糸井 |
あぁ、イッセーさんありがとうございます。
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イッセー |
スタッフが、
「イッセーさんネタやりなよ」
って言っててねぇ。
「糸井さんを、少しでも寝かせてやれよ」と。
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糸井 |
・・・なんてかわいいことを。
それ、誰が言ってくださったんですか?
森田さん?
もりたさーん、ありがとう!
ツマに続いてはじめてです。
ぼくを「かわいそう」と言ってくれた人は。
ぼく、ツマを誤解してたんですよ。
もっとクールな人かと。
でも、その次に言ってくれたのが森田さん。
ありがとねー。
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イッセー |
この長い時間の中だと、
いろんなことに出会いますよねぇ。
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糸井 |
おもしろいんですよ。
みんなが来てくれて、
こちらからうかがわなくても
何かをやってくださったりする。
ちょうど、昔に、
温泉宿のストッリップ劇場に
ちょっと入った時に、
入った瞬間に電気がついたことがあって。
ピンピンピン、っていう蛍光灯の音が
聞こえたんですよ。
・・・それまで、ひとりもお客がいなくて。
そこで、踊子ひとり自分ひとりで、
そういう中で見た経験があるけど、
それに近いですね。
みんながこの部屋に来て下さるのは。
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イッセー |
その時、踊子はおどってくれたの?
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糸井 |
おどってくれたよ。
でも途中で「さむい?」って一言があって
そこからぐずぐずになっちゃいましたけど。
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イッセー |
(笑)ネタは、4〜5本用意しましたので、
イトイさん、見てないやつもありますよ。
「うたもの」とシチュエーションものを、やりましょう。
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糸井 |
ありがとうございます!
豪華ー。
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イッセー |
じゃあ、もうイトイさん休んでください。
眠ってください。
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糸井 |
なんて・・・なんて優しさ。
日記にかいておきたいぐらい。
ぼくはこういう、
わかりやすい優しさが好きだ!
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イッセー |
じゃあ、賑やかなやつからいきましょう。
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糸井 |
準備しているシーンを、
うつしていいですか?
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イッセー |
ええ、いいですよー。
そう言えば、
一対一で演る経験、ぼくもありますよ。
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糸井 |
(笑)
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イッセー |
すごいプレッシャーだった。
でも、お客さんとぼく、
どっちが緊張するかっていう話ですから。
イトイさん、今日はそういうことも含めて
よろしくおねがいします。
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糸井 |
ありがとうございます。トイレにいくね。
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イッセー |
全国のみなさま、糸井さんが
トイレに行っているあいだに、
着替えております。
これからやるネタは、
たかやまたかおという新人歌手が、
ヘルスセンターみたいなところで
おじいちゃんおばあちゃんを相手に
自分の歌を披露して、
次の歌手につなげるという話です。
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糸井 |
おー。
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イッセー |
日本テレビといえば、
昔、お笑いスター誕生でかよいまして。
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糸井 |
あぁ、昔そのことで、
村松友視さんが俺に自慢そうに言ったんです。
「イトイはイッセー尾形って知ってる?」って。
出はじめた時に、知らないの?ああそう?って
自慢されたんですよねぇ。
あ・・・俺、「ほぼ日」の事務所のみんなが
楽しみに待ってる画像を見てみようっと。
お、みんな集まってきてるよ。
どれどれ?って。
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イッセー |
うれしいですねぇ。
じゃ、やります!
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