12月7日に読書会を中継します!
    ほぼ日の読書会 vol.2
    前回に続いて、糸井重里と河野通和が
    色川武大の『うらおもて人生録』を読みます。

12月7日の19:00から21:00ごろまで、
こちらのページで読書会を中継します。
#ほぼ日の読書会でも感想をツイートしてくださいね。
質問もハッシュタグで募集します!
前回の読書会の様子はこちらから

一冊の本から、広がっていく世界。
ことば、思い、笑い、哲学、時代。
「ほぼ日の読書会vol.2」を開催します。
前回、話し足りなかったというふたり。
そこで、前回に続き登壇者は糸井重里と河野通和、
課題図書は色川武大さんの『うらおもて人生録』です。

一冊の本を真ん中において語り合う、読書会。
はじめてのことで、手探りでしたが、
登壇者それぞれの自由な感想に触れていただけた
時間だったかと思います。
今回もスタイルは同じ、
登壇者がその本を通して考えたことなどを語ります。
その様子を「ほぼ日」で生中継。
どなたでも、自由に参加いただけます。
同じ本をあなたの側にも置いて、
一緒に読書の旅に出てみませんか?
みんなで読む本はこちら

第二回で取り上げる本は、第一回と同じく、
色川武大さんの『うらおもて人生録』(新潮文庫)です。
直木賞作家であり、
無頼派の麻雀小説家として有名な「阿佐田哲也」という
別の筆名も持つ希代の作家のエッセイです。

うらおもて人生録

色川武大
『うらおもて人生録』
(新潮文庫)

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※売り切れの場合は、
こちらのサイトもご確認ください。

[糸井のコメント]
かつて、この本に出合ったとき、ぼくは
「じぶんのこどもに話したいことが、ここにある」
と思いました。
親でも、先生でもない人からしてもらえる話は、
こういうものなんだよと思ったのですが、
こどもよりじぶんのためのような気がして夢中で読みました。
[河野のコメント]
小説を書いてもらったり、
親しくしていただいた思い出の一方で、
おいそれと若造が「利いたふうなこと」を
言うのが憚(はばか)られる
近寄りがたさを感じていました。
色川武大と阿佐田哲也、表街道と裏街道。
2つの顔を持ち、常人には窺い知れない
凄まじい世界を見てきた先輩への畏敬の念がありました。
この本を皆さんがどう読んで、どこに惹かれるのか、
楽しみなようで、ドキドキしています。

読書会を中継します!

読書会は12月7日(木)19:00〜21:00ごろまで、
こちらのページで配信を予定しています。

テーマとなる本を読んでいただいたほうが
より楽しく参加いただけるかと思います。
前回買ってまだ読めていない方も‥‥
今なら間に合います!
よみ終えた方は、またパラパラと、
お気に入りのページをめくりながら参加ください。
活字が苦手な方や時間がない方は、
気になった章だけ読み始めるのが、いいかもしれません。
お気軽に手に取ってみてくださいね。

それでは、「ほぼ日の読書会vol.2」はじめます!


ほぼ日の読書会vol.3告知

第三回の開催を、1月に予定しています!
課題図書はカレル・チャペックの
『園芸家12ヶ月』(中公文庫)です。
年末、こたつに入りながら、
ゆっくり読んでみてくださいね。

2017-12-02-SAT