博士 |
諸君!
先日、久しぶりに大阪に行ったら、
戎橋のあたりが大変なことになっておったぞい! |
アジオ |
そこって、グリコの看板や、
カニ道楽の看板で有名なところだね。 |
アジコ |
今年はくいだおれ人形の行く先が
話題になったわよね。 |
博士 |
ふむ。
ワシもくいだおれの倒産は知っておったし、
折りから不景気であの辺りも
寂しくなったじゃろうなぁと思いながら、
訪ねてみたんじゃが‥‥ |
アジオ |
どう?
寂しくなってた? |
博士 |
とんでもない!
寂しいどころか、マジ激アツじゃ!
巨大看板の乱立で、
アホアホワールド全開だったぞ〜い! |
アジコ |
アホアホワールド全開?! |
博士 |
左様。
まずカニ道楽の隣に
カールおじさんのモニター付き看板がデーン!
その向かいに恵比寿さんの巨大な顔はバーン!
その奥にも、フグやら、龍やら、
頑固じいさんやらの巨大看板が立ち並んで、
しかも各店のスピーカーからは
「美味いでっせ!」
「寄っていきなはれ!」
「なに見とん?」と
大阪弁の呼び込みがエンドレス。
街全体で完全にアホの頭の中を
具現化しておったぞい! |
アジコ |
さすがにたくましいわね‥‥
大阪人は‥‥ |
アジオ |
へえ、ところで大阪には
なんで行ったの? |
博士 |
天久の付き添いで、
バカドリルのトークショーに行ってきたんじゃ。 |
アジオ |
ちなみに戎橋には、
大きなTUTAYAの書店もあったよね。 |
博士 |
タコ焼きをハフハフしながら読む、
バカドリルもまたオツなもんじゃ。 |
アジコ |
では毎週、小刻みに宣伝を入れながら、
今週の味写、発表でーす。 |
アジオ |
まずはH・N こんのさんの作品です! |
博士 |
おお!
これぞまさしく
「すべり台の下の猫」じゃな! |
アジオ |
‥‥なにが、
まさしくなの? |
博士 |
ホラ、
今年大ヒットした‥‥ |
アジコ |
ひょっとして
「崖の下のポニョ」? |
博士 |
そうそう! 上手いじゃろ?
「崖の下のポニョ」と「すべり台の下の猫」! |
アジオ |
まったく
上手くないわい! |
アジコ |
聞かされた分の時間返してよ!
訴えてやる! |
博士 |
ヒドイ言われよう‥‥ |
アジコ |
じゃあ、投稿者からのお便りを紹介しまーす!
先日、高島平で撮った写真です。
猫好きなので、猫を探していたところ、
素敵な場所にいたので撮りました。
あまりのおさまり具合に、
これ以上近づくことはできませんでした。
H.N. こんの |
アジオ |
ホント素敵な
おさまり具合だね! |
アジコ |
たしかにこれ以上、
近づけない雰囲気ね‥‥ |
博士 |
しかし敢えて、
スベってみたい気がするな。 |
アジオ |
あの猫の上をお尻が通過するときって、
どんな感じなんだろう‥‥(ゾクゾク) |
アジコ |
あの猫ちゃんとお尻が、
ちょうど垂直に重なったとき、
なんらかの奇跡が起こるでしょうね。 |
博士 |
おそらくその瞬間に時空のひずみが生まれ、
あの猫ともどもタイプスリップするじゃろうな。 |
アジオ |
そうするとこれは
一種のタイムマシン? |
博士 |
そうじゃ。
しかしそれにはあの猫と心を通わせねばならん。
猫の心と、そなたの心が重なり、
なおかつあのすべり台の一点において、
尻と猫が交じり合うとき、
神秘の法則は時空の扉を開き、
そなたをまばゆい光で包むであろう‥‥ |
アジコ |
さて、ではオッサンが妄想に酔ってる間に、
次の作品を発表よ! |
アジオ |
お次はH.N. りえざんの
作品でーす |