イナカモン外伝、逆襲のサガ。 都会の正体とはなんだろう? |
<痔の講習会で学ぶ> 四日目の朝。 トイレに行った。 出た。 出した。 死ぬかと思った。 男性が、手術後の初めてのお通じを 「女の出産と同じくらい痛い!」なんて表現したのを 聴いたことがあります。 そこで出産も痔の手術も、 両方経験したという隣室の女性に伺ったら 「あんなお通じ、出産に比べたらなんてことないわよ」 と、おっしゃってました。 でも、まぁ、出産には勝てないとしても、 それと比較されちゃうくらいは痛いってことですね、 お通じ。 一応、緩下剤と整腸剤を飲んでますから、 便はゆるいし、力まなくてもするっと来ます。 まぁ、それでもヤツは、 どうしたって傷口通過してやってくるわけですから、 多少しんどいのは仕方ないわけです。 精神力だわよ、あとは。気合いの問題よ。。 「いっ、がっ、は・・・っ!」 声にならない気合いで、全てを堪えて、 正々堂々闘いましたとも! エクトプラズムかなんかが、 口とお尻から同時に出るんじゃないかと思ったなぁ。 でも、我慢できないほどではなし。 「もういやだぁぁぁっ」 って叫んで逃げ出すほど痛くはないです。 だいじょーぶ。 「決死のバトル」は二、三日続くだろうけど、 負けるもんですか。 気合い一発、頑張りましょう。レッツお通じ! 午後には、この病院で月二回開かれているという 「痔の講習会」に、同室の皆様となかよく参加。 若い女性の肛門科医・ドクター高橋が、 スライドを使いながら痔の種類や、 その治療法について詳しく解説してくださいました。 『痔核(いぼ痔)』『裂肛(切れ痔)』『痔瘻(じろう)』 一口に痔と言っても、いろんなタイプがあるんですなぁ。 (詳しくは、奥田先生のHPを参考にどうぞ) http://www2b.biglobe.ne.jp/~dr-ok/ ちなみにサガコは、 もっともポピュラーな痔核タイプでありました。 痔そのものは「絶対手術しなきゃ!」ってほど ひどくはなかったし、 日常生活でも痛すぎてどうしようもない、 ってほどでもなかったんです。 けれども、 放っておいたら妊娠・出産の時に 更に悪化する可能性がありますよ、 と看護婦さんに言われたのが、 手術に踏み切る一番のきっかけでした。 え? じゃあ、近々「妊娠・出産」するような予定でも あるのかって? ・・・・無い。 無いけどさ、女の子としては、 万全の身体で子供産みたいじゃないですか。 それが見果てぬ未来の話であったとしても。ね。 ちなみに、講習に参加してた皆さんはほとんどが 手術を終えられた方たち。 男性が八割、女性が二割といったところ。 働き盛りの三十代、四十代ぐらいの方が中心。 ご年配の方も多かったです。 ・・・20代前半の娘は、 私一人のようでしたけども。。。 やっぱり、お酒の飲み過ぎ、刺激物の摂りすぎ、 お風呂とかに入らず日々清潔にしない、 トイレでの長時間のいきみなんかは お尻に、とーっても良くないんですって。 トイレで新聞読んだり、 本読んだりして長い時間を過ごすのは禁物ですな。 あ、モバイル持ち込んで 「ほぼ日」読みふけるのもダメです。 トイレはさっと済ませて、 お尻に余計な負担をかけないようにしましょうね。 さて、今日のところはひとまずこれにて。 励ましメール待ってます。よろしくお願いします! どうも、傷が腫れてきて、痛いんだなぁ。いててて・・・。 おとなしくしてよっと。 |
2001-05-01-TUE
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