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成虫の寿命は約2週間。
いくつかお便りが届いているかもしれませんが、
そのセミのような蟷螂のような虫は、
ヘビトンボという虫です。
幼虫はきれいな清流の中でしか生きられないので、
ヘビトンボがいる地方は、
水が澄んだ環境の豊かなところだと
いうことができます。
私は高校の生物部の合宿で、
標高1500mの山の麓の山荘に宿泊したとき、
初めてヘビトンボを見ました。
虫を採集するために、
ハロゲンライトをつけて網を張ったところ、
色々な虫に混じってヘビトンボが採れていました。
結構不気味な様子の虫ですが、
成虫の寿命は約2週間ととても短いため、
成虫を見られたということは、
とても幸運なことらしいですよ。
ちなみに幼虫は、ムカデを連想させる
さらに不気味な様子です。
(元生物部) |