ITOI

頭出し:電波少年的放送局の62時間。
いくつになっても、馬鹿は馬鹿。

臨時更新で、その時その時の会話をお届け!
数時間ずつ更新で、木曜深夜の対談をご紹介!!

[よわいの会議・祖父江さんとMMだ]
<第7回 イメージが実現しちゃう>


MM 自分ってさ、この先、どうしようと思ってる?
祖父江 自分ってね、どーしよーって思っても
そうなるもんでもないときもあるけど、
でも、思っといた方がいいような気もするよねぇ。
MM やっぱイメージを持っといたほうが、
いいと思うんだよ。
祖父江 だいたいね、こんな風ってね。
でも、ねぇ?う〜ん・・・
MM でも、イメージを持っといたら、
ほんとにその通りになっちゃうから、
気をつけて持たないと。
とんでもないイメージを持っちゃってさ、
もうヒーヒー言っちゃうこともあるからね(笑)。
祖父江 思い通りになりすぎちゃって?
MM 若い子に言いたいんですけどもね、
イメージを持ったらほんとになっちゃうからね。
でも、そのイメージの持ち方が、
みんな弱すぎるんだよね。そう思う。
どう?ちょっとこの番組に来て、
ひとつだけでもいいことを言おうと思って、
いま、ちょっと無理しちゃった。
祖父江 ちょっと頑張っちゃって?
・・・えーっとなんだっけ?おさらいすると?
イメージを持ったほうがいいと、
いうことですね、ハイ。
MM で、弱いイメージは持ってもしょうがない、と。
で、より具体的に、より強く持ったものは、
ほんとに実現しちゃうから、気をつけなさい、
ってね、そういうことですかね?
祖父江 あまり具体的になりすぎると、
よくないよね、たぶんね。
MM でもね、こうしたいというものがあったらね、
そこに至るまでのすんごい細かいプロセスをね、
イメージしたほうがね、いいような気がする。
こうしたいんだっていうものを。
祖父江 楽したい(笑)。ダメだよね。
MM いや、楽したいっていうのはね、基本でしょ。
祖父江 楽・・・ま、楽も飽きちゃうだろうけどね。
MM そうなんだよね、飽きちゃうんだよね。
祖父江 たぶんね。・・・揺れてないと。
MM あとはさ、成長がないと飽きちゃうんだよね。
祖父江 成長・・・よわさ。
MM じゃあ、祖父江さんのよわさは?
祖父江 描けないよわさ・・・
どうもね、身体が揺れるんですよ(笑)。
MM んっ?それはあの、物理的に?
それともこう、内面的に?
どう揺れてるの?
いま祖父江さん身体が揺れてるけど、
これのことじゃなくて?
祖父江 これのこと、これのこと。
MM あ、これのこと。
祖父江 どう思います?っていっても、困るよね。
MM あの、問題はないと思います。
あまり気になったことがないですね。
祖父江 なるほどね・・・そうですかー、はい。
MM 気になるのはね、時々、
テンションにばらつきがあるときがありますよね。
祖父江 テンションねー。
MM そういうとき、どっちを中心にしたらいいのか。
祖父江 テンションにばらつきは多分あると思うんだけど、
MMの場合はストレートに絵に反映するから、
よりわかりやすいんじゃないのかな?
すごくいい感じのときと、
どうも?っていうときとって線が変わるじゃない?
MM うん、そうなんだよね・・・。
祖父江 そうなのよ。なので・・・。
MM ちゃうちゃう、祖父江さんのことだよ?
今言ってるのは。
祖父江 へっ!?僕のこと?
MM 祖父江さんが、時々ね、
テンションにばらつきがあるの。
祖父江 あ、僕のテンションか〜。
あ〜、ものすごーくばらつきがあるよね。
MM で、どっちに合わせたらいいのか?今日は。
祖父江 あ、そっか、考えたら今日、
すごくものすごくテンション低かったんだったー。
MM そうでしょ?
祖父江 なんでだろうね?あ、今から上げるわ。
ちょっと上げてみよっか?
MM それで、なんかさ、もうそこまででいいのに、
そっから意味なく上がってるときあるじゃん。
祖父江 あ、ごめん。
MM そういうときは、どうして欲しいの・・・かなあ?
と、いっつも思うの。
祖父江 あ、ごめん。テンション高すぎるとき?
MM みんなもいっしょに合わせて
テンション上げて欲しい?
祖父江 ううん、べつに、どっちでもいいよね。
無理して合わせられると、困っちゃうよね。
普通にしてたらいいよ。
MM OK、OK、そうだよね。
ただ、祖父江さん、
テンション上がれば上がるほど、
なんてゆうの?こういっちゃなんだけど、
あの・・・くだらないギャグを言うじゃない?
祖父江 言うよね。
MM あれは、どうして欲しいの?
祖父江 あれはね、べつにウケなくてもいいけどね、
無視されると、ちょっと辛いところがあるかもね。
MM そう。
やっぱり、こう・・・リアクションは欲しい?
祖父江 リアクションがないと、寂しいよね、なんかね。
せっかくいろいろいいこと考えて言ったのに、
聞いてなかったかもしれない、とか思うと・・・
MM そうなんだよね。
その気持ちはたいへんよくわかります。
祖父江 あんまりないとね。
聞こえなかったかどうかってね。
で、もう1回言っちゃうんだよね。
そうなのよ、そうだった。
なんか、ラーメン食べたらぼんやりしちゃった。


(※つづく。)

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2002-05-30-THU

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