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親鸞の講演5本を収録。本の該当ページに音声の
チャプターマークつき。DVD-ROMを本から外しても
保存しやすいように、パッケージを工夫しました。
※DVD-ROMはパソコン再生専用です。 |
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プロローグ対談として、本の冒頭12ページに
吉本さんと糸井の最新対談が収められています。
収録日は2011年7月29日でした。 |
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本文の下に、仏教や親鸞についての脚注がついています。
脚注を拾い読みするだけでも浄土真宗の知識が深まります。
脚注監修は光蓮寺副住職の稲城蓮恵さんにお願いしました。 |
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時代背景と親鸞の足跡がわかる年表と地図が、
冒頭の折り込みページに入っています。
年表は出来事の種類によって色分けされています。 |
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親鸞の興味深い活動についてコラムを5本つけました。
親鸞が生きた時代、それは“戦後”だった/仏教のはるかな旅/当時の関東の地形から読み解く、親鸞の風景 など |
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2007年2月から2011年の3月まで、吉本家で行われた
吉本さんと糸井の対談映像(少しずつ7本、計50分)が
ほぼ日ストア購入特典初回1000部限定で同梱されます。
ほぼ日ストア特典つきの販売は終了しました。 |
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本文は、吉本さんの講演を読みやすいように編集。
文字も大きめです。
未公開だった講演「親鸞から見た未来」も収めています。 |
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親鸞の生きた鎌倉時代に日本の写本に用いられていた
「綴葉装」にも通じる、背表紙なしの装丁です。
開きが大きく読みやすいのが特徴です。 |
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ひと目でどのページかわかるように吉本さんの講演は白、
コラムはピンクのページに入れました。
たのしいイラストは信濃八太郎さんによるものです。 |
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本文はモノクロページになりますが、
収載写真はすべて、親鸞ゆかりの地を訪れ撮影しました。
写真撮影地も本の末尾に紹介しています。 |
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じぶんの場所を示してくれるGPSに
小谷知也(編集担当)
「800年も前に生きたお坊さんのことなんて、じぶんには関係がない」。そう思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし吉本隆明さんは、親鸞の思想は現代にも生き、そして未来にも生き続けるだろうと考えます。親鸞の思想の“ある部分”が、ものごとの本質を捉える上で、極めて有効だからです。様々な価値観や考えが、ソーシャルネットワークによって複雑に拡散して行くいま、吉本さんが抽出してくれた親鸞の言葉の数々は、“じぶん”が“世界”のどこにいるのかを改めて示してくれる、GPSとして機能することでしょう。 |
幾重にも紡がれた言葉が迫る
深澤晃平(編集担当)
収録されている吉本さんの講演は、代表的なもの(『現代に生きる親鸞』)から初公開のもの(『親鸞から見た未来』)まで、はじめてでも読みやすく、何度でも読み応えのあるものです。そして年表、脚注、地図、イラスト、コラムと盛りだくさん、雑誌のようにめくっているだけでも楽しい一冊です。音声はiPodやパソコンに入れて聞いても楽しめます。「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」──親鸞というお坊さんが残したそんな言葉をめぐって、幾重にも幾重にも、吉本さんが紡いできた言葉が、グングンと自分に迫ってきます。 |
親鸞の生きた時代を表す装丁
佐藤雅洋(三永印刷株式会社 印刷担当)
今回は製本様式に「コデックス装」という様式を採用しています。これは本の表紙の背の部分が紙で包まれておらず、本の強度を出すための綴じ糸が外から見える製本様式です。背がないため本をほぼ180度開くことができ、本を開いて机に置いても閉じることはありません。可読性の良さもこの様式の特長ですが、今回は背の綴じ糸がむき出しのままであることで、日本古来の製本様式である和綴じの風合いも感じていただけると思います。表紙や年表の頁では、普段は補強資材として使われる芯ボールや包装紙を採用し、親鸞の生きた中世の荒々しさも表現できたかと感じております。巻末には現代的なアイテムであるDVDが添付されておりますが、デザイナーの清水さんの造本設計を優先させるために、機械で製本するのではなく表紙の紙とともに職人が一枚ずつ手で貼りこんでいます。その「手作り感」を感じていただくとともに、背の綴じ糸が解けるほど、本文が紙葉に戻るくらいに読み込んでいただけるのなら、印刷製本を担当した者としてこれ以上の喜びはございません。 |
永遠の課題を意識する
清水 肇(プリグラフィックス デザイン担当)
本を作っていると、いつもさまざまな課題が出てきます。スケジュール、予算、印刷や製本の技術的問題などなど。しかしその都度クリアすべきこれらの「緊急の課題」だけにとらわれてはいけません。750年の時を経て、吉本隆明さんが現代に伝えようとした親鸞の思想を、造本や文字組、色を通してすこしでも形にできればと思いました。それは読者が本を手に取るとき=未来からの視点をもつ、いわば「永遠の課題」を意識することだと考えたのです。たとえば、「コデックス装」と呼ばれる背なし装丁は、糸でかがった背丁をあえてあらわにしています。非僧非俗で隠すべきことを一切隠さずあからさまにした親鸞をイメージしてみました。この製本は開きがよく、読みやすいうえ見た目に反して丈夫なので、繰り返し読み込んでいただけることでしょう。たとえば、もし親鸞が現代にいたとしたら、なにごとにもとらわれない人として、インパクトのあるピンクの服など身にまとっていたかもしれないな、と想像してみました。かがりの糸やスピンも含めて全体をピンク色であしらいました。味のあるイラストやすばらしい写真もあわせて、親しみやすい本になったのではないかと思います。時空を超えて、たくさんの人に長く何度も読んでいただける本であることを願って。 |
自分の行動の判断基準に
菅野綾子(ほぼ日刊イトイ新聞)
吉本隆明さんから見た親鸞像のなかに、今後の自分の行動の判断基準になるような大事な言葉が入っています。読むたびに自分に響く行がちがいます。吉本さんがいつもおっしゃっている課題「ふたつの視点」「戦後の反省」についても登場します。冒頭の糸井重里とのプロローグ対談が、全体の導入的な内容になっているので、最初に読まれることをおすすめします。また、DVD-ROMで講演音声を聞くと、吉本さんが言いよどんだところ、力を入れている部分がわかり、感動的です。ぜひ、声も聞いてみてください。 |
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数量限定ほぼ日ストア特典の
吉本隆明さんと糸井重里の対談ダイジェストDVD
「吉本家の居間から」は、
ほぼ日ストア初回販売1000部限定です。
(完売のため、特典つきの販売は終了しました)
書籍のみの販売は継続します。
『吉本隆明が語る親鸞』は、ほぼ日ストアだけではなく、
ほぼ日ブックスを扱う全国の書店や
ネット書店でもご購入いただけます。
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ほぼ日ストア初回特典DVDはつきません。 |
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