BPS
【ビーピーエス/bit per second】


説明

インターネットや携帯電話などでお馴染みの
通信速度を表す単位。
一秒間に送信もしくは受信できる
デジタルデータの量をあらわしている。
数字が大きい程通信速度は速い。
(一秒間にそれだけ多くのデータのやりとりができるから
 画面の表示やダウンロードなどが速くなる。)
(ぴよりん)

全席指定の電車にたとえてみよう。
車両数が多ければ
(この単位で表された数値が大きいなら)、
一度に多くの人が運べる。
車両数が少ない(数値が小さい)と、
少しの人しか運べない。
よって一日に運べる人数は車両数によって増減する。
つまり車両数(〜bps)は一定期間(1秒)に
運べる人数(情報量)を表しているといえる。
(Sapphire)


正しい用例

ISDN回線は2回線利用で最大128kbpsの通信速度を誇る。
(Sapphire)


関連する語句

ビット(bit):
BInary digiT(2進数)の略。情報量の単位。
漢字一文字=16ビット
8ビット=1バイト(byte)
(Sapphire)

似ているけど違う意味のことば

BBS
→電子掲示板のこと。
(Sapphire)


あんなことこんなこと

あくまでこの通信速度はベストの状態の時の
速さであることを覚えておいて下さい。
多くの人がネットを使う時間(例えば夜中)には
回線が混雑しているので速度は落ちてしまいます。

よく、通信速度のことは車の速度に例えられるんですが、
例えば時速200キロ出せるスポーツカーでも、
交通渋滞にまきこまれたら、速く走れませんよね。
そういったことがネットでも起こっているんだそうです。
(ぴよりん)


最近、雑誌やWebページでは
うちでは64kで接続」「1MのADSLで常時接続」など
bpsをつけないことがほとんど。
だからといって64KB、1MBと間違えてしまうと
全く違う意味になってしまう。
(bpsのbはbit。KB,MBのBはByte。
 詳しくはデータの単位の項へ。)
気を付けよう。
(たまっころー)