう。
おもしろそうではあるけれど‥‥。
森下
ちょっと地味かな、というのはありますね。
ただ、肩肘張らずに観られそう。
あやや
そうですね。
気軽に観ると、案外おもしろかったり。
荒井
がちがちにハードル上げて観るような
大作とは違いますからね。
森下
ビールでも飲みながら観る、みたいな。
あやや
松下奈緒さんって、
イノッチが旦那さん役で、
家族のドラマやってましたよね。
森下
やってた、やってた。
大家族に嫁入りする、みたいな話。
荒井
『早海さんと呼ばれる日』ですね。
あやや
それです、それです、
あれがまさにそういう感じで、
けっこうたのしく観た記憶があります。
だから、松下奈緒さん、侮れないですよ。
おまけにピアノも弾けるし、作曲もできるし。
荒井
バカボンのママもやってましたよ。
森下
あ、そうだ、そうだ。
荒井
天才バカボンのママの役、
けっこうハマってたんですよ。
あやや
だから、きれいでピアノが弾けるだけじゃなくて、
けっこう力あるのかも、松下奈緒さん。
──
‥‥‥‥あっ! いや、なんでもないです。
あやや
なんですか。言ってください。
──
‥‥雁助さんがいる。
あやや
ガンスケ?
荒井
ああ、山内圭哉さんですね。
『あさが来た』の雁助さんの役をやった。
あやや
またその目線!
──
雁助さんと友近さんの話は
よかったなぁ‥‥。
お迎えデス。
日テレ系●土曜日午後9時
4月16日スタート
あやや
さて、じゃあ、最後、
『お迎えデス。』行きましょうか。
荒井
土屋太鳳さんですね。
森下
太鳳ちゃん‥‥。
あやや
そう、太鳳ちゃん‥‥。
荒井
んん?
あやや
いや、私と森下さんは、
『鈴木先生』に出ていたときの
太鳳ちゃんの印象が強くて、
いまの路線にちょっと懐疑的なんです。
森下
そう、視聴者のわがままですが
「小川蘇美ちゃん」が好きだった‥‥。
あやや
すっごい美少女でしたよね。
荒井
まあ、路線を変えたというか、
たまたま違うタイプの役が
続いているだけなんじゃないですか?
あやや
「小川蘇美」のままがいいな‥‥。
森下
髪型戻すとかね‥‥。
──
わがまま言うんじゃありません。
荒井
これもマンガが原作なんですね。
──
少女漫画を大人向けにアレンジしたそうです。
「人間と霊が織りなすハートフルコメディ。
 霊を観ることができる特殊体質の主人公が、
 成仏屋のピンクうさぎにリクルートされ、
 現世に未練を残した霊を
 成仏させるバイトに参加する」。
荒井
土曜9時っぽいですね。
あやや
土曜の9時といえば、
森下さんちのお嬢さんですよ。
森下
あ、たぶん観ると思いますよ。
荒井
脚本家は尾崎将也さんですね。
あやや
『梅ちゃん先生』、『オトナ女子』。
荒井
枠との相性はいいかもしれませんね。
あやや
鈴木亮平さんも出てます。
また、着ぐるみ姿で、
「どんな役でも体当たり!」な感じがあります
森下
痩せて、太って、着ぐるみ着て。
もう、ここまでがんばらなくても
という気もしますが‥‥。
荒井
『変態仮面』はおもしろかったです。
あやや
うん、『天皇の料理番』の
鈴木亮平さんもよかった。
森下
お兄ちゃん。お世話になりました。
あやや
まあ、たしかに、なんか、
ふつうの役をしてない感じですね。
荒井
『俺物語!!』とかも変な人でしたもんね。
森下
いや、もちろん、
それはそれでおもしろいと思いますけど、
あんまりキャラキャラしちゃうのもなぁって。
この方のお顔は「味のある顔」といわれる
素質を秘めてると思うんです。
なんか、そこがもっと、こう出る役というか。
あやや
門脇麦ちゃんも出ますね。
あ、ということは『まれ』コンビじゃん。
荒井
そういえばそうですね。義理の姉妹だ。
あやや
麦ちゃんは上手ですよね。
『探偵の探偵』ではラスボス役でしたけど、
観るたびに違うタイプの役を演じていて、
しかもどれもばっちりできてる。
演技派で、しかも憑依型ですよね。
荒井
『探偵の探偵』の役は見事でした。
あやや
映画『愛の渦』の役もよかったですよね。
もうすぐ公開になる麦ちゃん主演の
『二重生活』っていう映画を試写で観たんですけど、
見ず知らずの人の尾行にハマる女子大生役で、
だんだん自分が不安定になっていったりして、
またすごく難しい役だったんですけど、
見事に演じきってましたよ。
──
へぇー。
あやや
かと思うと、このドラマでは幽霊役。
どうですか、森下さんは。
森下
うん。娘は観ると思います。が。
私は、ちょっと苦手かも!
あやや
おお、明るく苦手宣言。
森下
ええ! しかしですね、しかしですよ!
なんといっても私はバリバリのノリノリで書いて
ゴールデンで6パーセントを
叩き出した脚本家なわけですから!
その私が苦手と感じるということは、
むしろよいことかもしれないんですよ。
逆にものすごく受ける可能性が
あるってことなんですよ!
明るく苦手宣言もできるというものです!
