シルク・ドゥ・ソレイユ 「オーヴォ」を観にいく カロリーメイツ3日間の食の旅。
シルク・ドゥ・ソレイユが日本にやってきます。 今回は「オーヴォ」という公演です。 現在「オーヴォ」のツアーショーは 台湾をめぐっている、ということで ひと足お先に、観にいくことにしました。 ついでに、台北のおいしいものも食べてきます。 向かうのは、サーカスも満腹も大好きな 「ほぼ日」のはっちゃけ3人組カロリーメイツです。
プロローグ1 おいしい台湾、大好きな台湾。
 

私たちは、「うまけりゃうれるべ市。」等で
食べる役としてひそかに活動している
カロリーメイツと申します。3人組です。
このたび、あのすばらしいサーカス、
シルク・ドゥ・ソレイユの「オーヴォ」を
台湾まで観にいくことになりました。
(「オーヴォ」は2014年2月12日に日本にやってきます)

我々の台湾への出発は12月13日(金)で、
日本に戻るのは15日(日)です。
現地から、シルク・ドゥ・ソレイユ「オーヴォ」のこと、
台湾のおいしいもののことを
リアルタイムでレポートします。
13日に旅立つ本番まで‥‥
私たちがいったい、台湾の
「どの店で食べたらいいか」
という、重大事項について話しあいたいと思います。
みなさま、もしよろしければ、
台北のおいしいお店など、
お教えいただければありがたいです。
(メールをご紹介することがありますので、
 ハンドルネームをお書き添えください)

台湾のおいしいお店、教えます。

よろしくお願いいたします。

さて、さる9月。
シルク・ドゥ・ソレイユ取材のために
このように旅立つことになるとは思いもよらず、
我々3人は台湾にプライベイト旅行に行ってまいりました。

今回とおなじく3日間の旅でしたが、
この3人で旅行するのははじめてで、
あまりのうれしさに浮かれすぎ、
自分たちの想像以上に、食べました。
3人の会議は、その旅を振り返ることからはじめます。

スガノ まずは、前回の台湾旅行で
私たちが何を食べたのか、振り返ってみましょう。
ジャンボ 写真をいっぱい撮ったよね。
シブヤ 食べものばかりね。

▲台北到着後、すぐに豆乳で有名な
 「阜杭豆漿」へ。
 豆漿、玉子のパニーニ、
 薄焼き卵のクレープ風のものをすっかり食べました。
 「夢のようにおいしい!」と連呼して
 食の旅が幕をあける。幸先がよい。




▲飲みものでおなかを落ち着かせれば
 続けて何か食べられるという考えで
 「天和鮮物」にて野菜ジュース。


▲ところがこれ、飲むというより食べるものだった。
 おいしかったです。おなかいっぱい。




▲街歩きの途中「いいにおいがする!」と
 鼻をたよりに左右へ歩き、
 甘味処の「東區粉圓」へたどり着く。


▲店内満席の店にはずれなし、でございました。
 あずき入りの冷たいおしるこを食す。




▲次に、シブヤが以前から来てみたかったという
 フルーツパーラー「百果園」へ。
 フルーツのおいしさは半端ない。
 台湾は南国だ!


▲ひとり1個のかき氷完食。
 我々はつねに完食です。




▲夕方になりました。
 小籠包めあてに「明月湯包」へ。
 まずはおつまみを食べる。
 オーダーは、隣のテーブルのおいしそうなものを
 「あれと同じやつ」と告げる方式で。


