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「ほぼ日刊イトイ新聞の本」が
出るよ!
「サクセスなき成功」と
言われるメディアの軌跡。
取材のスタートから発行まで、もう1年以上だね。
いつも変化している「ほぼ日」だから、
取材をどこでやめていいのか、出版社もわからなかった。
だけど、もう、出る!
「ほぼ日」ほぼ3年以上の歴史が、まるまるわかる本だ。

【5月14日】

<お知らせ>
金曜くらいからお知らせしていたとおり、
予想以上にたくさんのご注文をいただき、
ついに、在庫が切れてしまいました。
そこで、ほぼ日の本の販売を、
14日午前2時頃にしめきらせていただきました。
たくさんのご注文、ありがとうございました!


7日から14日午前までにご注文くださった方には、
5月14日(月)の夜中に、ほぼ日発の予定です。
飛脚メール便というものでお届けしますので、
到着までは、4〜5日かかってしまう予定です。
しばらく、お待ちくださいませ。


ほぼ日紙上での販売は、一息つきましたが、
メールは続々届いていて、嬉しいなあ、と感じています。
送ってくださる気持ちそのものが、ありがたいのです。
できれば、メリー木村は、
全員にお返事を書きたいですもの。

・・・多くのすばらしいメールを代表して、
今日は長めに、数通をご紹介いたしますね。

・darlingの前で「忙しい」というのは
 恥ずかしいのですが、実は私も先週金曜日が〆切りの
 ある案件にて作業の中心になっていた関係から、
 断続的に家に帰れない状況が
 数ヶ月間続いておりました。
 そんな状況を支えてくれたのが、
 その作業の合間に読んだ、
 矢沢永吉さんの「アー・ユー・ハッピー?」であり、
 糸井さんの「ほぼ日刊イトイ新聞の本」でした。
 矢沢さんの本が日経BP社から出ていたのが
 最初は驚きだったのですが、読んでみて、
 実に見事なビジネス書だったのでとても驚きました。
 糸井さんの「ほぼ日刊イトイ新聞の本」に
 書いてあることを読んで、
 「そうだよ!そうだよ!」と何度も思いました。
 (それぞれ感想は、今度メールしますね。)
 もちろん、「ほぼ日」も、
 ほぼ毎日チェックして励まされております。
 そして、糸井さんの仕事に触れる度に、
 「そうだよ!そうだよ!自分もやるぞー!」
 と思っているのです。

 昔から糸井さんのお仕事に励まされてきました。
 TBSの「イトイ式」を見ながら大槻ケンジさんと一緒に
 励まされてきました。そしれ、特に最近の
 糸井さんのお仕事にとてもとても励まされています。
 最近の糸井さんのお仕事を見ていて、
 「日本は絶対大丈夫だ」
 と大きなことを思ったりもします
 (実はこの夏から、2年間アメリカで暮らすので
  こんなことを思うのかもしれません。
  主に企業を依頼者として、3年強、
  仕事に携わってきましたが、専門にしたい分野は、
  著作権法等の知的財産法といわれる分野や
  エンターテイメント法といわれる分野の仕事で、
  今までの下積みが実って、最近、そうした仕事を
  担当する割合がだんだん増えてきております。
  この7月に日本を離れ、こうした分野の法律実務の
  勉強をしにアメリカのロースクールに通うことが
  決まりました。アメリカでもweb上で容易に読める
  「ほぼ日」を、とても楽しみにしています)
 糸井さんのお仕事、これからも
 ずっと楽しみにしています。
 (tm)

・オリジナル封筒を見た時、
 待ってた時の不安もふっとぶくらい、
 本当にうれしく、
 明日も仕事なので早く寝ようと思ってたのですが、
 がまんできずに今晩、読んでしまうでしょう。
 本当に本当にありがとうございました。
 ほぼ日から、何かが届くのって本当にうれしい。
 (オリジナル封筒だからなのでしょうか?)
 やっぱり、書店で買わず、ほぼ日で買ってよかった!と
 心から思いました。
 (chi)

