断食に行ってきます。
断食をするのはこれが2回目で、
今回は5日間の完全断食と3日間の回復食という予定です。
回復食というのは、聞き慣れない言葉ですが、
断食の後のリハビリのようなもので、
重湯からゆっくり「食べること」を回復していく期間で、
とても大切であり、個人でやるのはむつかしいことのようです。
断食はよいと言われる理由は、主に3つあります。
1つ目の目的はダイエット。
食べないのでもちろん体重が減ります。
といっても、
1週間の断食中では3〜5kgくらいしか減らないんですけど。
2つ目の目的は、胃腸をやすませてあげること。
生まれてこの方ほとんど無休で働いてきた胃腸に
特別休暇をあげるわけです。
彼らもうれしいに違いありません。
(ホントは心臓や肺なんかも無休で働いてくれてるので、
たまには休ませてあげたいんですけどね、死んじゃいますから)
3つ目の目的は、体質の変化です。
これは科学的に正しくないのかもしれませんが、
断食をすると明らかに体質というか体調が変わります。
いつでも何にもしないでも、
いっぱいご飯をもらえるもんだと慢心しているからだ(の細胞たち)の
たるんだ精神にカツを入れてやるわけです。
実際、彼らはしゃきっとしてくれるわけです。
どう表現していいかむつかしいんですが、
細胞1人1人が
「こいつは、またいつ食べなくなるかわかったもんじゃないから、
油断しないで行こう」
と緊張感をもって日常を過ごしてくれるというか、
そんな感覚です。
この感じがとてもおもしろく、気持ちよく、不思議なのです。
残念ながら、
前の断食から数年経った今、
彼らは緊張感をすっかりなくしてしまい、
元のダメダメなヤツらになってしまったので、
今回、再びカツを入れに行ってくるわけです。 |