おいしいカレーを多くの人に食べてもらいたい。
そんな気持ちから
20年近く出張料理をしてきた僕は、
今、新しい世界に踏み出そうとしています。
カレー屋をやりたい。
生まれて初めてそんな気持ちが芽生えたんです。
理由は魅力的な形を見つけたからです。
フードトラック「カレーの車」。
そう、どこかに自分の店を構えるのではなく、
どこへでも行ける車にカレーを乗っけて
届けようと思っています。
転がる石のように全国各地で
ライブクッキングをしてきた僕だから、
動けるカレー屋が性に合っている。
将来、店を持つためのステップとしてではなく、
カレー屋の理想形、未来形として
フードトラックを始めます。
さあ、おいしいカレーを作らなくっちゃ。
誰かに教わったレシピや
どこかから借りてきたレシピではなく、
独自に生み出したジャパニーズカレーを。
今、僕の頭の中には
フードトラックでしかできないことの
アイデアが詰まっています。

今までのカレーの世界になかったこと、
カレーを食べてくれるみんなが
望んでいるであろうことを
「カレーの車」に乗せて走ります。
一緒に乗ってくれる人、いませんか？
日本全国を回って、いつかはあの国へ‥‥。
ジャパニーズカレーのポテンシャルを
共に探していきましょう。

水野仁輔さんと一緒に取り組む
カレープロジェクトのチームリーダー木内です。
運営メンバーに興味をお持ちくださり、
ありがとうございます。

もっともっと、カレーを通じて多くの人に
たのしんでもらうために、
もっと確実に、もっと力強く、スピード感を持って
このプロジェクトを進めていくために、
あたらしい仲間を募集することになりました。

水野さんとほぼ日が出会ったのは約10年前。
それからさまざまなコンテンツに
かかわってくださいましたが、
こうして水野さんと一緒に事業をする
運びとなったのは、約１年ほど前のことです。

「カレーのプレーヤーをふやしたい！」
という水野さんの思いをもとに、
2016年10月に「カレーの学校」を開校しました。
現在第３期生の授業のまっただなか。
６月末には京都教室の授業も終わり、200名弱の
生徒さんがカレーのプレーヤーとなるべく
巣立っていく予定です。

そしてこのたび、あたらしく「カレーの車」を
走らせることになりました。
１年前から時間をかけて話し合ってきたことを、
こうして少しずつですが、実現しています。

このプロジェクトに一緒に
たずさわってくれる人は、
カレーを通じて、食べてもらって、
それでたのしんでもらうことによろこびを
見出せる人がいいなと思っています。

力仕事や少し細かな作業もあります。
特にカレーの車の業務には、
体力的に大変なこともきっとたくさんあります。
それでも一緒になってがんばってくれる体力と
思いがあるかただとうれしいです。

得意である必要はないですが、
学校や車で出会う人とのコミュニケーションに
真剣で誠実であってほしいと思います。
そういうかたは、われわれにとってとても心強い
仲間になると信じています。

水野さんと一緒に働けるということは、
学べることがたくさんあるということです。
水野さんの調理を近くで見ることができますし、
学校の授業も聞くことができます。
ぜひこの機会を、ご自身の夢や今後のことに
思いっきりいかしてほしいと
われわれはもちろん、水野さんも考えています。

今は学校と車だけですが、この先このプロジェクトが
どんなふうに広がっていくのか、
今のわたしたちにもまだ分からないところもあります。
ただひとつ言えるのは、われわれも水野さんも、
「もっともっと
カレーでみんなをたのしませたい！」
という思いで挑んでいるということです。

同じ思いを持って一緒に取り組んでくださるかたの
ご応募をお待ちしています。