・最近、こんな私ですが、
 考えて実際動こうとしている。
 これでいいのか?とおっかなびっくりしながら・・・
 この本はそんな私に
 それでいいのだ!といってくれました。
 『勝ち負けだけではない価値もこの世の中にはある』
 『みんながうれしい』
 『シェア(わけっこ)』
 ちっとも落ち着かなくてやりたい事がいっぱい。
 安定とは遠いところで暮らしてるわたしですが
 5年後の自分を今より幸せにしたい!
 そのために、今動こうとしています。
 『こんなぼくですが・・』の気持ちがあっちこっちに
 見え隠れしてとっても共感できました。
 又、私と同じように
 共感している人間がたくさんいるから
 こんなに読者もあつまる。おおげさだけど
 日本もまんざらじゃなさそうな気がしませんか?
 特に若い人たち、たのもしいです。
 未来は思ったよりも明るいかも!
 私も仲間に入れてもらえるように動いてみます。
 『それでいいのだ!』byバカボンのパパ
 (ma)


5月13日にいただいたメールの中から、
抜粋をしてお届けいたしました。うれしかった!!
           (14日未明・メリーしるす)


↓好評のアッキィ画伯メッセージを、
 そのまま、保存しておきますね。


【アッキィさん】


※4月26日以降、5月7日朝10時までに
 ご注文いただいた方は、7日の夜に、
 「ほぼ日」鼠穴から、発送をいたしました。
 佐川急便の「飛脚メール便」というもので
 あと3日くらいしたら届きそうですので、
 楽しみにお待ちくださいませ。
 ご注文、ありがとうございます。

『ほぼ日の本』へのたくさんの感想メールを、
みなさん、ほんとうにどうもありがとうございます。
冒頭に「カバーがふわふわだったんです」という
言葉を書いてくださる人がとても多いのが、印象的です。

いつもほぼ日のおさるを描いてくださり、
そして今回の本の装丁も手がけてくださった
アッキィ画伯から、そんなみなさまの感想への
メッセージが届きました。ご紹介いたしますねっ。

_______________________

皆さんが「ふわふわ」の表紙を気に入ってくれて、
うれしいです。
「ラッピングされたプレゼントのような本ですねぇ」
という感想を読んだ時には、
なんかいいことしちゃったなぁオレ、
デザイナー冥利につきちゃうなぁ
と、超ゴキゲンな気分になりました。
あの表紙の中の「ふわふわ」には、
「ほぼ日」の夢と希望を染み込ませたウレタン
が入ってます。
ベストセラーになったら、
「ウレタンを入れたので、売れたんですね」
などと言ってみたいものです。

装丁担当 アッキィ
_______________________



ほぼ日スタッフもお気に入りで、
お仕事で鼠穴に来てくださった人たちに、
「コレ、ふわふわしてるんです」
と、思わず言っちゃってる時もあるんですよね。

↓「表紙がよかったです」というメールを、
 抜粋させていただくと、次のようになっています。

・この不思議な感触は・・・
 しばらくカバーの上からふにふに、
 次にカバーをは ずしてふにふに。
 ちょっとずつちょっとずつ
 寝る前と寝起きに読んでます。
 本になった「ほぼ日」はやっぱり「ほぼ日」だなー
 というのが私の感想です。
 しばらくこのパッと開ける「ほぼ日」(と、その感触)
 を楽しみたいと思います。

・このふわふわした感じはいいですね。
 表紙は、横方向に撫でた時の方が、
 縦方向に撫でた時の感じより、私は好きです。
 この違いは言葉では説明できないので、
 触ってみて、
 「ああ、こういう事かな」と思ってください。

・こんにちは、初めてメールします。
 先日本屋さんでこの「ほぼ日の本。」を
 偶然見かけて買いました。
 手にとったときは感じなかったのですが、
 家に帰って落ち着いて読み始めると、
 なんだかふかふかした表紙の感覚が妙に気になって
 しまいました。昔、子供の頃に作ってもらった
 アルバムの表紙みたいと思ってしまいました。

・今回は、おしゃれに敏感な弟が装丁に引かれ、
 つい手にとって、ぱらぱらめくり、今読んでいます。

・バイトからちょうど帰った時、
 玄関におばさんが来て、
 なんだろう?と思ったら
 なんと ほぼ日の本ではないですか!!!
 ちょー嬉しくて、包みを触ったら、ふんわりしてて
 梱包材が入ってるのかと思いました。
 本、気持ち良いですね。
 さわりたくなる本ははじめてです。
 読む前にイトイさんにやられた、って気分。

