「ほぼ日刊イトイ新聞の本」が出るよ！

【以前のほぼ日　その３】 創刊３か月近くの内容ざますよ。 こんにちは。以前のほぼ日を ダイジェスト的にお届けしています。 第１回に６月上旬、 第２回に下旬のものをお送りしたので、 今回は、７月か？と思いきや、そうではないっ！ ちょっと日数を飛ばしたほうが、 ダイナミックに楽しめるでは、ありませんか。 創刊３か月近くの、 １週間の「今日の新メニュー紹介」の文を、 今回は、ペタペタ張りましょうか。 （３日、３か月、３年というサイクルの中では、 　セカンドシーズンに突入していきています） ---------------------------------------- 1998-08-31-MON さぁ、月曜日だ。 みんな元気で本日もはりきってまいりましょーぉ！ って、オレは朝礼やってるのか？！ 疲れ気味のときとか、アタマが働いてないときって、 「元気で行こう！」みたいな路線走っちゃうんだよねー。 問題は、「元気で何をするか？」なわけじゃん。 「見る前に跳べ」だの「習うより慣れろ」だのって、 そのコトバを考えた人がいるわけですよね。 そのへんのとこ、元気マニアの方々、よろしくね。 ---------------------------------------- 1998-09-02-WED 「多忙は怠惰の隠れみのである」というコトバを、 ぼくは高校時代の恩師から聞いた。 なにを言ってるのか、理解できるまでに２０年以上もかかった。 ものをちゃんと考えなくても、 多忙であれば、それが言い訳になる。 「忙しいから、あとで」ということにして、 慣れたルーティンワークに息をきらせていれば、 誰も文句は言えない。 毎日更新することを「大事な仕事」だと思っているうちに、 きっと忘れられていることがたまっているのだろう。 コワイですぅっ！ でも、今日も新メニューがあります。 ---------------------------------------- 1998-09-03-THU 「ほぼ日」は、まかないめしだっていつも言うんだけど、 まかないめしってのは、内々のごはんですからね、 しっかりした料理人の手間ひまかけた料理のよさを、 ちゃんと味わうことを、忘れちゃ困りますよ。 ・・・なんて、いま、 今月の「文芸春秋」読んでいて思った。 プロの編集者は、すごいよ、やっぱり。 勝ち負けじゃなく、一読者として、 あらためて感心していました。 ---------------------------------------- 1998-09-04-FRI 夕食のとき、みんなで ドッヂボールの話でもりあがってしまった。 自分たちがやってみたいという気持ちもあるけれど、 スポーツ選手や、元体育会系タレントの 「ドッヂボール大会」を見たい。 川口能活のキャッチ＆スローとか、見てみたいでしょ。 素早いパス、フックボールで逃げる足先を狙う・・・。 だれかテレビ局の人、 ここ読んでたら、企画しませんか？ （全国民がルールを知ってるし、 　経験もあるし、視聴率かせげるよ） ---------------------------------------- 1998-09-05-SAT 久しぶりに、宮崎駿さんと会って楽しかった。 自分より年上のひとが魅力的にみえる日があると、 生きる意欲がわいてくるものだ。 「豚屋」と名付けられたスタジオの横に井戸があって、 そいつのポンプを押して水を出してみた。 そんなことさえ、「なんか、いいなぁ」な気分だった。 ---------------------------------------- 1998-09-06-SUN おぼえている人はおぼえている、と思うんだけど、 「ほぼ日」スタッフは全員忘れていた。 今日は９月６日です。っていうことは、６月６日から、３ヶ月！ 愛想なしでもうしわけありませんが、 記念行事も特集もありません。 せっかくの日曜日を、のんびり過ごすことにしましょうや。 できたら、いままで忙しくてとばし読みしていたページを、 あくびしながらでも読んでやってください。 そんな一服な日には、 ぴったりの新メニューが、「クワガタ採り」。 まだ夏の残り香があるうちに、スニーカーでも履いて、 近くの森にでもいってみてはどうでしょう。 ---------------------------------------- 1998-09-07-MON いまごろになって思い出したんだけど、 今年も地震の噂があったっけ。 毎年、関東大震災のあった日が近づくと、 どこからともなく地震の話が聞こえてくる。 あっちに逃げるこっちに逃げる・・・ 逃げるなら半永久的に逃げてないと いけないんじゃないかと思うけど、 たいていの噂は、 １日か２日の誤差しかないことになっているので、 なにごとも無かった場合は、 逃げてたはずの人と １週間後にまた東京で会ったりする。 今年も、おなじだった。 ---------------------------------------- ※全体的に、 　３か月突入の雰囲気っぽい気がしませんか？ 　アーンド、秋の足音を感じる１週間の文でした。 （明日に、つづくなり）

2001-04-10-TUE

戻る