<2008年の年賀状>
あけましておめでとうございます。
さっそくですが、先月、
こんなメールをいただきました。
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=Subject:田中宏和さんへ
ほぼにちは。
年末になると
「田中宏和 年賀状の軌跡」を思い出します。
(2002年12月30日の記事です。)
もう5年経ちましたので、
5年分の田中宏和年賀状を
大放出していただけないでしょうか。
時々思い出してみては大笑いするコンテンツです。
年末企画として、
どうぞよろしくお願いいたします。
ZEN |
年末になると思い出されるとは、
まるでじぶんが日本野鳥の会か年越し蕎麦のようで、
なんとも面映いですが、
とにかくありがとうございます。
思い起こせば、あれは5年前、
ダーリンが年末年始の海外旅行中のため、
「ほぼ日」留守番を仰せつかった企画でありました。
このページを開けてしまった、みなさま!
これも2008年の運命かと思って、
凧上げや羽根つきでご多用の折、
まことに僭越ではございますが、
まずは、その中のひとつのコンテンツ、
「田中宏和 年賀状の軌跡」を
なにはともあれご一読ください。
あらためまして、
わたくし、田中宏和と申します。
「同姓同名集め」が趣味で、
そんな活動の記録を報告する年賀状を
性懲りも無く14年も続けています。
もう朝から年賀状はたくさん読んだよ、という人も、
そうでない人も、
5年分の活動記録の「大放出」に
おつきあいいただければ幸いです。
まずは、2003年の年賀状から。
「ほぼ日」効果により、
2002年年末から2003年の正月にかけて、
数人の田中宏和さんご本人からの告白メールや、
「田中宏和という人を知っています」通報メールを
数多くいただいたわけですが、
その中のお一人、
一番会いやすそうな「渋谷の田中宏和さん」と、
2003年12月にお会いしました。
ここから「田中宏和運動」は、
第2ステージを迎えた、と、
後世の歴史家は言うはずです。
そのため2004年の年賀状は、こうなりました。
この2003年の動きについては、
ほぼ日でも原稿化しております。
2004年6月
「田中宏和運動」が、荒俣宏さんの目にとまり、
荒俣さんが館長を勤められる、
朝日新聞土曜版「be」の
「こだわり会館」の取材を受けることになり、
「作曲の田中宏和さん」との出会いが実現!
田中宏和が3人集まった時の様子はこちら。
当然、2005年の年賀状は、こうなりました。
この制作にいたるよもやま話は、こちら。
2005年2月
「ほぼ日」にメールをいただいた、
「Webの田中宏和さん」と対面し、
田中宏和4人集会が実現しました。
2006年の年賀状です。
くわしくは、こちら。
2006年2月
「ほぼ日」の武井さんから、
「新たな田中宏和さんと名刺交換」との情報をもとに、
新メンバー「レコード(仮)の田中宏和さん」を迎え、
第4回田中宏和集会を敢行しました。
2007年の年賀状は、しかるべきものになりました。
もし田中宏和ミーティング2006にご興味のある方は、こちら。
(現行のアドレスですが、こんどの更新で変わりますよね)
そして、ついに2008年の新作発表です。
郵政民営化後、初の年賀状ですから、
同姓同名年賀状で広告出演の依頼があるのではと、
内心ひやひやしてましたが、
そんな気配すら無かったです。
ここに盛り込みそびれたネタを
「ほぼ日」読者の方だけにお知らせしますと、
去年、社保庁から「基礎年金番号の照合」の手紙が来ました。
「消えた年金」問題には、
実は同姓同名問題も
深く関係しているんじゃないかと思うわけです。
氏名、生年月日、性別の3条件で、
「名寄せ」するらしいですが、
わたくしには、3条件が一致するひとがいますから、
また今年も社保庁からの手紙を
受け取るんじゃないかと予想しております。
政府泣かせの名前ということなんでしょうか。
昨年、中国には29万人の「張偉さん」がいると知りました。
2位の「王偉さん」も28万人いるというじゃないですか。
おそるべし同姓同名大国、中国。
今年は北京オリンピックもありますし、
中国の年金問題が心配ですね。
じぶんがじぶんで選べないのに、
ずっとじぶんについてまわる人間の記号として、
名前というものがある限り、
いたるところで同姓同名問題は続くわけです。
そういう意味で、
同姓同名収集癖というのは、
人間ならではの遊びかもしれません。
同じ名前を持つ人同士が集まると、
じぶんと同じ名前をもつ他人との境界が混乱してきて、
名前や言葉を持たない生き物としての自己に
スイッチが入るような、
不思議なトリップ感におそわれます。
ぜひ、お試しください。
アッキイさんによる
「田中宏和ブランドロゴ」も出来ましたので、
29万人を目指して、
今年も精進していきたいと思います。
それでは、長々と同姓同名ヒストリーにおつきあいいただいた、
みなさまの名前にも幸多からんことを願って、
田中宏和一同より新年のご挨拶とさせていただきます。
もちろん、引き続き、
「田中宏和」情報を激しくお待ちしています。 |