・本、とどきましたあーっ!
 うれしい!ふかふかしてるっ!
 月曜に支払いにいくぞ、と、じぶんメモ。

・届きましたよ!「本」が。
 ありがとうございます。
 お約束の(ふにふに)という動作、してみました。
 そして、カバー、帯、お知らせのお手紙、
 カバー折込をじっくりと読んで、
 パラパラパラ・・・と。
 今の私に、ぐさっ!ときた
 「多忙は怠惰の隠れ蓑」から読みました。

・届きました!ふかふかしてました!
 読んだらまた、メールします!

・本日、ほぼ日の本、届きました。
 ありがとうございます。
 ぷにぷにした手触りがたまらないですね。
 明日から旅行に行くので、新幹線や宿泊先で
 読もうと思っています。まだ開いていません。

・隣に誰かいたら「押しすぎ。」って
 絶対言われるってくらいしつこく表紙押しました。

・さっそく本を押してみる。
 なんとも言えぬ不思議な弾力感。

・読みました!ふわふわの表紙も素晴らしいです!

・本は今読んでいる途中ですが、とってもおもしろい!
 ほぼ日のこと前よりもっと好きになりました。
 表紙の紙がなんだかもこもこ?と、柔らかくて
 それだけで幸せな気持ちになってしまいました〜!

・今日着きました。正確には昨日です。
 まだ中は読まずに、箱を触るように裏返したり
 なで回したり
 両手でムギュムギュ握ったりして遊んでます。
 ラッピングされたプレゼントのような本ですねぇ。
 「ほぼ日」を知らない人にもアピールしそうですね。
 今日から、ゆっくり読ませて頂きます。

・うわさどおり、本を触るとちょっと弾力性があって
 その柔らかさがなんとも気持ちいいです。
 家族もトリコになってました。

・これからお風呂に入って寝るまでの間
 読もうと思います楽しみ!またこの表紙の触り心地!
 これはもう、早速会社にも持っていって、
 しっかり宣伝活動しなくては。

・いっぱいわくわくしながら
 読んでみたいと思っています。
 あのかわいいぶ厚さはたくさん未来を
 はらんでるみたいでうれしくなります。
 さっそくぷにゅっとしたカバーをさわってみました。
 で母も誘ってふたりでわけもなく弾力を
 かわりばんこに確かめたりしていました。
 くせになりそうなはずみかたがたまらなかったです。

・「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読み終えた今、
 身体にあたたかい血となって戻ってきたような、
 不思議な感じがしています。
 本の表紙のふっくら、ほわほわした感じに似ています。

・ほぼ日を一度も見たことのない彼が、
 つまりまったくほぼ日の本のことを
 これまで知らなかった彼が、
 本を触った瞬間
 「あ!ふわふわしてる!気持ちいいねー」と
 さっそく“ふにふに”していました。

・手にとったとき、まず表紙を押してみました。
 「ぷにぷにしてるっ!」が、最初の感想。
 本当にやわらかくて、いい感じです。

・今日、買い物から帰ると、郵便受けに
 黄色いほぼ日の封筒が! 早速開けて、
 表紙をふにふにと押してみましたよ。おもしろ〜い。
 材質は普通なのに、
 製本の仕方でふわふわ感を出しているんですかね。

・今日会社から帰ったら
 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」届いてました。
 ありがとうございました。
 昨日本屋さんに行った時みつけて、
 ぷにゅぷにゅしたところでした。
 さっそく読みはじめます。

・お風呂に入りつつ、湯船の中で読んでいたら、
 だんだん表紙がふかふかしてきました。よかった。
 (ふかふかしている表紙にどんな意図があるのかな?
  これからは「ソフト」が大事だっていうことかな?)

