- 著者◎糸井重里
- 発行◎ほぼ日
- 価格◎1,760円(税込・配送手数料別)
- 頁数◎308ページ
- ISBN◎978-4-86501-511-9
この本について。
糸井重里は、創刊以来、
ほぼ日刊イトイ新聞の冒頭のページに
毎日、原稿を書いています。
そして、日常的にツイートも。
それら、ぜんぶのことばのなかから、
こころにのこる文章やフレーズを選んで、
1年に1冊、本にまとめる。
それが「小さいことばシリーズ」です。
いつの間にか、13冊目になりました。
この本には2018年の
糸井重里のことばがつまっています。
2018年といえば、長く一緒にいた
愛犬のブイヨンが亡くなった年。
そして、あたらしくブイコがやってきた年。
別れと出会いについて、
犬について、家族について、
結果的に糸井重里はたっぷり書くことになりました。
そういうことと、関係するのか、
それともまったく自由に考えたのか‥‥。
最新作のタイトルを、
糸井重里はこう決めました。
『かならず先に好きになるどうぶつ。』。
もちろん、どうぶつのことばだけでなく、
仕事のことや、人間関係のことや、
食べもののことや、幼少期のことや、
愛のことや、友だちのことや、
もちろん野球のことや、
死のこと、未来のこと、希望のこと‥‥。
さまざまなことばが
本のなかにぎゅっと詰まっています。
ぱらぱらとめくって、
どこから読みはじめても大丈夫ですし、
適当にぱたんと閉じても平気です。
去年は出すのをお休みしてしまったので、
「小さいことばシリーズ」を出すのは2年ぶりです。
お待たせしました、この本も自信作です。
どうぞ、よろしく、お願いします。
装画はショーン・タンさん。
美しい装画は、
『アライバル』や『エリック』といった作品が
世界中で高く評価されている
オーストラリアの絵本作家、
イラストレーターのショーン・タンさんです。
もともとは、糸井重里が、
東京のちひろ美術館で開催されていた
「ショーン・タンの世界展
どこでもないどこかへ」を観に行き、
ショーンさんの絵をとても気に入ったことが、
今回の装画をお願いするきっかけでした。
カバー全体につかわれている画は、
ショーン・タンさんが
すでに描きあげていたものの、
まだ、展示もせず、
何につかうとも決まっていなかったもの。
淡く、クリーミーな中間色の空間を、
存在感のある生き生きとした鳥が
飛んでいるのが印象的です。
また、本の中にも
ショーン・タンさんの線画が、
数点、つかわれているのですが、
そちらはこの本のために
ショーンさんが描き下ろしてくださいました。
ショーン・タン(Shaun Tan)
1974年オーストラリア生まれ。
イラストレーター、絵本作家、映像作家。
幼い頃から絵を描き、学生時代にはSF雑誌で活躍。
作品は世界各国で翻訳され、数々の章を受賞。
近年は舞台や映像にも活動の場を拡げている。
9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で
2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
代表作『アライバル』(小林美幸訳)のほか、
『遠い町から来た話』、『ロスト・シング』、
『鳥の王さま』、『エリック』。『夏のルール』、
『セミ』(以上、岸本佐知子訳)が邦訳されている。
公式ウェブサイト:http://www.shauntan.net
『かならず先に好きになるどうぶつ。』のたっぷり立ち読みコーナー
10人の方が、この本のなかから
ことばを選んで書きました。
この本の編集者から
そのほかの「小さいことばシリーズ」。
-
『小さいことばを
歌う場所』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『思い出したら、
思い出になった。』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『ともだちが
やって来た。』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『あたまのなかに
ある公園。』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『羊どろぼう。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『夜は、待っている。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『ぽてんしゃる。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『ぼくの好きなコロッケ。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『忘れてきた花束。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『抱きしめられたい。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『思えば、孤独は美しい。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『他人だったのに。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『ボールのようなことば。』
円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『ふたつめの
ボールのようなことば。』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる -
『みっつめの
ボールのようなことば。』円(税込・配送手数料別)
カートに入れる
知っておいてほしいこと
表紙カバーについて
素材の質感も含めてお楽しみいただけるよう
表紙カバーには「タントセレクト」という
織りに特徴のある紙を採用しました。
『小さいことばを歌う場所』から続く、
シリーズ伝統の紙です。
紙そのものに硬さがありますので、
折りたたんだり、摩擦を加えたりすると、
印刷のかすれやひび割れ、繊維のはがれが
わずかに生じる可能性があります。
また、質感や肌触りを重視したため、
表紙カバーにはフィルム加工などの
保護加工を施しておりません。
持ち運びをくりかえすことで、
かすれやひび割れ、繊維のはがれなどが、
一般的な本よりも少し早めに生じる可能性があります。
風合いや経年変化を本の個性として
受け止めていただけるとさいわいです。
「タントセレクト」という紙そのものは
強さと硬さのある、丈夫な紙ですので、
過度に気遣うことなく、お読みください。
ページ外側部分の仕様について
ページの角を丸く仕上げる加工は
職人さんによる手作業によるものです。
そのため、一冊一冊に個体差があります。
また、本によっては、
ページの外側を染めるインクが
わずかにページの内部へ
染み込んでいる可能性もあります。
丸く仕上げる加工も、外側に色をつけるのも、
本が独特の表情と風合いを持つ、
個性的な本に仕上がるよう、
あえて選択した仕様です。
どうぞ、手に取って、ページを繰りながら
この本のもつさまざまな表情を
お楽しみいただければさいわいです。
「ほぼ日ブックス」取り扱い書店でも販売。
書籍『かならず先に好きになるどうぶつ。』は、
ほぼ日ブックスを取り扱っている全国の書店や
Amazonや楽天といった、
大手のネットサイトにも流通いたします。
取り扱い書店に関しては、
こちらからご確認ください。
また、ご来店の前には、
お店に在庫があるかどうかを
お問い合わせいただけますようお願いいたします。