ITOI

頭出し:電波少年的放送局の62時間。
いくつになっても、馬鹿は馬鹿。

臨時更新で、その時その時の会話をお届け!
数時間ずつ更新で、木曜深夜の対談をご紹介!!

[よわいの会議・祖父江さんとMMだ]
<第2回 おっくう、だね>


祖父江 せっかくだから、絵の話とかも、
いいんじゃないの?
MM あっ!じゃあ…
おとといに、意識がはっきりしたっていうことを、
ここで言っとこうかな!

あのね、寝てたら、金縛りかな?
と思ったんですけど、金縛りじゃなくて。
それで、起きてるのか寝てるのかも
わからないんですけど、
明らかに意識だけがハッキリしていて。
それで、ハッキリした自分の中に
ビジョンが入ってきたんですよ。
祖父江 入ってきたんですか?
それは、寝てたのか起きてたんだかは、
わかんないんですね?
MM わかんないです。
それで、ほんとに起きたときに、
世界が明るく見えました。
祖父江 それは、朝が来たということじゃなく(笑)?
MM それはある(笑)。
祖父江 それもあるけれども、爽やかに。
MM うん。
キラキラしてて、
1枚幕がかかってたのが取れた感じ?
祖父江 メガネしながら寝ちゃったとか、
いうことでもなく。
MM ですね。
祖父江 急に来るもんなんですかね?そういうのは。
MM 急に来ました。
糸井 カップラーメンができましたよ〜。
祖父江 タイミング良かった。
糸井 タイミング良かった(笑)?
祖父江 MM、まだフタ開けちゃあダメなんじゃないの?
ごはん炊いてるときとか、開けるくち?
(ラーメンを床に置いたまま食べ始める)
床で食べるのって久しぶりなんだけど…いいね。
MMは床とけっこう親しいよね。
毎日、床とつきあっているよね。
MM いつも仕事してるときって、
かなりかがみこんでる感じ。
祖父江 MMは、足の下に紙を置いて描くのが多いよね。
僕は、あんまりそれやらない。
MM 自分としては、
そんなにかがみこんでないと思ってたのね。
それが、写真に撮られると、
すごくかがみこんでいることがわかって、
かなりショック。
祖父江 棟方志功チックに。
夢中になるとね、
だんだん紙に近づいてくんじゃないの?
それで、紙は大きいでしょ?
全体を見ずに描くんだよね。
それががいいと思うのは、なんか、あるのかね?
MM 全体を見ようと思ったら、
壁に貼らなきゃダメでしょ?
床に置いてたままだと、
見れるんだけど、斜めで見てるでしょ?
真っすぐ見るためには、貼らなきゃダメでしょ?
祖父江 貼らないといけないね。
MM 貼るのがおっくうなんですよ(笑)。
祖父江 ですよね(笑)。
はぁ〜、おっくうが大事なのかな…。
MM いや、
おっくうは意外と力になりますよね。
祖父江 おっくうはいい?
MM おっくうがらないとできないことって、
あるじゃないですか?
祖父江 あっ!たとえば、
足でチャンネルを変えるとか?
MM そうだね。
祖父江 大事だよね。
MM 最近はリモコンだけどね(笑)。
祖父江 足でチャンネル変えるのはね、得意だったの。
MM 足の指が長い?
祖父江 ん〜、そんなでもないけどね、挟むのは得意。
お箸は無理だけどね。
糸井 なんか、心が暖まるな〜、
このふたりがいると(笑)。


(※つづく)

このページへの感想などは、メールの表題に、
「電波少年的放送局」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2002-05-26-SUN
BACK
戻る