・昨日、紀伊国屋書店で触ってきました。
 なんかいい感じですよね、この感触。
 ふわふわっとほっこりしている感じで、
 なんとも言えないですねえ。


ソファな表紙を、楽しんでくださって、
すっごくうれしいです。メールありがとうございます。
          (9日夜・メリー木村しるす)


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(豆知識)
今回の本は、『ほぼ日』を読んでいない人にも
ぜひ、手に取って欲しいじゃないですか。
そこで、店頭での美しきほぼ日読者としては、
これ見よがしに、店員さんに怒られない程度に、
ぷにゅぷにゅと弾力を楽しんでいましょう。
(※今のところ、両手で本を持って親指で触るのが、
  ぼくにはいちばん気持ちいいです【メリー調べ】)

手で本をもてあそんでいるうちに、
「あれ? その本は何なの?」
という視線を感じたら、あなたの勝ちですよ。
心の奥で、ニヤリと笑いましょうぞ。


    ★   ★   ★



『ほぼ日の本』を手にしたかたは、ぜひ、
このように、指で押してみてくださいね。
特殊加工でフワフワした感触を味わえます。
肌ざわりが気持ちいいんだ〜〜。

★ 見本読み連載。






『ほぼ日の本』を、
本屋で立ち読みするように、
試し読みができます。
つまみ食いのように読んで、
おおお!こういう本、と、
気持ちをはやらせながら、
出版を待っていてね。
(4月23日に更新しました)
★ 制作者系の話。






著者の糸井重里や、
編集者の田中さんの、
「『ほぼ日の本』は、
 こういう風に作りました。
 ここを、こう読んでほしい」
という詳しい談話をお届けです。
かなり、本音が出ています。
(4月19日に更新しました)
★ もう思い出を、語る馬鹿。
ここでは、ほぼ日初期の
毎日の言葉を編集をしたり、
アッキイ画伯おさる動画集、
ほぼ日行事ダイジェスト版、
などなどをお送りします。
初期からのほぼ日の歩みを、
親切にご紹介していきます。
(4月23日に更新しました)

2001-04-24-TUE

「ほぼ日」をよく知らない人に、
オススメしたい本が、できました。


こんにちは! ほぼ日編集部のメリー木村です。
さっそく、ニュースからお伝えします。



まず、この写真は、アッキィ画伯デザインのカバーです。
計20案くらいのなかから、選ばれたんだよ。
で、そのカバーが包むものは・・・そうです!
『ほぼ日刊イトイ新聞の本』が、このたび講談社から、
2001年の4月27日頃に発売されることになりました。

『クリエイティブがイニシアティブを持って
 仕事のできる「場」をつくりたい。
 そんなぼくの目の前にあらわれたのが
 インターネットだった-------------。

 まったくのパソコン素人が一念発起。
 「ほぼ日刊イトイ新聞」を
 インターネット上に立ち上げてから三年。
 ドタバタじたばたしながらも、
 どんどんにぎやかな人気サイトに育っていく。

 そこから見えてきたのは、
 これからの「働く」ということ。
 これからの「つくる」ということ。
 これからの「付き合う」ということ。
 そしてこれからの「生きる」ということ。
 勝ち負けだけじゃない価値も
 この世の中にはある。』


↑これは、
カバー折り返しに書いてある文章です。
つまり、『ほぼ日刊イトイ新聞の本』は、
ほぼ日を作るまでと、作ったあと約3年の、
darlingこと糸井重里の考えていた(いる)ことを、
一冊にまとめようとしたもの、なんです。

ほぼ日の愛読者のみなさんには、
もちろん、読んで楽しんで欲しいのですが、
いままでパソコンに触れていない人や
「たまに」ほぼ日を読んでるというような方にも、

ぜひ手にとっていただきたい!と思っています。

「コンピュータや『ほぼ日』のことを、
 テレビでチラッと聞いたことはあるんだけど、
 実際は、よくわからないよなあー」
と思っている人も、これを読めば、
コンピュータの何をおもしろがって、
今まで何をやろうとしてきたのか、
の、ほぼ日の考えが、わかるからなんです。

今日から、このコーナーでは、
ほぼ日の歴史を書いた本の出版をきっかけに、
初心にかえった特集を、していきます。

ほぼ日出版もの宣伝ページというよりは、
「ココに来ると、楽しいものが読めるじゃん!」
と、思わずひきつけられちゃうページを、
おもしろがりながら、作ろうと思います。
毎日、3コーナーが連載されますよ。

このページへの激励や感想などは、
メールの表題に「ほぼ日の本。」と書いて
postman@1101.comに送ろう。

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