▲ちなみにカロリーメイツは
 ノンアルコール派です。


▲3セイロいきました。ここの小籠包はあっつあつ。
 つくりたてのおいしさが何よりだと
 私たちは思います。




▲夜も深くなってきたので、
 饒河街夜市に出かけまして。


▲ガイドブックに教えてもらった「東發號」で
 麺線を食べる。牡蠣入り。
 これは1人前を3人で分けました。


▲文鳥占いがおもしろそうだったが
 言葉がわからないのであきらめて。


▲饒河街夜市名物「胡椒餅」に並びます。


▲こんなふうに焼かれていて
 テンションがあがります。
 パリっとした皮が最高でした。


▲これで帰ろうと思ったが、
 ジャンボが芋の餅が食べたいと言い出し。


▲愛玉子(オーギョーチー)は
 どうしても食べるべきだと言い出し。


▲ごきげんで食し。




▲バスに乗って帰りました。


ホテルまでの道で、
「牛乳大王」のミルクセーキを飲みながら。


▲いい夜だったなぁ。
シブヤ これが、1日目?
ジャンボ そうだね。半日の出来事。
スガノ このあと、食い気に拍車がかかります。


▲2日目。「雙蓮駅朝市」に出かけ、
 とうもろこし、りんごなどを
 買い食いします。とてもおいしい。
 台湾は南国だ。




▲通りがかったお粥の店からものすごく
 いいにおいがしたので、見逃せるはずはなく。
 すごーく、おいしかった。


▲おかゆには牡蠣としょうがが入ってました。
 「雙連肉粥」という店名かと思います。
 ここの隣です。




▲歩いて「山西刀削麺」へ。
 1年前、スガノがひとり旅したとき
 現地の人に教えてもらい
 うますぎて涙をこぼし食べた麺。


▲トマトオンリーの「蕃茄麺」がおすすめです。
 だし、麺、値段(270円くらい)、最高です。




▲天仁茗茶のタピオカ入りミルクティーを飲んで
 脳内の幸福度をアップさせ。




▲油化街に行ってカラスミとドライフルーツを購入。
 観光もおみやげもすべて「食」で
 まったく問題ありません。




▲おみやげ探しでおなかもこなれましたので
 「夏樹甜品」へ。杏仁かき氷を食べました。
 自分らの黄色い声あがる。
 これはひとつを3人で分けました。




▲なぜならこの次にハシゴで
 「騒豆花」の豆花を食べたかったからです。
 「はぁぁ〜」とまた歓声。
 いま写真を見るだけでも頬がゆるむよ。


▲どっちの豆花もよかったので、
 複数で行って、
 ちがうタイプのメニューをぜひ。




▲ぶらぶら歩いて「長白小館」へ。
 ここは乗組員モギに教えてもらった。
 ありがとうありがとう。


▲白菜の鍋がおいしい。ここでも叫ぶ。


▲これこれ。発酵したような白菜と
 薄切りの豚が入っています。


▲8種類くらいのたれをあえながら食べます。


▲もういちど、ぜったい食べたい!




▲この頃から「私たちの故郷」と呼びはじめた
 「東區粉圓」にまた寄ってしまい。


▲「昨日とはちがう味のを食べよう」と食後デザート。


▲好きな具材と汁を選んで
 いろんな味にトライできるお店です。
 たのしすぎる。
 さすがに、ひとつを3人でシェア。




▲バスに乗って帰りました。

ジャンボ この1日、しあわせすぎるね。
シブヤ もういっかい、この1日をやれって言われたら
やるね。
スガノ そして、この日の夜、最終日に行く店を
どこにするか、会議したね。
ジャンボ 全員「厳選の目」になってた。
白熱したね。
シブヤ あんな真剣な姿、見たことなかった(仕事でも)。
スガノ 決闘の末、全員一致の店だけに
行くことに。

▲最終日。初日に行った「阜杭豆漿」の豆漿が
 忘れられず、もう一度!


▲もうこれが食べられないのかと半泣き。




▲地下鉄に乗りまして。




▲「思慕昔」でかき氷。


▲ライチ+キンモクセイゼリーが
 たまらんかった。幸せが絶頂へ。




▲開店を並んで待った
 「度小月」で海老の麺と
 海老のすり身揚げを食べ。




▲そのまま名店「鼎泰豊」へ直行!
 (さっきの海老麺は前菜だったのね)


