ITOI

頭出し:電波少年的放送局の62時間。
いくつになっても、馬鹿は馬鹿。

臨時更新で、その時その時の会話をお届け!
木曜日のイッセー尾形さんとの会話ですよ。

[イッセーさん、オンステージ]
<第2回(28日更新!)>


イッセー (ネタを披露!)
糸井 ハハハハハ!
ほんとうに、どうもありがとうございます。
すごいですね、一対一っていうのは、やっぱり。
歌詞って、演出の森田さんと
一緒に作られるんですか?
イッセー そうですね。
韓国講演でやったんですよ。
いまのネタ。
ニュアンスはぜんぶ分かる感じで。
糸井 歌もののネタ、増えましたよね。
イッセー そうそう。
けっこうレパートリー増えて。
歌ものだけのライブもやってるんですよ。
さ、歌ネタの次は、歌じゃないやつをやりますね。
お芝居もん、っていうか。
糸井 あ、メールを見ていると、みんな大ウケだ。
イッセー うれしいですね。
イトイさん、これいつまでやるの?
糸井 明日の夜中。
イッセー すごいですねぇ。
そうですか。明日の夜までですか。
もう、つらいところは過ぎたですか?
糸井 いや、つらいというよりは
さっき途中で、なんか
「掃除をしない」って怒られたんで、
そういうのにものすごく弱いんですよ。
怒られるのに弱いんです。
イッセー あ、怒られるの、俺も弱い。
糸井 で、すっごく小さくなったんで、
疲れたとか眠いとかは
地力で乗りこえられるんですけど、
怒られるのがつらいんですよ。
閉所恐怖症じゃないからだいじょうぶですね。
それは、ありがたいです。
イッセー そうそう。
俺だったら、ぜったいできないもん。
イトイさんがいてよかった。
空気の入りがないとキツイんですよね。

・・・いままで、何人ぐらい
いらっしゃったんですか。
糸井 わかんないんですよ。
ひとつずつ思い出としては憶えていますけど、
全体としては、ぼんやりしてますね。
イッセー ぼく、ふだんからぼんやりしてますよ。
糸井 イッセーさん、
ヨーロッパ講演とかしてるじゃないですか。
その時の夢中な記憶って、
ものすごく飛びませんか?
イッセー 飛ぶ。
それに、まだ1週間ぐらいしかいないのに、
もう1か月もいるような気にもなる。
糸井 あぁいうのって、何人ぐらいでいくんですか?
イッセー もう、4〜5人ですね。
糸井 おー。
そういう時、ひとり劇団って、強いですね。
イッセー こまわりききますよ。
糸井 4〜5人って、バンドのツアーよりも
少ないですもんね。劇団でありながらも。
イッセー そうですねー。
糸井 あ、最近ケーブルテレビで
イッセイさんの舞台をがーっとやっていたのを
観ましたよ。
女房と離婚したい男のパターンか何かを、
朝方やっていたんですよ。

一時、暗いのを
選んでやった時あるじゃないですか。
ああいうのを、ぽーんと次元を変えるのに
歌って、いいですよね。
イッセー うん。


(※ネタとネタの間の自然な会話をお届けしました)

2002-05-28-TUE

[イッセーさん、オンステージ]
<第1回(24日17時21分更新!)>


糸井 あぁ、イッセーさんありがとうございます。
イッセー スタッフが、
「イッセーさんネタやりなよ」
って言っててねぇ。
「糸井さんを、少しでも寝かせてやれよ」と。
糸井 ・・・なんてかわいいことを。
それ、誰が言ってくださったんですか?
森田さん?
もりたさーん、ありがとう!
ツマに続いてはじめてです。
ぼくを「かわいそう」と言ってくれた人は。
ぼく、ツマを誤解してたんですよ。
もっとクールな人かと。
でも、その次に言ってくれたのが森田さん。
ありがとねー。
イッセー この長い時間の中だと、
いろんなことに出会いますよねぇ。
糸井 おもしろいんですよ。
みんなが来てくれて、
こちらからうかがわなくても
何かをやってくださったりする。

ちょうど、昔に、
温泉宿のストッリップ劇場に
ちょっと入った時に、
入った瞬間に電気がついたことがあって。
ピンピンピン、っていう蛍光灯の音が
聞こえたんですよ。
・・・それまで、ひとりもお客がいなくて。
そこで、踊子ひとり自分ひとりで、
そういう中で見た経験があるけど、
それに近いですね。
みんながこの部屋に来て下さるのは。
イッセー その時、踊子はおどってくれたの?
糸井 おどってくれたよ。
でも途中で「さむい?」って一言があって
そこからぐずぐずになっちゃいましたけど。
イッセー (笑)ネタは、4〜5本用意しましたので、
イトイさん、見てないやつもありますよ。
「うたもの」とシチュエーションものを、やりましょう。
糸井 ありがとうございます!
豪華ー。
イッセー じゃあ、もうイトイさん休んでください。
眠ってください。
糸井 なんて・・・なんて優しさ。
日記にかいておきたいぐらい。
ぼくはこういう、
わかりやすい優しさが好きだ!
イッセー じゃあ、賑やかなやつからいきましょう。
糸井 準備しているシーンを、
うつしていいですか?
イッセー ええ、いいですよー。
そう言えば、
一対一で演る経験、ぼくもありますよ。
糸井 (笑)
イッセー すごいプレッシャーだった。
でも、お客さんとぼく、
どっちが緊張するかっていう話ですから。
イトイさん、今日はそういうことも含めて
よろしくおねがいします。
糸井 ありがとうございます。トイレにいくね。
イッセー 全国のみなさま、糸井さんが
トイレに行っているあいだに、
着替えております。
これからやるネタは、
たかやまたかおという新人歌手が、
ヘルスセンターみたいなところで
おじいちゃんおばあちゃんを相手に
自分の歌を披露して、
次の歌手につなげるという話です。
糸井 おー。
イッセー 日本テレビといえば、
昔、お笑いスター誕生でかよいまして。
糸井 あぁ、昔そのことで、
村松友視さんが俺に自慢そうに言ったんです。
「イトイはイッセー尾形って知ってる?」って。
出はじめた時に、知らないの?ああそう?って
自慢されたんですよねぇ。

あ・・・俺、「ほぼ日」の事務所のみんなが
楽しみに待ってる画像を見てみようっと。
お、みんな集まってきてるよ。
どれどれ?って。
イッセー うれしいですねぇ。
じゃ、やります!


(※つづきます。数日以内には、残りをお届けだ!)

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2002-05-24-FRI

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