2002年、FIFAワールドカップの年にはじまった イタリア人スポーツジャーナリスト フランコ・ロッシさんの連載が、 単行本化されることになりました。 イタリアのナショナル・チーム “アズーリ”に密着して、 滞在先の仙台から届けられた 「アズーリにべったり密着50日!」に始まり、 現在までに300話を超えるコラムを 「ほぼ日」に書きつづけているフランコさん。 『フランコ・ロッシのカルチョイタリア通信』には、 そのなかからよりすぐったコラムに加え、 書き下ろしを多数加えた構成になっています。
こちらをクリックして、ごらんくださいませ。 著者のフランコ・ロッシ(Franco Rossi)さんは 1944年9月25日フィレンツェ生まれ。 イタリアの「TUTTOSPORTO」 「Corrierdello Sport」紙などでスポーツ記者を経て 1999年からフリージャーナリストとして活躍しています。 1997年に、最優秀ジャーナリストとして イタリア大統領表彰を受けたほか、 2004年にはその年もっとも活躍した スポーツジャーナリストにおくられる、 「ジャンニ・ブレラ賞」にかがやきました。 日本での著書には『逆説のワールドカップ』 (日本スポーツ企画出版社)があります。 その原著『Preda ilmiglione』はCONI賞 (スポーツ部門書籍に送られる最高位)を受賞しています。 イタリアではテレビコメンテーターとしても、 たいへん有名なんですよ。 フランコさんのイタリア語のコラムを日本語に訳し、 毎回イラストを描いてくださっている酒井うららさんは、 本業はイラストレーターです。 1973年にイタリアにわたり、 イタリア国立ミラノ美術アカデミア(ラ・ブレラ) 絵画科に入学しました。 同校卒業後は、帰国してフリーのイラストレーターに。 現在も、NHKイタリア語講座テキストの イラストなどを手がけています。 1981、88年のスカラ座日本公演の際には通訳を務めました。 著書に『いっそイラスト・イタリア語単語帳』(小学館)など。 うららさんと、イタリアのことをワイワイ喋ったコンテンツ 「酒井うららさんと、イタリアについてしゃべろう!」も ぜひごらんくださいませ。 インターネットにころがる 今、サッカー界が注目するあらゆるニュースを ひろってくるニュースサイト「サポティスタ」。 「ほぼ日」とほぼ同期の10年目を迎えるこのサイトでも 何度かフランコさんの記事を とりあげてくださったことがありました。 『フランコ・ロッシのカルチョイタリア通信』が 出版されるとあって 何か一緒にできないですかねえ、とお話をしているうちに 「イタリアでは辛口批評って言われてるらしいけど それって日本で言うとセルジオ越後さんみたいなものなの?」 「この前のチャンピオンズリーグの試合、すごかったけど フランコさんは本国ではどんな記事を書いてるんだろ?」 「本場イタリアのサッカージャーナリストってどんな仕事なの?」 と、生まれた疑問を「ほぼ日」にかわって、 「サッカー瞬刊誌 サポティスタ」さんが、 サッカー目線で取材してくださいました。 テーマは 「『ほぼ日』のフランコさんに聞く イタリアでサッカージャーナリストになる方法」。 ぜひごらんになってみてくださいね。
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