イナカモン外伝、逆襲のサガ。 都会の正体とはなんだろう? |
<入院一日目> さて、そもそもサガコの痔が発覚したのは5年以上前。 気づいてはいたけど、そっと無視して暮らしていくうちに あれよあれよという間に血流は悪くなり、 痔は悪化の一途。 ごまかし続けて一生送るのかなぁ・・・。 やや途方に暮れながらも、 それでも病院に行こうという気には、 どうしてもなれなかったのでした。 そんな私がなーんで今頃になって 「肛門科に行こう!」と思い立ってしまったのか。 「Dr.OKのまじめなおしりのはなし」 というサイトに出会ったからなんです。 http://www2b.biglobe.ne.jp/~dr-ok/ 肛門科のお医者の権威である、 奥田先生がご自分で作られている痔のこのHPには、 切れ痔、いぼ痔、痔瘻、その他、 とにかくおしり関係についてのエトセトラが 細かく書かれている。 気になる手術の必要・不必要の指針から、 いざ手術となった場合の費用、入院の目安日数まで。 こんなに詳しくていいのかしら、 というぐらいホントに詳しいし、 何よりもコンテンツがおもしろい。 先生のセンスがびしばし伝わってくる。 ここまで読んで、読ませていただいて、 「恥ずかしいから病院行くのイヤだ」なんて言ってちゃあ、 これは奥田先生の心意気を無駄にするって ことなんじゃないの!?と思いまして 私は奥田先生の病院へ、ふらふらり〜、 午前中から荷物を抱えてとりあえず病院へ行ったわけです。 途中、アナログ接続用のモジュラージャックを慌てて購入。 (病院内は携帯電話禁止のため) この連載を書くためにiBookを背中に背負ってきたら、 看護婦さんに「なんか、荷物多くないですか?」 と言われました。 病室は6人部屋。 しかも、びっくりしたことに産婦人科病棟。 なるほど、ここだと女子しか居ないというわけで、 とても快適そう。 しかもお風呂も、一人ずつ個別に順番で入れるんだって。 すげぇっす。 病衣に着替えて、ベッドを「根城」に仕立て上げると、 驚異の「処置」が待ってました。 看護婦 「剃りますから」 サガコ 「なにを?」 看護婦 「お尻の毛を」 サガコ 「えええっ!」 看護婦 「産毛とか含めて、とにかく剃りますんで」 サガコ 「はぁ・・・」 さすがに固まりました。 かわいい看護婦さんに、お尻にカミソリあてられて、 これがホントのレディースシェービングとかっていう 問題じゃないです。 緊張してしまって、とにかく時の過ぎるのを待っていると、 「あっ」 と看護婦さんが声を挙げました。 「ど、どうしたんです?」 「すいません、少し切っちゃいました・・・」 き、き、切るなぁぁ! ケツは明日切ってくれ! 今日は頼むから剃ってくれ! 「あ、いいですよー・・・別に、痛くないですし・・・」 「平気ですよね?」 「平気ですー」 これ、男の人だったら、もっと恥ずかしいんでしょうなぁ。 それとも、嬉しいんかなぁ。 明日の朝はいよいよ手術。 でも、15分ぐらいで終わっちゃうんですって。 むーん、不安半分。期待半分。。。 おやすみなさい。 |
2001-04-28-SAT
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