2012-11-28-WED 更新
バスク風トースト
北スペインのバスク地方、
ビルバオという町に滞在したとき、
ハモンイベリコ(生ハム)の有名なお店で
よくわからずに頼んだら、
こんな感じのものが出てきました。
オリジナルは、鶏卵ではなく、
うずらの卵の目玉焼きが2コ乗ってたんですけど、
今回はフランスの「皿焼き卵」風に白身だけを焼いて、
卵黄は生のまま、ソースとして使ってます。
東京で買うハモンイベリコはものすごく高いので、
わりとふつうの(でもおいしい)
イタリア系の生ハムを使ってます。
そういえばビルバオではバルサミコを
添える店もありました。(武井)
・食パン‥‥10枚切りの薄いもの2枚
・すりおろしトマト‥‥1コ分
・[オリオテーカ]オリーブオイル‥‥適量
・塩‥‥適量
・こしょう‥‥適量
・生ハム‥‥パン2枚に敷き詰められるくらい
・卵‥‥2コ
卵は1コずつ、卵白と卵黄に分け、
卵白だけカリッとまるく焼いておきます。
トマトをすり下ろし、オリーブオイル、
塩、こしょうで味をととのえてソースをつくります。
パンをきつね色にトーストし、
トマトソースをたっぷりめに塗り、
生ハムを敷き詰めます。
焼いた卵白をのせ、その上に生の卵黄、
仕上げにこしょうを挽いてかければできあがりです。
[オリオテーカ]トゥッリ/1680円
調味料担当になってから、
オリーブオイルのコーナーである
オリオテーカの店頭で
よく味見をさせてもらっていますが、
マイルドでどんな食材とも相性のいい
「トゥッリ」はお気に入りのひとつ。
ほんのり甘みとオリーブの青い香りで、
後からすこし辛みが追っかけてくる味わい。
苦味はほとんどないので、オリーブオイルが苦手な方や、
これからオリーブオイルに挑戦したい方にも
おすすめしたい一品です。(松田)
だしまき風炒りたまご
「炒りたまご」「スクランブルエッグ」って
似て非なるものだと思いますが、
このメニューはどっちに当てはまるんでしょう‥‥?
ポロポロな感じではないので「炒りたまご」に非ず、
バターや牛乳は足さないので
「スクランブルエッグ」に非ず。
どっちでもないかもしれませんが、
今回は昆布の旨みを加えているので、
「炒りたまご」と名づけました。
だし巻きが苦手な方も、味はだし巻きに近いです。
ごはんにのせてもロールパンにはさんでもおいしいです。(松田)
・たまご‥‥2個
・[松前屋]ウマミナチュレ‥‥小さじ1~2
・サラダ油 適量
小さめの器にたまごを溶きほぐし、
ウマミナチュレを加えます。
小さめのフライパンにサラダ油を熱し、たまごを投入。
菜ばしでくるくるかき混ぜます。
半熟になったところで火を止め、あとは余熱で仕上げます。
[松前屋]ウマミナチュレ プレーン/682円
昆布のフレークなので、うまみがわかりやすいと思います。
伊勢丹新宿店で育てていきたい
「コンディマン(薬味)」というジャンルのひとつですが、
難しく考える必要なんてなくって、
うまみが欲しいなーと思うものにふりかけるだけでOK。
かけうどんにふりかけたり、お漬物にチョイ足ししたり。
ぜひ、お好きな食べ方で
お試しいただきたい一品です。(松田)
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2012-11-28-WED