 ジュワッとスープが出てきます。
 これを最後の味の記憶にするはずが。




▲残り少ない時間を余すところなく「食」へ。
 だいだい大好きになった天仁茗茶に駆け込む。
 タピオカ入りミルクティー。
 タロイモ入りもうまかったです。




▲「微熱山丘」でパイナップルケーキを買って。


▲帰りました。
シブヤ いい旅だねぃ。
ジャンボ もういちど同じ旅がしたいねぃ。
スガノ 最後の天仁茗茶で、ジャンボが
タピオカ入りミルクティーを買うとき、
「私、Lサイズにしよっかな♪」
と言うのを聞いてのけぞりました。
シブヤ Lって、大きめの、欧米の、
スケボー乗ってキャップかぶってる人しか
持たないようなサイズですよね。
スガノ あれをジャンボが持つのかと思うと‥‥。
ジャンボ スガノさんだって、あのとき
タロイモ入りのミルクティーに
してたじゃんか。
スガノ タロイモ入り、やさしい味でおいしかったねぃー。
シブヤ かき氷、ラーメン、小籠包を食べたあとで、
これですから。
スガノ あの旅も、
それまで台湾に行ったことのある
ほぼ日乗組員からあらゆる情報を集めて
旅立ったんだよね。
シブヤ そう。みんなが教えてくれて、うれしかった!
だけど、いきあたりばったりで
入ったお店もあって。
ジャンボ そういう店が「あたり」だったときは感激したね。
シブヤ で、今回どこで食べるか、ということですが。
スガノ うーーーーん。
ジャンボ 悩ましいね。
シブヤ なやまじい!
スガノ まず、前回行ったお店で
もういちど行きたいところを挙げてみよう。
シブヤ 私は「山西刀削麺」です(即答)。
スガノさんが涙を流してすするトマト麺です。
スガノ わーーっ、そう来たか! くやしい!
シブヤ なんで。
スガノ あれはほんっとにおいしい。
ジャンボ わかる〜〜〜。
でも私は「長白小館」。
シブヤ ギャーー、あれはおいしい!
(ドンドンドンドン←机を叩く音)
スガノ いろんなタレがお椀に入っててねぃー。
ジャンボ 何のタレか問う間もなく平らげたねぃー。
シブヤ 何かわからないままでもおいしかった!
スガノ あの白菜のすっぱさ‥‥忘れらない。
しかし私は、ぜったいに「阜杭豆漿」には行く!
ジャンボ 行く!
シブヤ 行く!
スガノ 行こう(泣)。
ジャンボ それから、「東區粉圓」。
あそこの店で、黒いおしるこを‥‥。
シブヤ ああ、黒いおしるこ‥‥‥!
ジャンボ ひとり1個、食べるの。
スガノ ひとり1個!(悶絶)
シブヤ 食べる!
スガノ 食べる!
ジャンボ 夢のようだ。
シブヤ わあーい。
スガノ そして‥‥雙連駅の近くの
通りがかりに突然嗅覚に操られたように入った
お粥のお店にも行く!
シブヤ あのまぼろしの!
(勝手にまぼろし呼ばわり)
ジャンボ 店の名前、ほんとに「雙連肉粥」かなぁ。
シブヤ でも私は場所を覚えています。
確認しがてら、行きましょう!!
スガノ わあーい。
ジャンボ 天仁茗茶には絶対寄っちゃうね。
シブヤ 寄っちゃう寄っちゃう!
スガノ この調子だと、
また同じお店に行くことになっちゃいそうだなぁ。
ジャンボ 新しい味を求めたいです。
シブヤ 求めたいです。
スガノ 今回はシルク・ドゥ・ソレイユの取材を
しながらなので、
我々が台湾のごはんを食べることができるのは
(スケジュール表を見る)
ざっと、
1日目の深夜、
2日目の朝、遅い昼、夜、
3日目の朝、昼
以上。
ジャンボ そんだけかー。
シブヤ でも私たちは、お昼を分けて食べたりするので‥‥
(スケジュール表を見る)
1日目の深夜、
2日目の朝、遅い昼、おやつ×2、夕食×2
3日目の朝、昼×2、おやつ
ですね。
ジャンボ そんな感じだー。
スガノ 「オーヴォ」のことも、
台湾の食べもののことも、
たくさんレポートできるようにがんばろう!
シブヤ がんばろう!
ジャンボ がんばろう!
よろしくお願いします!

(明日につづきます)
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2013-12-10-TUE
Photo : OSA Images Costumes : Liz Vandal © 2009 Cirque du Soleil
Costumes : Liz Vandal © 2013 Fuji Television

(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN