自転車思想。 チャリンコは、未来そのものの顔をしている。 |
自転車をどう呼ぶ?(全国版)
の全国版です。
どうですか? 普段耳にしている、 なじみ深い呼び方もあれば、 そうじゃない呼び方もあります。 やっぱり気になるのは、 『ふんだらまう』 ですねぇ。 「ふんだらまう、ふんだらまう・・・。」 僕も思わず何度も噛みしめてしまいました。 いい語感ですね。 確かに水木しげるさんのマンガに出てきそうな気配。 たぶん、見た目は地味だけど、 いい奴です。 『踏んだらモーター』 というのもありますね。 ここから何となく感じるのは、 「踏んだら回る」 という言葉が、だんだんなまっていって、 「ふんだらまう」 になるんじゃないか、ということ。 そうやって見ていくと、 ここに挙げた呼び方は何通りかに分けることが出来そうです。 「自転車」という言葉から変化していったと思われる、 『ジテコウ』 『じてこ』 『ジテコー』 『ジテ』 『じてんこ』 ん〜、『てこ』も中に入りそうですね。 で、普段でもよく使う、 「ちゃりんこ」の一派がいます。 『チャリ』 『チャリキ』 『ちゃーりー』 『愛馬・おちゃり丸』(・・・・・・) そして、どうやらこの辺の呼び方は、 韓国の 『ちゃじょんご』 と何かしら関係があるのかないのか?? 気になりますね。 いろんな例を持ち出すまでもなくって、 日本語と韓国語は、 地理的にも、 そしてその決して円満とは言えない歴史上の関係からも、 さまざまな影響を及ぼしあってますからね。 これも、いろいろ調べたくなってしまうなぁ。 そして、僕にとっては馴染み深い、 「けった」 のグループです。 この中だったら、 『けったくるばいく』 ですね。 この辺りは、どうも「ける」という言葉が、 だんだん変化していって、 いろんな言葉を生み出しているんでしょうね。 さらに、わが道を行く オレ的な名前の付け方も、 その人が普段自転車とどう付き合ってくるのか、 目に浮かぶようで面白い。 ハニさんなんて、フランチェスカですもんねー。 きっとカワイイ自転車なんだろうなー。 あと、keeさんの 「地域的な違いというよりは、 あたしんちオリジナルなかんじです。」 というコメントも、 よくわかんないんだけど、何だかいいんですよね。 でも、Marikoさん! 『ビッチー』 はマズイっしょ、やっぱ(笑)。 最近僕は、今まであんまり意識してなかったモノに 名前を付けることって面白いんじゃないかと思っています。 例えば、海外のほとんどの街では、 道路に名前がついてますよね。 でも、日本の特に東京の道って、 案外名前が付いていない道が多い。 それがいいとか、悪いとかはよくわからないんですが・・・。 でも、名前なかったら、 みんなが勝手に名前を考えて、 自分勝手に名前をつけていったら 街と自分との関係が、少し変わるような気がしませんか? ちなみに、僕の場合新宿区のとある道を走っていると、 いつも決まって『太陽に吠えろ』のテーマソングが 頭に中に鳴ることがあるので、 『太陽に吠えろ通り』 とひそかに命名しようかと思ったりしてます。 そういってドンドン呼び名を作っていったら、 何10年かしたら、本当に一般的な呼び名になってるかもしれない。 そんなことをボンヤリ考えるのは不思議と楽しいなぁ。 自転車の正式名称は、やっぱり『自転車』なんですけど、 その地方だったり、家族や仲間内の呼び方があって、 さらに自分の自転車だけの特別な名前があるっていうのも、 いいもんだなぁ、と思うんです。 ちょっとカッコ悪い名前の方が、 かえって印象深くっていいんじゃないかな? 今回メールを送ってくださった全ての皆さん、 本当にありがとうございました。 中でもクラス全員にアンケートまで取ってくれた、 メルさん!凄すぎです。 お待たせしてしまって、ゴメンナサイ。 では、久々の・・・。 Ride safe! |
2001-12-13-THU
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