ご近所のOLさんは、 先端に腰掛けていた。 |
vol.12 - Linux movement No.1 -
Xくんが去り そいで Windows ユーザが繁殖してしまったオフィスで どんな理由をつけて Linux を自分の OS として 導入しようかなと悩んでいたとき こんなかっこいい言葉をくれたのは 『gNくん』(初登場!!パチパチパチ)。 ちょっと変な名前だけれど(ごめん) "g" は彼にとって命です。 「先端」の前身の頃から、開発者として ここ(正確には引っ越す前の、のっぽビル)で 生息していた流浪(?)のプログラマです。 「gNくん、詩人みたいなこと言うねぇ。 ところでさ、 Linux のことだけど、テレビ見たよー! NHKの『クローズアップ現代』(4月7日放送)。 gNくんったら、ちょっと斜めに構えて かっちょ良く語ってたね。」 そうなんです。 gNくんは最近めっきり露出が多くなってきたのです。 Linux のせいで・・・・・・。 さて、 Linux(リナックス、あるいは、リヌックス)は もうかなりポピュラーになってきたし そのあらましは今さら語るまでもないと思うけれど 知らなーい、という方もいらっしゃるかもしれないので ちょっとだけ紹介してみましょう。
私は、Linux はインターネットの威力のものすごさを たのもしく具現しているソフトウェアといえると思っています。 (Linux お勉強キット) ところで、最近『オープンソース』という言葉を聞くことが よくあるのですが、Linux との関係を考えていたら gNくんから、「ちょーーっと待ったー!」がかかりました。 gNくんによると
ということで、ちょっと難しいのですが どうも、『オープンソース』という言葉を 使うときは注意が必要のようです。 最近、「先端」でのかなりの話題は、 『知的所有権』(財産権)のことです。 朝から晩までみんなで『ちてき、ちてき』 『しょゆう、しょゆう』と調べているのですが これがなかなかはっきりした形がつかめず難しい。 つまり、ネットワークという新しい世界の中の 新たな「価値」に対して、どう考えたら、あるいは 扱えばいいのかを、世界中が探してる状況みたいです。 そして現在の状況は、「バラバラじゃん?」 っていう感じで、国や、組織やプロジェクトによって 足並みが揃っていません。 もちろんさまざまな理由によって、です。 (これについては、もう少しあとで改めて 話してみたいとは思っていますが・・・。) Linux を語るというのは、そういうことにも 大きく関係してくるようです。 さぁ、次回からは 『フリーソフトウェア』の海に潜ることになりそうです。 先生は、Linux 開発に深くかかわるgNくん。 どんな海なんでしょう? どうも長旅になりそうです。 みなさんも、アブラミ・ブラザースのように 体力作って待っててくださーい。 マリーの日記は今日はお休みします。 ではまた。 福嶋(まーしゃ)真砂代 |
1999-05-22-SAT
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