あやや
まぁまぁまぁまぁ‥‥。
荒井
まぁまぁまぁまぁ‥‥。
──
森下さん、やっぱり、
さっきの「おでこゴチン」が‥‥。
森下
だいじょぶれす!
──
さ、さあ!
だいたい語り終わったところで、
今クールのおすすめを決めていきましょう!
まずは、恒例、ひとり3本、
個人的にこれはよさそうだぞ、
というドラマを挙げてください。
あやや
ああ、終わってしまう‥‥。
今日という日が終わってしまう‥‥。
──
たっぷり3時間以上語ってます。
さあ、あやちゃん、どうぞ!
あやや
まず『トットてれび』!
それから、『ゆとりですがなにか』。
あと、『火の粉』。
──
迷いがないね。
じゃあ、森下さん。
森下
『ゆとりですがなにか』でしょ。
『トットてれび』も。
あやや
お、そこまでいっしょだ。
──
3本いっしょでも別にいいんですよ。
森下
うーん、でも、もう1本はね‥‥
『コントレール』。
あやや
おお、なるほどー。
──
最後、荒井先生、お願いします。
荒井
うーん、すでに2本重なってるのか‥‥。
ちょっと選びづらいけど‥‥。
──
お気になさらず。
自由に3本、どうぞ。
荒井
果たしてどうなるのかという意味も込めて、
『ラヴソング』ですね。
──
お、さすが月9担当。
あやや
泰子ちゃんのこと、ありがとうございます!
森下
そうだった(笑)。
荒井
2本目は『重版出来』。
コミック誌編集部の熱い話だし、
期待してみたい。
あやや
ああ、それかぁ、なるほど。
荒井
あと『火の粉』ですね。
おもしろかったです、正直。
怖いし、まとまってるし、
みんな役にハマってていいです。
──
はい、ありがとうございました!
というわけで、それぞれ出そろいました。
ここから今季のおすすめドラマを1本、選びます。
いまのところ、重なってるのが、
『トットてれび』『火の粉』『ゆとり』。
あやや
おおーーー。
森下
正直、その3本ならどれでもいいね。
──
いつもはクドカンさんのドラマは、
観たらおもしろいに決まってるから、
あえて選ばない傾向にありますけど、
今回は、どうですか。
あやや
『ゆとり』、気になるなぁ。
でも、やっぱり別枠の殿堂入りかな。
ただ、久しぶりの日テレなんだよね、
クドカンさんね。
森下
クドカンさんのドラマは、
TBS作品の方が私は好みなんだけどな。
日テレだと、『ぼくの魔法使い』とかか。
あやや
私、『ぼくの魔法使い』って、
クドカン作品の中で
いちばんっていうくらい好きです。
荒井
まぁ、クドカンさんのドラマは
別枠というか、リスペクトを込めて
あえてはずすというもありますかねぇ。
あやや
じゃあ‥‥。
森下
じゃあ‥‥。
荒井
どうしますか。
あやや
『トットてれび』にしましょう!
森下
あややの大演説聞いたもんなぁ。
ずっとピョン吉の話だった気もするけど(笑)。
荒井
『トットてれび』、いいんじゃないでしょうか。
森下
私も『トットてれび』はテッパンだと思います。
──
よし、じゃあ、そうしましょう。
あやや
あー、終わってしまう前に、
ちょっとだけ森下さんに質問です!
次の大河『おんな城主 直虎』の脚本は
着々と進行中ですか?
森下
はい、しかし、なんというんでしょう、
大河というだけあって、
河が大きくて溺れそうです‥‥。
史実がほとんど残ってない人なので、
あーでもない、これはどうだ、って、
みんなで揉みながら書き進めています。
あやや
すごい職業ですよね。
いま森下さんが書いているものを
私たちは1年後とかに観て、
わくわくしたり感動したりするんですよ。
森下
ちなみに、大河のほかに、映画もあります。
『花戦さ』という、
おじさんばっかりが出る映画。
荒井
どういう方が出るんですか?
森下
野村萬斎さん、市川猿之助さん、
中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、
佐藤浩市さん、高橋克実さん‥‥。
あやや
うわぁ、おじさま好きにはたまらない!
森下
でしょ。
メインの女性キャストがたったふたりという、
おじさん映画なんです。
お好きな方もお好きでない方も、ぜひ!
あやや
え、これの脚本も?
森下
はい。これ、華道の映画なんですよ。
昔、池坊の中興の祖と言われる
池坊専好さんという人がいて、
この人と千利休さんがどうも親交があったみたいで、
ふたりの友情と、花を使って仇討ちをするという話。
──
花をつかって仇討ち。
なんだか、すごそうな話ですね。
荒井
いつ公開ですか。
森下
2017年公開の予定です。
あやや
しかし、映画も書き、大河も書き。
荒井
すごい。
──
そんな忙しいときに、
長時間、おつき合いいただいて。
あやや
ほんと、森下さんも、荒井先生も、
ありがとうございました!
あああ、終わってしまった。
今日という一日が、終わってしまった!
♪いいーーつのひもぉーーー
 たえるぅーーことなくーーー
 とぉぉぉもだちでぇーーいようーー
 きょぉうのひはーーーーー
 さようぅぅなーらーーーー
 まぁあたーーあうぅーーひまでーーー
──
ありがとうございました!
森下
ありがとうございましたー!
荒井
ありがとうございました。
あやや
また秋にお会いしましょう!



( お し ま い )
2016-04-25-MON

(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN