2013-01-30-WED 更新



すっぱいキャベツのサラダ


チェコに住んでいる友人に
キャベツのレシピを教えて!
と訊いてみたところ、
「即席ザワークラウト」を教えてくれました。
ところが、即席とは言うものの、
陽の当たるところに数日放置が必要。
さらに簡単なのはないのかなと尋ねたら、
「キャベツを茹でておいて、
 ベーコンとたまねぎとクミンシード、
 小麦粉を炒めたところに入れて10分煮て、
 砂糖、酢、塩で調味する」
というレシピを教えてくれました。
それもいいなと思いつつ、
思い出したのが偉大なる料理家、
アラン・デュカス先生のレシピ。
茹でキャベツを、半熟卵と酢とオイルで和えておられました。
‥‥ってことは、マヨネーズが分解されて入ってる、
ってことですね!
ということで、いろいろアレンジ版ですが、
おいしい白ワインビネガーを使って、
酸味のあるキャベツのサラダをつくりました。
ちなみにチェコは紫キャベツ、
フランスは白キャベツを使うみたいです。
もちろん日本のごくごくふつうのキャベツでつくります。

・キャベツ‥‥1コ
・卵‥‥3コ
・[オリディランガ]アルネイス白ワインビネガー‥‥大さじ4
・オリーブオイル‥‥大さじ4
・塩‥‥少々
・こしょう‥‥少々
・生ハーブ(イタリアンパセリ、セルフィーユ、
 エストラゴンなど)‥‥各3~4枝
・パン(全粒粉の茶色いもの)

キャベツの芯を取り、
葉を長さ5センチの短冊切りにします。
鍋にワインビネガーを温め、キャベツを加えて1分ほど煮、
火をとめてオリーブオイル、塩、こしょうをして、
しばらくおいておきます。
半熟のゆで卵をつぶして和えて、
刻んだハーブを散らします。
かりかりに焼いた薄切りのパンをそえていただきます。

[オリディランガ]
アルネイス白ワインビネガー(200ml)2410円

前回、じゃがいもの回で武井さんに使っていただいた
赤ワインビネガーと同じメーカーのもの。
プラドエピスリー(洋特選)のコーナーで販売しています。
「アルネイス」という、イタリアでは
「白のバローロ」と呼ばれる
品種のブドウを使用しています。
フルーティーで甘みのある香りとは裏腹に、
がつんと容赦ない酸味が特徴。
今回は熱を加えたので酸味が丸くなりましたが、
そのままオイルと混ぜてドレッシングにしても
お楽しみいただけます。
(松田)




キャベツたっぷりお好み焼き


前回、みなさんからのツイートどおりに焼いた
チヂミがあまりにも美味しかったので、
お好み焼きにチャレンジします。
粉もの好きの本領発揮、なるか!?
今回はキャベツをたっぷり入れてやさしい味に。
だしとかつおぶしがおいしいと、
キャベツのあまみがぐっと引き立ちます。
豚バラ以外にも、チーズやおもち、
明太子などをトッピングして、
みんなで楽しくわいわい作ってみてください。

3枚分
・キャベツ‥‥1/4玉
・豚ばら肉(薄切り)‥‥100g
・[HISADA]シュレッドチーズ‥‥適量
・薄力粉‥‥150~200g
・卵‥‥2個
・[うね乃]だし屋の白だし‥‥大さじ1
・水‥‥250ml
・サラダ油‥‥適量
・[ケンショー]濃厚ソース、花かつお‥‥適量

キャベツをざく切りにします。
豚肉は食べやすい大きさに切っておきます。
薄力粉、卵、白だし、水をよく混ぜ、
キャベツと豚肉、チーズを加え、さくっと軽く混ぜます。
フライパンにサラダ油を熱し、丸く形を整えて焼きます。
底面に焼き色がついたら豚肉をのせ、
裏返して弱火にし、よく火を通します。
焼きあがったらソース、花かつおをかけて召し上がれ!

[ケンショー]濃厚ソース 300ml 494円

りんごやみかんが入っており、
フルーツソースのような甘さとコクのある
とろっとしたソースです。
今回は、お好み焼きソースではなく、
いろいろと他の料理にも使っていただきたいと思い、
濃厚ソースを使いました。
武井さんもふだん、
このソースを使ってくださっていると知り、感激です。
わたしはすっぱいものがあんまり得意ではないのですが、
このソースは酸味がかなりまろやかで、
たくさんかけてもツンとしないで食べられます。
フライものにはもちろん、
カレーやハヤシライスなどの
煮込み料理に隠し味として使ってもよし、
目玉焼きにそのままかけてもおいしいです。(松田)





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2013-01-30-WED