「あすナロにっき」のブログを始めたのは ナロちゃんが来てすぐ? |
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すぐです、はい。 | |
8日に貰ってきて、11日とかに始めてるんで、 3日後ぐらいには始めてますね。 |
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ちょうど中村もずっと写真をやってて、 一眼レフを持ってたっていうのもあって、 撮りまくりなんですよ。 なので、これはもうどんどんブログにして、 記録に残していこうって。 |
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ナロという名前はすぐつけたんですか。 | |
ナロの名前は来る前に。 フッて思いついたんですよ。 名前なんにしようかなぁっていうのは、 ずっと考えてたんですけど。 家と塀の狭い隙間で保護されたから。 |
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「ナロウ(narrow)」。 | |
はい。「ナロウ」から、「ナロ」だと思って。 | |
「あすなろ」の「ナロ」じゃないんですね。 | |
あれは後付けなんですよ。 で、ホワイトボードカレンダーに、 ナロの顔描いて、「ナロ」って書いてみたんですよ。 で、「どうだ」と。 |
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「何、それ?」って言っちゃいましたけどね(笑)。 | |
「ええっ?」って。 | |
名前っぽくないから。 | |
そう。何を描いているのか。 とりあえず、その顔は 仔猫だろうなと思ったんですけど、 ナロが名前とは思わずに、 「何なの、それは?」みたいな。 そうしたら、「名前だ」って言うんで、 まったくこうピンと来ないというか、 「ちょっと不思議な名前だなぁ」と思って。 |
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名前っておもしろいもので、 呼んでるとそれになるんですよね。 ブイヨンも、不思議な名前つけるなぁ、 と思ったんですよ、糸井さん。 「ニコちゃん」だったからなおさら。 でも、名前って、決めると、 しぜんと一致していくんですよね。 彼や彼女と。 ともだちの呼び方も、そうですけど。 |
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そうなんですよね、もう呼びなれると、 それしか考えられないですけど。 でも、僕は、「ナロ」って、 すごいの思いついちゃったんじゃないの? と思って、意気揚々と説明したんですけど、 ピンと来ないみたいな顔されてて(笑)。 保護してくださったシヨリさんも、 「名前はどうするんですか?」って聞いてくれたんで、 「ナロにします」って言ったら、 「あ、あぁ‥‥?」って。 |
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(笑) | |
「モダンな名前ね」みたいな、 そんな感想だったんです(笑)。 |
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ピンと来てない。 | |
(笑)で、「ブログをやろう」って思ったときに、 「あすナロ」っていう言葉を 後から考えたんです。 |
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Aさん(中村さん)が写真を撮り、 tさん(たかしまさん)が愛でる。 そういうブログですね。 |
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はい。 愛でる役は、しっかりと果たそうと(笑)。 |
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正直言うとね、担当編集者としては心配しました。 だって、ナロを抱いていて 手が空かないみたいなことを書かれるから、 「ブタフィーヌさん」の入稿が 遅れるんじゃないかと。 |
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はっ! | |
はい。でも、ナロが膝の上にずっといると、 僕は立ち上がれないので、 むしろ机の前から動けなくなるんですよ。 |
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でも片手を占拠されてるから、 作業効率は落ちるでしょう? 「おとうさんは仕事なんだから、 そのへんで遊んでなさい」と、 床に放せばいいじゃないですか。 |
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だめです、だめです(笑)。 | |
「キャット空中3回転」で飛び降りますよ。 | |
ニャンコ先生だ(笑)。 | |
その件については言いたいことが。 どれだけ顎で使われたことか。 |
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「ごめん。今僕動けないから」的にね(笑)。 | |
「コーヒーが飲みたい」 「あれ取って、これ取って」みたいな。 |
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ナロをいいことに。 | |
「シフトキーを押してくれる?」 っていうのもあったよね。 |
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一同 | (笑) |
「はいはい」って。 | |
その後、シフトキーを5回押すと、 キーを固定してくれるという機能を発見しました。 その機能を活用しまくりですね。はい。 |
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これから引っ越しをなさると、 ナロちゃんも外で遊べていいですね。 |
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はい? | |
外で遊べていいですね。 | |
あ、外で遊ばないですよ。 | |
お庭でネコが自由に遊ぶのって、 いいですよね? |
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いやいやいや、 ナロは完全に箱入り娘ですから、 外には出しません! |
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いやいやいや、縁側は 外に向いて開いているでしょう? |
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縁側は、その家のまた素晴らしいところは、 なんていうんですか、 くれ縁っていうんですか? |
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濡縁(ぬれえん)じゃないんですね。 | |
濡縁じゃないんですよ。 窓があって、その内側に縁側がある。 |
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じゃあ、ちょっと開ければピューって、 ナロちゃん飛び出していきますね! |
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開けない。締め切り。締め切りです。 | |
一同 | (笑) |
「わぁ、外の世界だぁ。 おとうさん、ありがとう」 |
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だめ。危険がいっぱいです。 だめだめだめ。 |
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「たかしまさん、お外に出してくれてありがとう」 | |
だめだめだめ。「危険がいっぱいだよ!」。 | |
いやいや、そんな危険ないですよ。 あ、たかしまさんが心配しているのは お年ごろのナロちゃんに 悪い虫がつくんじゃないかということですか。 |
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「娘さんをください」(笑)? | |
(笑)絶対だめです。出さないです。 | |
えぇー? | |
完全に箱入りです。 | |
もちろん冗談ですけど、 お家が広くなれば、 人間が体育館に住むようなもので、 きっとたのしいでしょうね。 猫の引越しって、なにか むずかしいところはあるんですか? 家につくっていうじゃないですか、猫って。 |
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あ、はい。それが今、ひとつ心配事ですね。 2度ほど友達の家にお泊りで連れていったんですよ。 やっぱりずっともう 出てこないんですよね、隅っこから。 怖がっちゃって。 |
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大島弓子さんの『グーグーだって猫である』を読むと、 ここは自分の家だっていう認識をしたら、 急に元気になったりするって書かれてましたよ。 |
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あ、そうですね。『グーグー』。 それまで、ちょっとかわいそうですけど、 早く慣れてもらえるように おちついて引っ越したいと思います。 |
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引越しは、戦力外通告です。 | |
あぁ、中村監督からはもう。 | |
(笑) | |
ナロ担当でお願いします。 ナロにたぶんつきっきりだと思うので。 |
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「ふう。荷物詰め終わった。 あっ、ナロがいない!」(笑)。 |
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「ナロが!」(笑)。 | |
ガサガサガサ、 「ナロがダンボールに!」 「どこだーっ!」 |
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一同 | (笑) |
そうならないように、 ナロをしっかり守ってます。 |
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そう。そういう役です、たぶん。 | |
作業中はキャリーに入れておけば いいじゃないですか。 あるいは、作業中だけちょっと預けるとか。 |
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そうなんですけどねぇ。 | |
たぶん心配でならないと思います。 | |
ナロが不安にならないようにね。 | |
ともあれ、あたらしい生活、 楽しみですね。 |
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新しい家では、 縁側で一緒に寝るのが楽しみですね。 |
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それだけですか! | |
うん、早く縁側で寝てみたい。 | |
(つづきます) |
2010-12-22-WED |
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