今日マチ子さんと
「マームとジプシー」の劇作家・藤田貴大さんが
一緒につくった最初の作品である「マームと誰かさん」。
藤田さんと3人の「誰かさん」が
共に舞台をつくりあげる企画で、
2012年5〜7月のうち3日間ずつ公演されました。
藤田さんのパートナーは月ごとに変わり、
5月は音楽家の大谷能生さん、
6月は演劇家の飴屋法水さん、
そして、7月はマンガ家の今日マチ子さんでした。
そのときに描かれた絵の一部が、
こちらです。
多摩川を歩いたときの風景や
女子校の一場面などを
下描きなしで思いつくままに描いたそうです。
今日さんのブログ「今日マチ子のセンネン画報」に
「マームと誰かさんメモ」として
これらの原画はすべて公開されていますので、
ぜひ、ご覧ください。
「マームと誰かさん」では、
2人の役者が演じる舞台上に
ストーリーに合わせて
これらの絵が投影されていました。
撮影:飯田浩一
わたしは今まで
あまり演劇を観たことがなく、
その世界のハードルの高さも感じていたのですが、
この「マームと誰かさん」を観て、
その表現や、生の演技にとても衝撃をうけました。
その感覚を何度も味わいたくて、
「マームとジプシー」の公演があると
かけつけるようになりました。
(おおたか) |